「求職者の動きが活発なのは〇時！？」飲食業界における求職者の時間別動向調査を実施！

株式会社グルスタ（本社：愛知県名古屋市中区丸の内）が運営する、業界初（※注1）の飲食業界正社員専門の転職求人サイト「グルスタ」は、約1,400名の飲食業界求職者を対象にした大規模調査を実施しました。本調査では、時間帯ごとの転職活動の動向を分析し、採用戦略に活かせる新たな傾向が明らかになりました。

この調査結果をもとに、企業の採用活動の最適化を支援し、飲食業界全体の採用効率向上を目指します。

※注１：2024年6月　日本国内における「飲食業界の正社員特化の求人サービスとして」自社調べ

調査結果の詳細と分析

調査概要

調査対象：飲食業界で転職活動をする求職者（※注２）

サンプル数：約1,400名

男女比：男性／63.7％　女性／36.3％

調査期間：2024年6月～1月

調査項目：求人に応募した時間帯に関しての調査

※注2：グルスタのユーザーを対象としております。

時間別の転職活動状況

調査結果：時間ごとの転職活動の特徴

本調査により、求職者の転職活動には時間ごとに一定の傾向が見られることが分かりました。

■ 早朝～午前（0時～9時）：応募は少なめ

深夜から早朝（0時～6時）は求職者の活動がほとんどない。

9時以降になると求職者の動きが増加。

■ 午前～昼（10時～15時）：求職者の動きが活発化

10時～12時にかけて求職者数が急増し、その後も15時頃まで高水準を維持

特に12時～13時（ランチ休憩）の時間帯は、スマホで手軽に求人を探す求職者が多いことが考えられる。

■ 夕方（16時～18時）：応募活動のピーク

16時以降求職者数は再び増加するが、18時以降は業務に入るため応募は減少。

すでに飲食業界に在籍している求職者は、ランチ営業後の休憩時間（14時～17時）やディナー営業前（16時～18時）に仕事を探す傾向があると考えられる。

■ 夜～深夜（19時～23時）：ピークから減少も依然高め

18時以降は勤務に入る経験者の求職者が多いためか応募は減少傾向。ただ、ある程度の応募活動は安定的にみられ、17時や18時で定時を迎える求職者が仕事終わりに求人をチェックするケースが多いことが考えられる。

21時前後には再び若干の応募増加が見られ、夜間に求人を確認する層も一定数存在することが見て取れる。

調査結果の総括

本調査により、求職者の転職活動には時間帯ごとに明確な傾向があることが分かりました。午前中（10時～12時）に応募が増加し、夕方（16時～18時）にピークを迎えるという特徴が見られます。特に飲食業界の経験者は、ランチ営業後の休憩時間やディナー営業前の時間帯に仕事を探す傾向があると考えることができるでしょう。一方、夜間（19時～23時）はピークを過ぎるものの、業務終了後の求職者の応募が一定数維持されている傾向も見受けられました。これらのデータを活用し、例えばスカウト配信をする際は求職者の活動が盛んな16時～18時に行うなど、求職者の時間別の動向に合わせて採用活動を最適化すればより効率的な採用成功が実現するでしょう。