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【水俣問題はまだ終わっていない
】ドキュメンタリー映画の巨匠、原一男監督 最新作「水俣曼荼羅 Part2(仮題)」クラウドファンディング実施中(2月28日まで目標1,000万円)

 国内最大級のクラウドファンディング·プラットフォームを運営する株式会社MotionGallery(本社:東京都中央区 /代表取締役:大高健志)は、『ゆきゆきて、神軍』などで知られるドキュメンタリー映画の巨匠·原一男監督による最新作「水俣曼荼羅 Part2(仮題)」の製作費を募るクラウドファンディングを実施しています(現在404万円/目標1,000万円、2025年2月28日23:59まで)。

 リターンには、取材日記特別編、初の試みである動画ライブ視聴、伊ナイトメア映画祭名誉賞記念オリジナルCAP、マスタークラスの記録を抜粋したオリジナル冊子「原一男の映画哲学」、原一男監督、小林佐智子と茶話会、写真家·原一男、唯一無二のポートレート撮影、公開前ラッシュ視聴·意見交換会ご招待、といったリターンが揃います。

 現在400万円を超える金額が集まっていますが、より支援の輪を広べるべく、配信トークイベントが続々決定。合わせて、制作中の本編映像2本「俺は、生まれてきて幸せだったのだろうか?」編、「それが水俣病だよ」編も解禁されました。制作期間20年、上映時間372分。鬼才·原一男監督の傑作『水俣曼荼羅』続篇にご注目ください。

オリジナル冊子イメージ

【水俣曼荼羅 Part2(仮題)について】

 2021年に公開され、現在も各地で上映が続く「水俣曼荼羅」は、原一男監督が20年もの歳月をかけ作り上げた、372分の一大叙事詩です。穏やかな不知火海に臨み、海の幸に恵まれた漁村だった水俣市は近代以降、化学工業会社·チッソの城下町として大きく発展しました。しかし引きかえに背負った〝死病″水俣病はいまなお、この地に大きな影を落としているのです。「水俣は解決済みだ」世間ではそう思われているかも知れない。でもいまなお県や環境庁との和解を拒否して、裁判闘争を継続している人たちがいる。それならば「ドキュメンタリストとして、自分は水俣を記録しなければならない」そんな想いに駆られ原監督は、水俣という大きなテーマに挑むことになりました。怒りや悲しみばかりではなく、喜び·笑いにも溢れた――そんな『水俣曼荼羅』の世界は、多くの観客を魅了し、現在までに全63館(海外での上映を含む)で上映、9578人を動員。国内の各賞レースを席捲、多くの海外映画祭でも賞を受賞しました。

 今、水俣では胎児性水俣病患者(母親の胎内で罹患した患者さん)の方々が還暦を過ぎ、喜寿を迎え、高齢化しています。そのことを原監督は、とても危惧しているのです。「胎児性の患者さんは水俣病という病気を宿命として背負ったために、寿命が短い。その人たちの生きてきた思い、無念、感情を描きたい」だからこそ焦燥感にかられた原監督はふたたびカメラを手に、水俣を見据える決意を固めました。

【『水俣曼荼羅 Part2』先行映像】

<1>「俺は、生まれてきて幸せだったのだろうか?」

https://youtu.be/nBeubIxslnU?si=sfNFuS8zHD0ecZ5k

2024年1月より撮影を再開した『水俣曼荼羅Part2』。この映像は、2024年7月11日(木)、伊藤元環境大臣が、水俣病患者として治療を続ける金子雄二さん(1955年8月26日生まれ)を訪ねた時の記録。原一男はフリーのジャーナリストとして、唯一、撮影を許されました。

<2>「それが水俣病だよ」

https://youtu.be/Ite-7FWFvrU?si=8OiSUcBQYhvDkF3l
二人は新潟地裁から車に乗り込んだ。一人は新潟水俣病患者を半世紀以上支え続け、今尚、証言台に立つ齋藤恒医師(1930年生まれ)。もう一人は、自身にあらわれた水俣病の症状と闘いながらも水俣病で亡くなった母親·倉本チズの裁判を、弁護士に頼らない本人訴訟で闘う倉本ユキ海さん。「それが水俣病だよ」新潟でも、原一男のカメラは回っていました。

配信トークイベント

■vol.1:1月30日(木)17時30分~(生配信※アーカイブあり)

“日本に民主主義は根付いたか?”

ゲスト:畠山理仁、原一男

「新 原一男チャンネル」より配信 https://www.youtube.com/@shinharakazuo

■vol.2:1月31日(金)15時~16時30分(生配信※アーカイブあり)

”原一男作品の北村匡平的徹底検証”

ゲスト:北村匡平、原一男

「新 原一男チャンネル」より配信 https://www.youtube.com/@shinharakazuo

■vol.3:2月2日(日)17時~18時(録画配信※アーカイブあり)

90歳の田原総一朗×今年80歳になる原による師弟対談”

ゲスト:田原総一朗、原一男

「新 原一男チャンネル」より配信 https://www.youtube.com/@shinharakazuo

■vol.4:2月3日(月)19時~21時30分(生配信※アーカイブあり)

遺言3部作と『水俣曼荼羅 Part2』 撮影の進捗状況を語る

ゲスト:森直人、原一男 

「活弁シネマ倶楽部」より配信 https://www.youtube.com/channel/UCyItJT2FIK8S7oLe5EPAofg

■vol.5:2月9日(日)配信予定(録画配信※アーカイブあり)

“私たちが愛する『水俣曼荼羅』PART1の衝撃、PART2への期待”

