江戸の町並みや建造物のミニチュアを約40年にわたり制作した浅草の檜細工師・三浦宏さん(1926-2019)のミニチュア模型70点以上を展示し、江戸時代後期の商家や湯屋などの様子を再現します。併せて、本展のために製作した、大河ドラマ「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎の絵草子店「耕書堂」の再現ジオラマをお披露目します。
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特徴・セールスポイント等
・江戸時代後期の呉服屋、湯屋、両替商、旅籠、船宿、庶民の長屋などを縮尺1/10、1/20のサイズで、内部まで精巧に再現したミニチュア模型を展示します。三浦宏の過去最大級の遺作展となります。
・本展のためにドールハウス作家・小幡耕一が製作した、蔦屋重三郎の絵草子店「耕書堂」をイメージ再現した画期的なジオラマ(縮尺1/12)を初公開します。ジオラマの2階では、絵師・彫師・摺師などが手を動かして浮世絵を制作する作業風景を、解説映像とともにご覧いただけます。
・江戸の町並みや東海道の宿場を描いた浮世絵も併せて展示し、そこに描かれた江戸の町並みや庶民の暮らしぶりを鑑賞いただけます。
参考情報
三浦宏(1926~2019)
大正15年、浅草生まれ。船大工の祖父、風呂桶職人の父の技術を受け継ぎ、「三浦風呂製作所」として檜風呂や手桶などを製作するかたわら、江戸期の家屋や生活道具を、職人としての経験と時代考証にもとづき再現。江戸庶民の暮らしや気配までもが感じられる三浦の作品は、全国各地の展覧会に出品され、反響をよんだ。享年92歳。
内容
日 時:2月1日(土)~3月30日(日) 午前9時~午後5時
休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)
会 場:藤枝市郷土博物館・文学館(藤枝市若王子500)
特別展料金:大人600円(団体20名以上480円)・中学生以下無料
マスコミ向け内覧会:1月31日(金)午後3時~4時
案内役:三浦佳子氏(三浦宏長女)・小幡耕一氏(ドールハウス作家)
ギャラリートーク:2月1日(土)午前11時~正午、午後2時~3時 案内役:同上
関連ホームページ
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse/1/802/22210.html