▼書籍詳細
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784034374702
株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村雄二)は、人気理系イラストレーターのうえたに夫婦が手がけた工場見学の絵本『工場大ずかん つくりかたしり隊がいく!』を2025年2月3日に発売しました。
ものをつくる現場はなにからなにまでおもしろい!
『工場大ずかん つくりかたしり隊がいく!』は、つくりかたしり隊たちが1つのものができるまでにせまり、紹介する絵本。本作では、えんぴつ、ポテトチップス、歯ブラシ、10円玉、牛乳、ビー玉、けんばんハーモニカ、くつした、絵本の、全部で9種類のものができるまでをお見せします。
▼ブックトレーラー
【特徴1】くわしい工程+工場の俯瞰図で、「ものができるまで」の全部が見られる!
まずは材料の説明と、ものがつくられる工程をしっかり紹介。その製品のためにつくられた特殊な機械はもちろん、意外なところで人の手が入っている製造工程はみどころが満載です。
★ここに注目!「ポテトチップス」の製造工程のみどころ★
・じゃがいもについている土や、皮など、廃棄物の98%をリサイクルしている!
・人の目で1枚1枚のポテトチップスの質(焦げたもの、皮部分)をチェックしている!
・高速スライサーが決められた厚さにカット!
つぎの見開きページでは、製造工程にそって工場のようすを俯瞰図で見ていきます。
工程によっては、実際は別工場で行っているものもありますが、本作では全工程を1見開きで紹介! 絵本ならではの技で、1つのもののつくり方を一挙に俯瞰で見られるのが大きな魅力です。
★ここに注目!「ポテトチップス」工場のみどころ★
【すごい機械】自動選別機:大量のチップスの中から、だめなものをみつけて、空気銃が撃ち落とす!
【すごい材料】特別なパッケージ:光や空気を通さず、チップスの劣化を防ぐ!
【特徴2】すべて著者が実際に取材!
本作の制作にあたっては、実際に著者のふたりが工場を訪れ、担当者にたくさんの質問を重ねながら、現場を取材。理系イラストレーターならでは&一般消費者の視点で、材料のひみつ、製造する機械のすごいポイントなど、わたしたちの見たいこと・知りたいことをたっぷりつめこんだ1冊です。
工場見学好きのお子さまはもちろん、ものづくりに興味のある方、機械に興味がある方など、ご家族で幅広くお楽しみいただける内容になっています。ぜひこの機会にお手に取ってご覧ください。
うえたに夫婦からのメッセージ
新刊『工場大ずかん つくりかたしり隊がいく!』は、私たちが実際にそれぞれの工場に取材に行って描きました。どの工場にも、1つの物を作るのにいろんな工夫があり、びっくりしました。ちなみに個人的におすすめなのはビー玉工場です。長いレールでころころ転がしてビー玉を冷やしたり、工場内が暑いのでアイスが支給されていたり、おもしろポイントが満載です!!
この本がものづくりに興味をもつきっかけになれば嬉しいです。
▼取材協力企業一覧
・えんぴつ:北星鉛筆株式会社
・ポテトチップス:株式会社湖池屋
・歯ブラシ:合資会社三和歯刷子工業所
・10円玉:造幣局
・牛乳:雪印メグミルク株式会社
・ビー玉:松野工業株式会社
・けんばんハーモニカ:株式会社鈴木楽器製作所
・くつした:ハッピープロダクツ株式会社
・絵本(紙):王子製紙株式会社
・絵本(印刷):小宮山印刷株式会社
・絵本(製本):大村製本株式会社
★一部の企業のご担当者様から「推しポイント」を教えていただきました!
https://www.kaiseisha.co.jp/news/33750
★Kaisei webで著者のインタビューを公開しています!
https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/t/ath/ath2501/
著者紹介
うえたに夫婦:奈良県出身・京都府在住。化粧品メーカー資生堂の元研究員の夫と理系ではない妻の夫婦で活動しているユニット。夫が取材・作画を担当、妻が絵の着色を担当している。著書に『ビーカーくんとそのなかまたち』『ビーカーくんのなるほど 理科室用語辞典』『すごい! 品質検査』『マンガと図鑑でおもしろい! わかる元素の本』など多数。イラストの仕事に『キッチンラボ 作って食べておうち実験!』がある。
書籍詳細
『工場大ずかん つくりかたしり隊がいく!』
作: うえたに夫婦 作
定価1,980円(税込)
判型:30cm×22cm
ページ数:40ページ
ISBN :978-4-03-437470-2
対象:5歳から
発売日:2025年2月
書籍詳細:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784034374702