ゲスト:大島新、佐々木誠、原一男

「新 原一男チャンネル」より配信 https://www.youtube.com/@shinharakazuo

■vol.6:2月24日(月·祝)リアル開催

(後日、トーク部分のみアーカイブ配信予定)

“【特別上映&トーク】水俣曼荼羅は水俣曼荼羅 Part2へ”

岡田憲治、佐々木誠、原一男

※この回のみリアル開催イベント(有料·詳しくは下記をご参照ください)

https://peatix.com/event/4282199/view?k=26444ad909340444d19f95462e435cc8923109fc

【原一男監督からのメッセージ】

 『水俣曼荼羅』を地元·水俣で上映後、地元の記者クラブの面々が、記者会見を開いてくれた。「原監督、次回作は?」と聞いてくる記者の人たちは、地元·水俣で長く、地道に、臥薪嘗胆、取材を頑張って続けている。その彼らが、「共に、これからも一緒にやりましょうよ」と私を誘ってくれているな、と彼らの心の中の声を聞いたような気がしたのだ。「よし、ならば」と私は俄然、「やってやろうじゃないか!」という気持ちが湧き起こった。 だが水俣の取材は難しい。タブーだらけだからだ。そんなタブーを破ってこそドキュメンタリーだ、と常々信じてる私だが、タブーを破るべくカメラの前に立ってくれた人が、地元の人たちから白い目で見られる、という差別の壁に囲まれて嫌な目に会わざるを得ない。そういった差別構造の厚さを、私は体験的に知っている。だから「part1」では泣く泣くタブーと知りつつ表現を控えたり、オブラートに包んだような表現にしたり、という工夫をした。

 だがpart2を作るとなれば、まさにpart1で、私が忖度してしまった数々のタブーにこそ再度取り組み、もろに撃ち破らなければならない課題を背負うことになる。タブーを破る視座を提示してこそ、part2をつくる価値があるのだ。実は、もう既にpart2の取材·撮影は始まっている。つまりいま私は、分厚い差別の重構造の真っ只中に立っているのだ。

 part1でタブーを十二分に破れなかった悔しさ·無念さバネに、「I” ll be bacck!」とばかり、立ち向かい「更なるエンターテイメント·ドキュメンタリーを作ってみせようじゃないか!」と、私は意気軒昂、闘志満々なのである。そんな私の前には、撮影を重ねる度に大きな壁が立ち塞がってくるが「part2はpart1より10倍以上面白くしなければならない!」という原理論を有言実行したい!
 そのためには制作を応援してくれる皆さまのご支援が、ぜひとも必要になってくる。水俣のタブーを打ち破る私の二度目の戦いに、力を貸して欲しい。

【原一男監督プロフィール】

1945年生まれ、山口県宇部市出身。1966年、東京綜合写真専門学校に入学するも、半年で退学。1969年、銀座ニコンサロンで個展『ばかにすンな』を開催。その会場でのちのパートナー·小林佐智子と出会う。1972年、『さようならCP』で監督デビュー。今村昌平·浦山桐郎監督、カメラマンの姫田眞左久に師事。主な監督作に『極私的エロス·恋歌1974』(1974)『ゆきゆきて、神軍』(1987、ベルリン映画祭カリガリ映画賞、キネマ旬報ベスト·テン日本映画第2位、毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞)『全身小説家』(1994、キネマ旬報ベスト·テン日本映画第1位、毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞)『映画監督 浦山桐郎の肖像』(1997)『またの日の知華』(2004)『ニッポン国VS泉南石綿村』(2017)『れいわ一揆』(2019、毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞)他がある。

【クラウドファンディング概要】
プロジェクト名:ドキュメンタリー映画監督・原一男の『水俣曼荼羅part2』が見たい!

https://motion-gallery.net/projects/Kazuo_79

▼資金の使い方

<制作費(税別)>

撮影料(カメラ等機材・SDカード・移動費等含む)¥2,000,000

車両費(監督自家用車のメンテナンス費含む)¥2,000,000

人件費(撮影アシスタント等スタッフ費含む)¥1,400,000

宿泊費・取材中の食費¥1,300,000

編集費(人件費、データ管理代)¥500,000

音楽制作費(演奏費・収録費)¥300,000

本編DCP制作費(Blu-ray素材等含む)¥500,000

<クラウドファンディング関連経費>

CFサービス利用手数料(目標到達の場合10%)¥1,000,000

CFの運営及び宣伝に伴う経費(人件費やチラシ・ウェブ制作費・リターン制作費含む)¥1,000,000

合計(税別)¥10,000,000

▼スケジュール

2022年夏 『水俣曼荼羅part2』撮影スタート

2023年初春 コロナ禍と資金難のため、撮影中断

2024年1月 ご支援により撮影再開、その後、製作費を集めては取材に出かけている

2025年3月 編集者を雇用し撮り溜めたデータの管理を依頼

2025年~2026年 取材続行

2026年2月~8月 取材と並行して粗編を仕上げる

2026年12月末 初号完成 関係者試写

2027年1月末 完成試写

2027年9月1日 公開

▼リターン(3,000円~100万円)

取材日記特別編(LINE)、初の試みである動画ライブ視聴(限定公開)、伊ナイトメア映画祭名誉賞記念オリジナルCAP、マスタークラスの記録を抜粋したオリジナル冊子「原一男の映画哲学」、原一男監督、小林佐智子と茶話会、写真家原一男・唯一無二のポートレート撮影、公開前ラッシュ視聴・意見交換会ご招待など

MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもたらす創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。

https://motion-gallery.net//

一般のお問合せ:contact@motion-gallery.net

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