舞台は、佐賀県唐津市にある「肥前名護屋城」。約430年前、太閤秀吉が徳川家康や前田利家をはじめとした全国の150を超える武将を集め、人口二十万人を超える巨大都市を築きました。人々の交流によって茶の湯や能などの華やかな文化が花開いたといわれています。
佐賀県は、その歴史や武将たちが愛した伝統文化を、みなさんに体感してもらうため、今年で4回目となる「名護屋城大茶会」を3月22日(土曜日)に開催します。
日本文化発展の〝はじまり″の地に息づく歴史・文化が満載の名護屋城大茶会をこの時期ならではの美しい桜とともに、どうぞお楽しみください。
各流派の茶道団体による呈茶席をはじめ、能・書・華・食・鷹狩などの伝統文化を体験できるほか、今回はなんとテレビ等で活躍している歴史界の”ビッグ3”こと千田嘉博氏、磯田道史氏、平山優氏がはじめて揃う、名護屋城だからこそ実現できた他では聴けないトークショーを名護屋城跡本丸にて開演。
日時
令和7年3月22日(土曜日)
開演 11時00分(12時30分終了予定)
場所
名護屋城跡 本丸(唐津市鎮西町名護屋1938-3)
※屋外(ただし、雨天時は名護屋城博物館ホール)
座席
指定席:大人ひとり1,000円(抽選販売)
立見席:無料(申込不要)
※高校生以下は指定席無料
※雨天時は会場が名護屋城博物館ホール(指定席のみ)となり、立見席はありませんので、当選された方のみ観覧可能となります。
申込受付期間
1月14日(火曜日)~2月16日(日曜日)
※一番下に記載の特設ウェブサイトから申込いただけます。
日時
令和7年3月22日(土曜日)10時~17時
会場
名護屋城跡、佐賀県立名護屋城博物館、前田利家陣跡、茶苑海月、道の駅桃山天下市 (唐津市鎮西町)
主催
佐賀県、唐津市
主な内容
(1)舞台イベント【会場:名護屋城跡(本丸・大手口)】
・華道パフォーマンス 唐津南高校華道部
(やまがた愛の武将隊、古戦場おもてなし武将隊関ケ原組、安芸ひろしま武将隊、熊本城おもてなし武将隊、唐津名護屋武将隊)
・鷹匠実演 石橋美里(いしばしみさと)さん
・豪華賞品が当たる武将隊との大じゃんけん大会
(2)武将が愛した茶の湯に親しむ呈茶席【会場:名護屋城跡本丸ほか】
・本丸会場:茶道宗徧流不審庵唐津支部
・三ノ丸会場:茶道裏千家淡交会唐津支部
・海月会場:茶苑「海月」
・前田利家陣跡会場:茶道表千家唐津同門
(いずれも有料、定員あり)
※「黄金の茶室」「草庵茶室」での呈茶体験もあります!
(3)名護屋城マルシェ【会場:名護屋城跡(大手口広場・本丸)】
地元唐津の名物をはじめ、秀吉ゆかりのグルメや戦国鍋も登場。ひこにゃん、唐ワンくんも参陣。
(4)お城インスタグラマーKAORIさんの陣跡ツアー(有料)
お城インスタグラマーとして人気のKAORIさんの案内で、名護屋城跡や徳川家康陣跡、前田利家陣跡を巡るツアー。
(5)名護屋城ガイドツアー【受付:名護屋城跡観光案内所】
ガイドの解説により、より深く名護屋城を体感。
(無料、1回15名程度、1時間おきに出発、約1時間コース)
(企画・運営:肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会)
(6)ガイドと巡る太閤道散策ツアー【受付:大手口広場名豊塾ブース】
430年前に諸大名の軍勢が歩いた道を散策(無料、約1時間コース)
(企画・運営:名豊塾)
(7)本丸フォトスポット
名護屋に参陣した150を超える武将の幟旗によるフォトスポットや、バルーン掲揚などを予定。
5.料金
入場無料 (一部コンテンツは有料となります)
6.その他
イベントの内容・タイムスケジュールや臨時バスの運行、駐車場等の詳細は特設ウェブサイトに掲載しますので、御参照ください。
https://www.hajimari-nagoya.jp/daichakai/
○さらに大茶会注目ポイント!
① 「武将隊」を探せ!スタンプラリー
全国から参陣した5つの「武将隊」が、舞台だけではなく、大茶会の会場中を散策したり、呈茶を楽しんだりしています。武将隊をみつけてスタンプをゲットしましょう!5つのうち3つを見つけてスタンプを集めると豊臣秀吉の名護屋城大茶会限定オリジナルバッジをプレゼント!
会場は、名護屋城跡だけでなく、名護屋城博物館、前田利家陣跡など範囲が広いのでくまなく探してみて下さい!
② 「黄金の茶室」と「草庵茶室」-秀吉が愛した対極の茶室を堪能-
豪華絢爛な「黄金の茶室」に入ってお茶を飲むことができるほか、竹でつくられた質素な「草庵茶室」の中でお茶を点てる体験も実施します(数量限定)。
実際に名護屋城で披露され、秀吉が愛した2つの対極的な茶室をご堪能ください。
③ 名護屋城博物館の常設展もリニューアル
名護屋城大茶会の会場の一つでもある名護屋城博物館の常設展が一部リニューアルし、大茶会当日にオープンします。歴史学者の3人も出席してオープニングセレモニーも開催。肥前名護屋城の歴史や文化を詳しく知りたい方は、ぜひ名護屋城博物館へお越しください。
<参考>「はじまりの名護屋城。」プロジェクトについて
約430年前、肥前名護屋には豊臣秀吉をはじめ全国から150以上の武将オールスターが集結し、人口20万人を超える、さながら首都のような巨大都市が出現した。そこでは茶の湯や能などによる文化交流が行われ、その後の日本文化発展の礎となりました。本プロジェクトは、そうした“はじまりの地”名護屋城の歴史的価値を磨き上げ、発信する取り組みです。秀吉ゆかりの「黄金の茶室」「草庵茶室」の復元・公開をはじめ、名護屋城大茶会の開催や陣跡等への案内サイン整備などを行い、さらなる文化ツーリズムの拠点を目指しています。