「センバツ」の略称で知られる第97回選抜⾼等学校野球⼤会が3⽉18⽇に開幕するのを前に、毎⽇新聞社は18⽇、「センバツ応援ポスター」を発表しました。センバツ応援イメージキャラクターには、大角ゆきさん(16)、ディランさん(17)=共にオスカープロモーション=を任命。同じ学校の生徒として野球部を球場で応援する様子を表現したポスターを全国展開し、⼤会を盛り上げます。
⽇本列島に春の訪れを告げる第97回選抜⾼等学校野球⼤会(毎⽇新聞社、⽇本⾼等学校野球連盟主催、朝⽇新聞社後援、阪神甲⼦園球場特別協⼒)が⽬前に迫ってきました。春の⾵物詩として定着している本⼤会は、3⽉18⽇から13⽇間の⽇程(休養⽇2⽇を含む)で、阪神甲⼦園球場にて開催します。
毎日新聞社は大会を盛り上げるため、今年も「センバツ応援ポスター」を作成し、大角ゆきさん(16歳・高校1年生)、ディランさん(17歳、高校2年生)を「センバツ応援イメージキャラクター」に任命し、大会のPRに取り組んでいきます。本施策は85回記念大会からはじまり、今回で13回目となりますが、イメージキャラクターを2人任命するのは今回が初めてとなります。
大角さん、ディランさんには、本ポスターをはじめ、さまざまな場面で、出場校や球児へエールを送っていただき、多くの方に、高校野球と甲子園の魅力を広めていきたいと考えています。
本⽇は記者会見を開き、毎⽇新聞社からお二人に「センバツ応援イメージキャラクター」の任命証をお渡ししました。
【大角ゆき(おおすみ・ゆき)プロフィール】
所属事務所:オスカープロモーション
生年月日:2009年1月10日(高校1年)
出身地:埼玉県
身長:165cm
趣味:動物と触れあうこと
特技:そろばん
主な活動:2015年~2019年
NHKEテレ「いないいないばあっ!」ゆきちゃん役
【ディランプロフィール】
所属事務所:オスカープロモーション
生年月日:2007年10月23日(高校2年)
出身地:大阪府
身長:173cm
趣味:ギター、ゲーム
特技:空手、ギター、テニス
◇毎日新聞の記事はこちら
https://mainichi.jp/articles/20250218/k00/00m/050/126000c
【ご参考】
■センバツ応援ポスターについて
本日から大会開催期間中に渡り、各地区の出場校、自治体、交通機関、商店街、飲食店、新聞販売店や毎日新聞各本支社・支局・通信部などで順次、総計約6万枚を掲出予定です。寸法は、B2サイズで左右515ミリ×天地728ミリ、出場32校を網羅した1タイプ(資料1枚目ご参照)と、出場各校名を表記した32タイプの計33種です。なお、本ポスターは、大塚製薬株式会社のご協力をいただき、毎日新聞社が作成しました。
■選抜⾼等学校野球⼤会について
【大会概要】
選抜高等学校野球大会は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催しており、今年で97回を迎えます。日本高等学校野球連盟と毎日新聞社が主催し、朝日新聞社が後援しています。「センバツ大会」「春の甲子園」とも呼ばれ、「春はセンバツから」のキャッチフレーズで人気を集めています。
【開会式入場行進曲】
第97回大会の開会式の入場行進曲は、Omoinotakeの「幾億光年」です。本楽曲は、2024年に放送されたTBSのテレビドラマ「Eye Love You」の主題歌で、ストリーミングの累積再生回数は3億回を超えています。同年の大みそかにはNHK紅白歌合戦に初出場し、本楽曲を披露しました。
【歴史】
センバツは、1924(大正13)年4月に名古屋市郊外の山本球場で選抜中等学校野球大会として始まりました。第1回大会は8校が参加して5日間にわたって開かれ、決勝戦で早稲田実を破った高松商が優勝を飾りました。翌年の第2回大会から甲子園球場で開催され、現在に至っています。高校野球を代表するシーンの一つになっている「勝利チームの校旗掲揚と校歌吹奏」は、アムステルダム五輪陸上競技(女子800メートル)銀メダリストで当時、大阪毎日新聞記者だった人見絹枝さんの発案で、第6回大会から始まりました。また、背番号の着用も第8回大会で試験的に始まるなど、高校野球には戦前のセンバツから始まったスタイルが数多く残っています。
【出場校の選考方法など】
出場校は、全国を北海道、東北、関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の10地区に分けて、地区大会での戦績やチームとしての実力、地域性などを考慮し、毎年1月に開催する選考委員会で選出されます。地区ごとの選出のため、1県から複数校が出場する場合や、出場校がない県も出てくるのが特徴です。一般選考の各地区基本数は、北海道1、東北3、関東・東京6、北信越2、東海3、近畿6、中国2、四国2、九州4となっています。
第73回大会(2001年)から「21世紀枠」を設け、今大会は2校が出場します。①困難な条件を克服した学校②強豪校との対戦で惜敗した学校③今一歩で甲子園出場の機会に恵まれない学校④創意工夫した練習で成果をあげている学校⑤学業と野球部活動を両立している学校――などを選出しています。「秋季都道府県大会でベスト16(⼀部地区ではベスト32)に進出」「甲子園大会への出場経験がないか、出場から長らく遠ざかっている」などの条件を満たす場合に推薦され、候補校となります。「21世紀枠」のほかに、第75回大会(2003年)から新たに「神宮大会枠」を創設し、毎年11月に開催される明治神宮野球大会で優勝した学校の所属地区にも一般選考での出場枠が1つ増えるようになっています。今大会は優勝した横浜(神奈川)の関東地区出場枠が5に増えています。
【今大会の出場校など】
今大会の最多出場は高松商(香川)の29回、また初出場は浦和実(埼玉)、千葉黎明(千葉)、滋賀短大付(滋賀)、エナジックスポーツ(沖縄)と21世紀枠の横浜清陵(神奈川)、壱岐(長崎)の6校です。連続出場は5校で、最長は敦賀気比(福井)の5年連続です。