株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『発達障害・グレーゾーンかもしれない人のための「コミュ力」』(中村 郁 :著)を2025年2月22日に発売いたします。
なぜ、わたしたちには「いい感じ」の人間関係がむずかしい?
〇よく「空気が読めない」と言われてしまう
〇複数人での会話(雑談、世間話、女子会など)が苦手
〇正義感が抑えられない
〇思ったことを口に出さずにはいられない
〇人見知りが激しい
〇人からマウントを取られやすい
〇相手との「ちょうどいい距離感」がわからない
――理由がわかれば、対処ができる。こんなわたしたちのためのサバイバル・ガイド。
わたしたちの特性は、“大きな武器”になる!
22年間、愛されて仕事が途切れない、人気ナレーター・声優の著者が編み出した、発達障害の特性の「得意」を生かし、「不得意」をカバーするコミュニケーション術。
たとえば……
-
ぐちゃぐちゃ人間が見落としがちな「相手の立場に立って考える」ということ
-
つい話が一方的になってしまう人へ
-
世間話には「テレビのバラエティ番組を観ているような感覚」で参加する
-
集団に属したら、何か一つ「自分の役割」を探す
-
「嘘がつけない」わたしたちの特性の活かし方
-
自他の境界線を上手に引けるようになる、「ガラスの扉」の考え方……etc.
「コミュ障」から「また会いたい」と思われる人へ。当事者だからこその「あるある!」エピソードと具体的ハックが満載です。
目次
1章 わたしたちに必要な「守りのコミュニケーション」!
2章 「コミュ力」に自信がない人のための会話術
3章 「あれこれ考えて動けない」ときの対処法
4章 感情に振り回されそうになったときの処方箋
5章「クセ強め」の相手に支配されないために
6章 わたしたちの特性は「武器」にもなる!
7章 それでも心が「ぐちゃぐちゃ」になってしまったときは
著者略歴
中村郁( なかむら・いく)
ナレーター、声優(株式会社キャラ所属)。注意欠如・多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症(ASD)併存の診断を受けた発達障害当事者。発達障害の当事者会「ぐちゃぐちゃ頭の活かし方」主宰。幼い頃からADHD、ASDの特性が災いし、過集中や物忘れ、ケアレスミスの多さなどに悩まされ、学生時代は数々のアルバイトをクビになる。また、人とのコミュニケーションに苦手意識があり、就職活動を放棄するなど、自らの「コミュ障」にも苦しんできた。「自分にできる仕事などない」と自暴自棄になるも、偶然が重なり、ナレーター事務所に所属することに。究極のシングルタスクであるナレーターの仕事は、発達障害の特性と相性がよく、「天職である」と確信。「もう絶対にクビになりたくない」という強い思いから、ナレーター技術だけでなく、発達障害の特性を活かした「コミュ力」の研鑽にも励み、当意即妙の対応が求められるラジオ番組のDJやテレビのリポーターをも務めるまでに。以来、現在に至るまで23年間、のべ11万5000人のクライアントからの信頼を集め、全国ネットの番組のナレーションやCMナレーションを多数務める人気ナレーターとして、第一線で活躍している。2023年より執筆活動も開始。発達障害についての理解を世の中に広めるため、全国各地で講演活動も精力的に行っている。これまでの著書に『発達障害で「ぐちゃぐちゃな私」が最高に輝く方法』(秀和システム)、『発達障害・グレーゾーンかもしれない人の仕事術』(かんき出版)がある。
書籍概要
書名 :発達障害・グレーゾーンかもしれない人のための「コミュ力」
著者 :中村 郁
発売日:2025年2月22日
判型 :四六判
頁数 :296ページ
定価 :1,760円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp