フルフレームミラーレスカメラ用ティルト・シフト等倍マクロレンズ「LAOWA 55mm/100mm F2.8 Tilt-Shift 1x Macro」発売

株式会社サイトロンジャパン（本社：東京都新宿区、代表取締役：渡邉晃）は、Anhui ChangGeng Optical Technology (Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」の新製品「LAOWA 55mm F2.8 Tilt-Shift 1x Macro」および「LAOWA 100mm F2.8 Tilt-Shift 1x Macro」を2025年2月14日 (金)より受注開始*いたします。

本レンズはフルフレームセンサーを搭載したミラーレスカメラ用に設計された、ティルト・シフトマクロレンズです。ピント面や遠近感の歪みをコントロールできるティルト・シフト機能と、被写体の微細なディテールを捉える等倍マクロ機能を兼ね備えることにより、商品撮影、建築、風景などさまざまな分野で活躍します。

本レンズは大きめのイメージサークルを備えており、一部中判ミラーレスカメラのマウントもご用意しております（中判カメラでご使用の場合は、シフト範囲に制限があります）。

■製品特長

精密なティルト(±10°)、シフト(±12mm)の機構を装備

プロ仕様の精密で本格的な±10°のティルト機構と±12mmのシフト機構を備えており、パースペクティブの歪みやフォーカス面を自在にコントロールすることができます。

※中判カメラ(GFXマウント)では、±10°のティルトと±8mmのシフトに制限されます。

【ティルト】

・ティルト機能でフォーカス面を調整することにより、浅い被写界深度を保ちながら特定の面全体にピントを合わせることができます。

・反射面のある製品(ジュエリーなど)の場合、ティルト・シフトレンズを使用することで、不要な反射を最小限に抑えることができます。ティルト機能はとりわけ商品撮影で活躍します。

・さらに、ティルト機能を使えば、ミニチュア効果やフォーカス位置選択など、創造的な効果を得ることもできます

【シフト】

・フルフレームカメラで最大±12mmのシフト機能により、パースペクティブを正確にコントロールし、垂直線のディストーションを簡単に補正できます。建築写真などで威力を発揮します。

パノラマ撮影において、シフト機能を使って撮影することにより、スティッチが簡単で、中膨らみのない、自然な写真が制作できます。

補正方向を変更できる回転機構

2つの異なる回転機構により、補正方向を自由に設定することができ、構図の調整を容易にします。

ティルト方向を変更するための90°回転機構と、シフト方向を変更するために15°毎のクリックをもつ回転機構があります。

等倍マクロ

本ティルト・シフトレンズは被写体をそのまま等倍サイズでカメラのイメージセンサーに写し、細部までクローズアップして撮影することができます。被写体から27～33cmの至近距離までピントが合うため、近距離での撮影も可能です。

低照度環境下での撮影に対応

本レンズは開放F2.8ですので、低照度下でも高画質で撮影することができます。

卓越した光学性能

55mmは11群14枚、100mmは10群13枚のレンズ構成で、周辺光量低下が少なく優れた画質を実現し、細部まで正確かつクリアに描写します。

77mmフィルタースレッド

汎用性の高い77mmフィルタースレッドを採用しており、別途フィルターホルダーを用意することなく、ねじ込み式フィルターを簡単に装着できます。

アルカスイス規格レンズサポート内蔵

レンズサポートが付属しており、アルカスイス規格のシステムで簡単に三脚に装着できます。

■主な仕様

※寸法、質量はマウントにより多少異なります。

■発売概要

＊本製品は受注からお届けまでに通常1か月程度をいただきます。

※市場予想価格はあくまで当社が予想する価格であり、実際の販売価格とは異なります。

※記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

【商品についてのお問合せ先】

株式会社サイトロンジャパン

お客様相談室TEL：03-6908-3116