2024年度TOKYO KNIT認証商品一覧:品質とサステナビリティを重視した新たなニット製品

新たに認証された商品は、東京の東部に拠点を持つ10社が手がけたもの。自閉症アーティストとのコラボ商品もあるんだって!🎨

解説

TOKYO KNITは、東京のニットファッション業界の未来を支える新しい制作プラットフォームです✨ 2024年度の新規認証商品が全23点、特に注目なのはサステナビリティに配慮した製品たち!同時に、2023年度に開始した障がい者アートコラボプロジェクトからの素敵なデザインも登場します!これからもっと多くのアーティストとコラボし、共生社会を目指す姿勢が強い印象を与えますね😊 認証企業とアーティストのタッグによる商品は、品質や素材にこだわった唯一無二の魅力がありますので、ぜひTOKYO KNIT ONLINE STOREをチェックしてみてください!

この記事のポイント!

1. 2024年度の認証商品は全23点、品質・技術・サステナビリティに配慮。
2. ニットファッション業界を支える企業が参加し、新たなデザインを提供。
3. 障がい者アートコラボプロジェクトが認証商品として商品化。
4. 企業はエコを意識した生産プロセスを重視している。
5. Tokyo Knitが東京文化の未来をリードすることを目指している。

 東京ニットファッション工業組合(東京都墨田区、理事長:深澤隆夫、以下TKF)※1が、実施している「TOKYOKNIT商品認証制度」。2度の認証審査委員会を経て、2024年度に新規で認証商品となったのは全23点です。本制度は、TOKYO KNITブランド認証制度※2で認証されたTKF認証企業であることを前提に、品質を保証するだけでなく、素材や縫製などの品質・技術・創造性、あるいはサスティナビリティへの配慮など独自の審査基準をクリアした商品を認証するものです。

 2024年度は認証審査委員会において、2024年8月29日に開催された際に12点、2025年2月6日に開催された際には11点の商品が認証され、合計23点となりました。企業は伊東メリヤス⼯業株式会社、株式会社ズーム、株式会社ニードル、株式会社マルチョウ、株式会社川島メリヤス製造所、株式会社内田染工場、株式会社和興、丸和繊維⼯業株式会社、百瀬繊維株式会社、有限会社オフィスホドタ(五十音順)の10社からとなっています。いずれも東東京に拠点を構えるTOKYO KNITの企業認証を得たファクトリーです。

【TOKYO KNIT 2024年度 新規認証商品一覧】

全ての認証商品はこちらからご確認いただけます。(https://tokyoknit.jp/product)

 今回は各社の名品にくわえて、2023年度に開始した「障がい者アートコラボプロジェクト」の商品も認証されました。この中には一般社団法人AOAart※3が支援する自閉症の青少年アーティストの作品をTKFの認証企業が、デザインとして商品に落とし込んだものが含まれています。

 また、今回認証された商品の一部は、2025年1月にオープンしたECショップ「TOKYO KNIT ONLINE STORE」にて、販売中です。

■TOKYO KNIT ONLINE STORE

『東京にしか創れないニットのストーリーを知り、認証商品を購入できるプラットフォーム。』

https://shop.tokyoknit.jp/

【認証審査委員】

◉審査委員長:水野誠一(株式会社IMA 代表取締役 すみだ地域ブランド推進協議会 理事長)

◉審査委員(五十音順):

・栗野宏文(ユナイテッドアローズ上級顧問クリエイティブディレクション担当)

・齋藤峰明(シーナリーインターナショナル代表 元エルメス本社副社長)

・高橋正実(MASAMI DESIGN クリエイティブディレクター)

・萩平勉(一般財団法人ファッション産業人材育成機構 理事長)

・村上要(WWD JAPAN 編集長)

・芳村貫太(PROJECT Chino代表)

(左より)萩平勉、齋藤峰明、高橋正実、水野誠一、村上要、栗野宏文 (右上)芳村貫太

■TOKYO KNITについて

東京にしか創れないニットの未来を世界に発信する、それが私たちのミッションです。TOKYO KNITは、東京の東部、墨田区本所界隈を中心に事業を展開しているニットファッション製造事業者が、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。

東京のニット産業の歴史は江戸時代に遡ります。鎖国状態にあった日本は、必要な物資の多くを国内生産に頼る必要があり、戦国時代の終焉とともに訪れた泰平のなかで、武士は刀を捨て、新たな仕事に従事することを迫られました。江戸東部に住んでいた武士は、手編みにより靴下や下着といったメリヤス製品を作るようになり、それが徐々に進化し、明治時代の殖産興業政策により、この地はニット産業発祥の地となったのです。

戦後、ファッション文化の中心となった東京には、多くのデザイナーがアトリエを構え、流通、小売業者も急増。さらに1970年代以降には、東京発のデザインが世界でも高く評価されるようになり、東京のニットメーカーはカジュアルからハイファッションまで、幅広いクリエーションに携わることになりました。東京のニット産業には、歴史と経験に基づく確かな技術力とともに、世界を刺激し続ける東京ファッション独自の創造力を支えるフレキシブルな思想が根付いているのです。

■「障がい者アートコラボプロジェクト」概要

 2023年度に開始した「障がいのあるアーティスト × TOKYO KNIT」のコラボレーション企画をさらに本格化していきます。近年、障がいのあるアーティストたちの活動に注目が集まり、芸術のジャンルのひとつとしても認知されるようになってきました。

 豊かで純粋な才能に出逢い、感動し、アーティストをもっと知りたくなる。そして彼らとの対話を通じて障がいを知り、彼らの人間性を知り、そして更に彼らのファンになっていく。障がいは特別なものではなく、日常にあり、それは社会全体で享受・配慮し、誰もが自分らしくいられる「共生社会」を目指したい。そんな想いで、本コラボレーションはスタートしました。

 高い技術力を持った認証企業とイマジネーションに溢れるアーティストのタッグから生み出される、素材や品質にこだわった商品は唯一無二の魅力を放ちます。今年度は、ファッションを学ぶ若いデザイナーと障がいのある子どもたちが、ワークショップを通じて一緒に作品を作り上げる「次世代クリエイター育成プロジェクト」をスタートします。

*本事業は、東京都中小企業団体中央会が2024年度に実施する【中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援「デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト(TOKYO KNITデジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト)」】としてTKFと株式会社ジェイアール東日本企画によるコンソーシアムで取り組んでおります。

■東京ニットファッション工業組合(※1)

ニット生地ならびに製品の製造業を営む中小企業の経営の改善発展、安定、合理化を図ることを目的とし、昭和24年に中小企業等協同組合法のもと、正式に法人格を持つ団体として発足。昭和61年に現在の名称である「東京ニットファッション工業組合」(TKF)と改称、現在約170社の組合員を擁する組織。(https://www.tkf.or.jp/)

■TOKYO KNITブランド認証制度(※2)

東京ニットファッション工業組合(TKF)では、「技術のブランド化」をテーマに、組合員企業の中で、一定の認証基準を満たす企業を、有識者による認証審査委員会(委員長: 水野誠一)の審査により「『TOKYO KNIT』ブランドの認証企業」として認証しています。現在、認証されているのは35社。さらに昨年度より、認証企業が生産販売する商品について、一定の基準を満たす商品を認証する商品制度をスタートしました。詳細については、ブランドサイト(https://www.tokyoknit.jp/)をご参照ください。

■一般社団法人AOAart(※3)

日本画家の藤島大千氏が代表理事を務め、ワークショップなどで自閉症児のアート活動を支援する団体。丸紅基金、木下財団、日本財団などの支援を受けると同時に、作品の販売、 商品パッケージ利用などを推進。自閉症の人達が、アートを通して本来あるべき人格、尊厳、健全な生活を得、社会へ参画することを促すとともに、広く社会に対し自閉症の人達の尊厳と創造性を伝えるための活動を行い、自閉症の人達と共に生きる社会の構築に寄与することを目的とする。

公式HP:https://aoaart.or.jp/

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