株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰)は自社独自でスポットワーカー※1を募集・採用・管理できるセルフソーシング※2SaaS「matchbox(マッチボックス)」を提供しています。マッチボックスは、各々の企業が独自の人材プールを構築することで、人材採用にかかる時間・コストの大幅な削減が可能となる新たな採用手法、「セルフソーシング」を実現し、自社専用のスポットワークアプリを構築できるサービスです。
この度、イベント設営・運営国内最大手の株式会社シミズオクトのグループ企業で、西日本エリアを中心にイベントサポート事業を手がける株式会社西日本シミズ(本社:福岡市中央区、代表取締役:清水 太郎)が2024年3月にマッチボックスを導入し、2025年1月時点で登録スタッフ数が2,500名を突破しました。これによりイベントスタッフの採用・労務の大幅な省力化を実現しています。
※1スポットワークとは短時間・短期間で雇用契約を結ぶ働き方のこととされています。スポットワークは雇用型ギグワークとも呼ばれ、ギグワークとは雇用関係の有無で区別されることがあります。広義にはスキマバイトとも呼ばれることがあります。
※2人材を自社のデータベースに登録し自社のデータベースに対する人材募集というmatchboxの仕組みをアウトソーシングと対比しセルフソーシングという名称で商標を取得しました。
株式会社西日本シミズは、コンサートやライブ、試合・競技大会などのスポーツイベントや、展示会、コンベンションなどをはじめとする各種イベントの舞台設営・美術施工から当日の運営管理・警備まで、イベントをワンストップでサポートする企業です。
同社では、月に計1万名程度のスタッフを動員してイベントの実施・運営をサポートしており、開催するイベントの規模によっては、1日に800~900名のスタッフを必要とすることもあります。
これまでは、通常の面接を経て登録したアルバイトに電話やLINEなどを用いて連絡を行いシフトを作成、また、採用後に送付する必要のある労働条件通知書もこれまではメールで一人ひとりに送付していました。同社はそれらの作業に多くの工数を割いており、採用・労務の作業時間がかかっていました。
上記の採用・労務作業の効率化に向け、2023年から従来の募集方法に加えて単発のマッチングサービスを使って求人を開始しましたが、システムの不具合やトラブルの解決に時間を要するなど新たな課題が生じました。
さらなる課題の改善を図るため、10社程度の求人サービスを候補に挙げ、検討を行ったところ、導入~運用までのサポート体制が充実している点が決め手となり、マッチボックスの採用を決定しました。特に、マッチボックスが提供する1企業1チーム体制でのサポートや、担当者との迅速できめ細かなコミュニケーションなど、充実したサポートを受けられることが採用の大きな決め手となりました。
同社では、2024年3月よりマッチボックスを導入し、これまでは別個に行う必要のあった求人、求人掲載、採用した人材の管理、業務依頼連絡、といった各プロセスを一元化することが可能となり、既存システム利用時と比較して、採用・労務の作業負担を体感3割程度の削減に成功しました。
マッチボックスは柔軟なカスタマイズ性で、自社の要件に合わせた“専用のスポットワークサービス”の仕組みを構築できるため、自社専用の人材をデータベースに貯めることができます。また、労働条件通知書の送付の自動化などをはじめ、煩雑な人事労務管理を容易にし、業務負担軽減を実現します。さらに、マッチボックスの求人掲載機能により人材確保も容易となりました。これまで特に人材確保が困難だったプロ野球の試合終了後の会場清掃など、業務の開始・終了が深夜帯となる仕事も、マッチボックスのインターフェースの利便性から求人が充足するようになりました。現在では、同社のマッチボックスの登録スタッフ数はイベント業界では最速となる1年弱で2,500名を突破し、長期的な人材の確保も実現しています。
株式会社西日本シミズは、今後もマッチボックスを活用し、人材管理業務ならびにスタッフ採用力の強化を通じて、多岐にわたるイベントのサポートを行っていく予定です。
Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。
以上
「西日本シミズ」について
西日本シミズは、コンサートやライブ、スポーツ、展示会などのイベントの舞台設営・美術施工から当日の運営管理・警備まで、ワンストップで提供しています。
イベントと一口に言っても、近年では新型コロナの世界的流行に伴うワクチン接種会場など、時代に応じて様々なニーズが生じます。西日本シミズはこれまで培った確かな技術で、世の中の流れに沿った多岐にわたるイベントの舞台裏を、高いクオリティで支え続けます。
「matchbox(マッチボックス)」について
「マッチボックス」は自社独自の人材プールを構築することで、スポットワーク人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるセルフソーシング®︎サービスです。導入企業は現役従業員をはじめ、OB・OG(退職者)、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対する1日・数時間からシフトの共有・採用までを簡単に行うことができ、スポットワークの柔軟な働き方と企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティ作りを両立します。また、デジタル化により勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動で対応します。現役従業員、OB・OG、アルバイト、スポットワーカーのすべてをデジタルでマネジメントすることで効率化・高品質化でき、柔軟で信頼性の高い働き方を提供する新しいサービスです。導入事業所に合わせたオーダーメイドのサービス開発を行い、どんな業界・事業所にとっても自信を持って導入していただけるサービスを目指しています。働き手の休業補償や自動採用機能など働き手に対してもフェアなサービスになっています。
・マッチボックスのマッチングまでの流れ:
① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録
② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募
③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定
④ 当該事業所で勤務
「マッチボックス」サービスページ:https://business.matchbox.jp
「Matchbox Technologiesグループ」について
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fusion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。そして、誰もが柔軟に働ける社会の実現を目指しスポットワーク人材のマネジメントをデジタルの力で簡易にするセルフソーシングプラットフォームの「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesはスポットワークの柔軟性と人材コミュニティによる信頼性を両立したサービスを展開する第一人者として、コンプライアンス・法令を遵守した安心して使えるサービスの研究開発を進めています。現在、スポットワークおよびセルフソーシングに関する特許を国内外に30件以上出願しており、基本特許を含む11件以上の特許を取得済みです。2024年にはシリーズAながら約10億円の資金調達を実施しました。自治体や企業の導入も進んでおり、これまでに新潟県や大阪府などの13自治体でスポットワーク・セルフソーシングプラットフォームを受託した実績があります。
企業ページ:https://www.matchboxtech.co.jp/about-us
<会社概要>
社名 株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
設立 2015年7月1日
代表取締役社長 佐藤 洋彰
本社所在地 〒950-0945 新潟市中央区女池上山3-14-10
東京本部 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2丁目5ー1 オーク神田小川町ビル7階
代表電話 025-384-4457
資本金 4.3億円(資本準備金含む)
お問い合わせ先
マッチボックスご相談窓口
TEL: 0120-425-362
https://matchbox.jp/business/form/inquiry