持続可能な海を目指した啓発活動を行う一般社団法人Chefs for the Blue(東京都渋谷区千駄ヶ谷、代表理事:佐々木ひろこ)は、学生たちがトップシェフたちと「海の未来をつくるレストラン」をつくりあげる人材育成プログラム「THE BLUE CAMP」を題材とした映像を、サステナアワード2024に応募し、計79の応募作品の中から「農林水産大臣賞」を受賞したことをお知らせいたします。
<受賞作品について>
本映像は、「THE BLUE CAMP」のプログラム内容をダイジェスト形式でまとめたもので、全国から選抜された15名の学生たちと東京・京都のトップシェフ4名が、海の未来を考え、学び、実践する様子を描いています。講義やフィールドワークを通して、水産業の現状や持続可能性を実践的に学び、最終アウトプットしてのレストランを一から作り上げた様子が収められており、持続可能な海と食文化の重要性を広く伝える作品となりました。
https://www.youtube.com/watch?v=HeIKjMraCMw
撮影・編集:西村亮哉
審議官(技術・環境)
<サステナアワードについて>
サステナアワードは、食や農林水産業に関わるサステナブルな消費、環境との調和、脱炭素、生物多様性、資源循環など、持続可能な生産やサービス・商品を扱う地域・生産者・事業者の取組に関する動画作品を募集し、優秀な作品を表彰するアワードです。
【主催】
あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~
(農林水産省、消費者庁、環境省)
【共催】
一般社団法人 AgVenture Lab
【アワード事務局】
農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室(協力:消費者庁、環境省)
<THE BLUE CAMPについて>
「THE BLUE CAMP」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の助成を受けて行う、未来を担う次世代の若者を対象とした人材育成プログラムです。海や漁業、その持続可能性などについて学びや実践の機会を提供し、将来、海や水産物に関わる様々な分野で活躍できる人材の種を育てています。2024年は2回目の実施となり、東京と京都の2拠点で選抜された15名の高校生・大学生・専門学校生たちがプログラムを受講しました。プログラム全体には、東京・京都のトップシェフ4名がメンターとして伴走。3ヶ月間の学びと思考の内容を伝える場として、2024年8月に期間限定レストランをオープンしました。
<一般社団法人Chefs for the Blueについて>
Chefs for the Blueは、2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリスト佐々木ひろこの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まりスタートさせた海についての深夜勉強会を起点とする料理人チームです。2021年9月には京都チームも発足しました。「日本の豊かな海をとり戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目標に、研究者やNGO、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指した自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベント、政策提言などの活動を行っています。
【概要】
法人名 :一般社団法人Chefs for the Blue (シェフス フォー ザ ブルー)
設立日 :2018年6月6日(活動開始は2017年)
住所 :東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-13東急アパートメントB1
代表理事:佐々木ひろこ フードジャーナリスト
理事 :岸田周三【カンテサンス】 オーナーシェフ/石井真介【シンシア】
オーナーシェフ/米澤文雄【ノーコード】オーナーシェフ/坂本健【チェンチ】 オーナーシェフ/花岡和佳男「シーフードレガシー 」代表取締役社長
相談役 :村田吉弘【菊乃井】主人