日本は地下資源のとぼしい国とされていますが、かつて各地に鉱山があり、金や銅などの地下資源が盛んに採掘されていました。
国内で約5,000もの鉱山で採掘されていましたが、昭和にはその使命をおえて廃鉱となりました。
鉱山跡は、文化・産業的、あるいは地球科学的な価値を有する遺産として認識され、注目を集めています。なかでも、石見銀山、橋野鉄鉱山は世界文化遺産に登録、2024年には、佐渡金山も世界遺産に登録されました。
本書では、日本国内の鉱山跡31カ所をセレクト。
所在地や産出鉱物、遺産登録などの基本データから鉱山概要、鉱石の産状、遺構の現況などを写真とともに紹介します。
鉱山が好きな人だけでなく、岩石や鉱物が好きな人、遺構に興味がある人にも響く一冊です。
本書を持って、鉱山めぐりを楽しんでみませんか?
【目次】
【著者プロフィール】
五十公野 裕也(いずみの・ゆうや)
1988年、山形県天童市生まれ。2016年山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。理学博士。日本鉱物科学会員。資源地質学会員。(独)産業技術総合研究所特別研究員、山形大学理学部職員を経て、現在は日本鉱山遺跡研究所の屋号名にて、鉱山跡の歴史や魅力を伝えるための活動に取り組んでいる。
【書籍概要】
書 名:日本全国鉱山めぐり 決定版
著 者:五十公野 裕也
仕 様:A5判、192ページ
定 価:2,750円(税込)
発売日:2025年3月11日(火)
ISBN:978-4-416-52438-1
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