この冬大注目のドイツ・ミステリ、マルク・ラーべ『17の鍵』が創元推理文庫より1月30日に発売されます。
大聖堂の天井から吊るされていた死体。首には17と刻印された鍵が。誰が、いったいなんのために? この鍵の正体は? 読み始めたらやめられない、疾走感と緊迫感に満ちたミステリです。
刊行前に本書を先読みしてくださった読者の皆様から、数多くの熱い感想をいただいています。そのひとつをご紹介いたします!
なお、本作は続編の刊行がすでに決定しています。第二作『19号室』は創元推理文庫より2月28日刊行予定です。
〈刑事トム・バビロン〉シリーズ第一弾『17の鍵』は1月30日刊行です。
どうぞご期待ください。
■書誌情報
17の鍵
判型:創元推理文庫(M)
ページ数:558ページ
ISBN:978-4-488-22904-7
Cコード:C0197
定価:1,430円 (税込)
装画:チカツタケオ
装幀:大岡喜直(next door design)
内容紹介:
早朝のベルリン大聖堂で殺人事件が発生。丸天井の下に、女性牧師の死体が吊り下げられていた。現場に駆けつけたトム・バビロン刑事は、信じがたいものを目撃する。被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。かつて、トムが少年の頃に川で見つけた死体のそばにあったのと同じ鍵が、なぜ今、ここに現れたのか? 圧倒的スピードで疾走するドイツ・ミステリ!
訳者あとがき=酒寄進一
■著者プロフィール
マルク・ラーベ
ドイツ、ケルン生まれ。10代で仲間と映像を撮りはじめ、大学入学前に映像制作会社を設立。大学では演劇・映画・テレビ学とドイツ文学を専攻するものの、会社経営に専念するために中退した。2012年にSchnittを刊行して作家デビュー。同作は〈シュピーゲル〉のベストセラーリストに数週間にわたって掲載された。2018年に刊行した「刑事トム・バビロン・シリーズ」第1作『17の鍵』が大ベストセラーとなる。全4作の同シリーズは、本国で累計発行部数が43万部を超える人気を得た。ケルン在住。
■訳者プロフィール
酒寄進一(さかより・しんいち)
ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。主な訳書に、コルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ「デーミアン」、フォン・シーラッハ「犯罪」「神」、ノイハウス「深い疵」「友情よここで終われ」、カシュニッツ「その昔、N市では」などがある。
株式会社東京創元社
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