株式会社 日経BP（本社：東京都港区、社長CEO：井口哲也）が発行する個人生活を刺激する流行情報誌「日経トレンディ」が、2024年に完売・準完売を3号記録するなどして前年を上回る年間実売部数（※1）を達成しました（弊社調べ・見込み）。紙の雑誌（月刊の定期誌）の推定販売金額が前年比約5％減（※2）と市場が縮小する中、数々のヒット企画により実売部数を伸ばし、それを背景に広告売り上げも大きく伸長しました。
※1 年間実売部数には通常版の部数のほか、通常版と表紙のみを変えて発行した増刊2号（6月号、12月号）、特装版1号（12月号）の部数を含んでいます
※2 公益社団法人全国出版協会出版科学研究所ニュースリリース「出版指標」（2025年1月24日）
例年恒例となる「ヒット予測＆ヒット商品」の特集を組み、年間で最大部数を発行する12月号では、初の試みとして通常版のほかに表紙の異なる「増刊 特別表紙版」「特装版」を加えた3冊を同時に発行し、「特装版」は早期に完売するなど、12月号としては前年比で4割近い異例の部数増を実現。「ヒットの予測・分析、ヒット商品について知るなら『日経トレンディ』」との認知が広がり、編集長をはじめとする編集部員のテレビ・ラジオ出演件数は2024年は合計80件以上に上りました。
このほかにも、2月号（『ゼロから稼ぐ新NISA投資術』特集）、8月号（『細かすぎる！東京駅 最新案内』特集）、2025年1月号（『大予測 2030-2050』特集）などが完売、または完売に迫る実売率を記録しました。さらに、部数増を背景に広告集稿も好調に推移し、2024年の広告売り上げは前年比141％と大きく伸長しました。
2025年も好調は継続しており、3月号『ANA＆JAL 完全攻略／細かすぎる！ 羽田空港 最新案内』も完売に迫る実売率を記録。5月号では『アプリで登る！駅近ハイキング』特集を仕掛けるなど、毎年行っているヒット商品、マネー、クレジットカードなどの企画に加えて、実地調査や徹底した取材を基に独自性の高い情報を発信していきます。
日経トレンディ編集長 澤原昇のコメント
「日経トレンディ」は読者の半歩先を示し続けます。
「日経トレンディ」は、ビジネス、プライベート問わず、人生を送る上で役立つ最新の知恵を届けることが使命だと考えています。データを駆使しながら、読者の潜在的なニーズを察知して、様々なテーマの特集をする企画力が編集部の強みです。どの分野についても「その手があったか！」と唸る有益な情報を調べ上げて読者の皆様にお届けします。
徹底取材、調査を基にした誌面作りが媒体創刊時からの哲学です。特に、12月号の「ヒット予測＆ヒット商品」は象徴的な特集で、今や毎年の風物詩になっています。情報が氾濫する世の中にあっても、記者の精緻な“目”で正しく現状を描き、また大胆に次のトレンドを予測します。
出版不況と言われる中でも挑戦を止めずに雑誌と企画の可能性を模索し続け、とことん面白く、最高に実用的なメディアとして情報を発信していきたいと思います。次の展開は「ブランドのデジタルシフト」です。今後の「日経トレンディ」にご期待ください。
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