ドラマや映画などに多数制服を採用されている制服専門メーカー「CONOMi」が、学生の成長に伴うパンツ裾長さ問題を解決する「くるりん裾上げパンツ」を開発。
自由制服のパンツ全てを「くるりん裾上げパンツ」に仕様変更し販売を開始しました。
くるりん裾上げパンツとは、パンツの裾に特殊なパーツ(くるりん裾上げシート)を取り付けてあり、ミシン等で裾上げすることなく職人級の仕上がり感でパンツの丈を自在に短くも、長くもできる、今までに全く無かった裾上げ不要なパンツです。
裾についているシートをパンツ内側に折り返すことにより、長さを短くして調整。折り返しの回数により長さを調節できます。もちろんパンツを履いたまま短くも、長くも調整でき成長著しい学生さんにとっては夢のようなパンツとなっています。
くるりん裾上げパンツの特徴
〇 パンツの裾丈を約4cm間隔で何度でも短く、長く調整できる
〇 調整後の見た目は職人級の仕上がり
〇 動いても折り返した裾が落ちてこない
〇 長さ調節は履いたままでも可能、30秒程度で調整可能
〇 パーツは軽く柔らかく、履いていて違和感ありません
〇 家庭洗濯やクリーニングもOK
〇 学生の成長に伴う裾直しが無くなる
「くるりん裾上げパンツ」開発ストーリー
開発のきっかけは、新入学時に学生パンツ購入いただき裾上げしてお渡しするのですが、夏休み明けの衣替え時には、すでにパンツの長さが短くなっていて、再度お直しが必要になっていました。裾を長くするには、お預かりの時間と大きなコストがかかってきます。さらに今後は、お直しの職人も減少することが見込まれることもあり、これを何とか解決できないかと夢見たことがきっかけでした。
開発にはおよそ3年間かかりました。最初は、パンツの内側にファスナーを取り付け、長さを調節できないかなど考えましたが、ファスナーの引手が脚に当たりケガをする恐れがあったり、パンツの裾がピシッときれいにならなかったり、コストがかかり過ぎてしまったりと、上手くいかないことの連続でした。
ブレイクスルーできたのは、詰襟学生服の襟部分の芯地について打ち合わていたときでした。一昔前の詰襟学生服は襟が非常に硬く、肌触り悪く、着心地の悪いものでしたが、現在は柔らかく、肌触りよく、型崩れしにくい形状記憶性能が高いものとなっています。学生さんからも好評で近年は、ほぼ柔らかなタイプしか選ばれない状況にあります。
この柔らかで、肌触りよく、高い形状記憶性能をもつ芯部材を流用できないかと考えたところで開発スピードが一気に上がりました。
その後、素材の研究、パーツ成型の研究、弊社社員やそのご家族による試験着用などを経て完成形へと発展し、特許申請を行いようやく販売にこぎつけました。
CONOMiの紹介
新潟県妙高市に本社があり、原宿竹下通りを中心に常設店4店舗を展開している自由制服ブランド。上品でかわいい制服アイテムが全て揃う学生憧れの制服ショップ。新入学シーズンには、全国にて期間限定ショップも展開する。
また、映画、ドラマ、CM、アーティストのミュージックビデオなど、多数メディアを問わず、幅広く衣装としても使用されている。
■オンラインストア:https://www.conomi.jp/
会社概要
株式会社このみ
新潟県妙高市柳井田町3-2-5
Tel:0255-78-7711
mail:info@conomi.jp