韓国語や繁体字中国語での検索ランキングからも、訪日観光客が注目する商品が見えてきたよ!「目薬」や「サロンパス」、みんなも知ってる?😊
解説
今回のデータは、訪日外国人がどのような商品に関心を持っているのかを示す非常に重要な指標です📊。Paykeは、7言語に対応した訪日外国人向けショッピングサポートアプリ。バーコードをスキャンするだけで情報を得られ、観光客のニーズをしっかりと反映しています✨。本社は沖縄県那覇市にあり、特にアジア圏からの観光客に人気。最新の購買トレンドを理解することで、今後のマーケティング戦略に生かせるかもしれません!✨
この記事のポイント!
1. 訪日外国人の間で「キャンメイク」が最も人気。
2. 韓国語圏では「目薬」や「サロンパス」がランクイン。
3. 健康関連商品「DHC」が繁体字中国語でも注目されている。
4. 英語圏ではスキンケア製品が特に人気で多くのブランドが広まっている。
5. スキャンランキングも重要な指標で、実際の購買行動を示している。
株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:古田奎輔、以下 Payke)は提供する訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke(ペイク)」の検索ワードランキングを発表しました。本発表では、年末から春節(2024年11月1日〜2025年1月31日)にかけての多言語ユーザーの関心を分析し、特に韓国、台湾、香港、英語圏での検索動向に焦点を当てています。
訪日外国人観光客が関心を持つ日本の商品は?
近年のインバウンド需要の回復に伴い、日本のコスメや医薬品の人気が再び高まっています。訪日観光客は、日本ならではの高品質な製品を求めており、その関心は実際の検索データにも表れています。特に、彼らがどのような商品に注目しているのかを示す検索ワードランキングは、最新の購買トレンドを読み解く上で重要な指標となります。
総合検索ワードランキングTOP5
1位:キャンメイク
2位:目薬
3位:ロート
4位:DHC
5位:サロンパス
今回のランキングで最も検索されたのは「キャンメイク」で、日本のプチプラコスメブランドとして特にアジア圏で圧倒的な支持を集めています。続く2位の「目薬」や3位の「ロート」は、日本製の目薬が高品質で種類も豊富なことから、訪日観光客の定番購入アイテムとなっており、ロートはその代表的なブランドとして認知されているようです。このランキングから、日本の美容・健康関連商品が訪日外国人の間で根強い人気を誇っていることが分かります。
言語別の検索ランキング
国や地域によって人気の傾向が異なるため、より詳しく消費者の関心を探るべく、言語別の検索ランキングも発表いたします。
韓国語検索ワードランキングTOP5
1位:キャンメイク
2位:サロンパス
3位:目薬
4位:コバヤシ
5位:ロート
韓国語ランキングでは、美容・健康関連アイテムが上位を占めています。1位「キャンメイク」が圧倒的な人気を誇り、日本でも手頃な価格で質の高いコスメブランドとして評価されていますが、韓国語圏においても人気が高いことが分かります。2位の「目薬」や3位の「サロンパス」は、日本の医薬品の人気が依然として高いことを示しています。
繁体字中国語検索ワードランキングTOP5(台湾、香港)
1位:DHC
2位:ユニクロ
3位:イヴ
4位:目薬
5位:アリナミン
繁体字中国語ランキングでは、健康関連商品が特に注目されています。1位の「DHC」は、日本の健康食品・サプリメントブランドとして高い人気を誇ります。2位の「ユニクロ」は、手頃な価格と品質の良さで広く支持されていますが、訪日旅行の際にも購入を検討する方が多いようです。3位の「イヴ」は、日本の鎮痛薬ブランドですが、名指しで検索されるほど認知が広がっているようです。
英語ランキング検索TOP5(英語圏、米国、フィリピンなど)
1位:ベア
2位:フィノ
3位:ビオレ
4位:ロート
5位:肌ラボ
英語ランキング(英語圏)では、スキンケア製品が特に人気を集めており、日本の美容ブランドが英語圏の消費者に広く認知されていることが分かります。1位の「ベア」はニキビケア製品として注目されており、2位の「フィノ」や3位の「ビオレ」も、日本のヘアケア・スキンケア製品として広く支持されているようです。
関連ワード検索分析
言語別ランキングで各市場の注目ブランドが明らかになりましたが、消費者の具体的な関心を知るには関連ワードの分析が欠かせません。そこで、いくつかのワードをピックアップし、その検索動向を詳しく分析いたします。
「キャンメイク」
まず、日本を訪れる外国人観光客の中で最も多い韓国の関心が高い「キャンメイク」の関連ワード検索ランキングを発表いたします。
1位:キャンメイク パウダー
2位:キャンメイク ハイライター
3位:キャンメイク マシュマロ
1位の「キャンメイクパウダー」は、キャンメイクのパウダー製品全体が観光客の間で高い人気があることを示しています。2位の「キャンメイクハイライター」は、ハイライターも注目されているアイテムであり、観光客の関心が高いことがうかがえます。3位の「キャンメイクマシュマロ」は、「マシュマロフィニッシュパウダー」に関する検索と考えられ、1位に「パウダー」がランクインしていることから、キャンメイクのパウダー製品の中でも特に認知度が高い商品であることが推測されます。
「目薬」
続いて、総合、韓国、中国語(繁体)の3つのランキングに入っている目薬に関する検索動向を分析します。検索データによると、「目薬」は単独での検索が多く、目薬全般についての情報や種類を知りたいと考える訪日客によく検索されていると推測されます。一方で、「ロート」は目薬と一緒に検索されることもありますが、単独で検索されることが多く、すでに目薬に関する一定の知識がある人が特定の商品を求めて検索している可能性も考えられます。このように、知識の有無にかかわらず、日本の目薬に対する関心の高さがうかがえます。
「DHC」
最後に、総合ランキングと中国語(繁体)ランキングの両方に入っているDHCに関する検索動向を分析します。DHCも目薬と同様に単独で検索されることが多く、特定の商品というよりもブランド全体が広く認識されていることが分かります。DHCの特定の商品名よりもブランド名そのものが検索される傾向が強いことから、訪日客はDHCがどのような商品を展開しているのかを調べている可能性が考えられます。
スキャンランキングから見る実際の消費者の動向
スキャンランキングとは?
Paykeは、商品のバーコードをスキャンするだけで、詳細情報を7言語で表示できるアプリです。スキャン回数が多い商品は、それだけ多くのユーザーが手に取って確認していることを意味し、そのデータを基にランキングを作成しました。
スキャンランキングは、インバウンド客が実際に店頭で興味を持ち、より詳しい情報を求めた商品の傾向を示しており、検索ランキングとは異なる視点から消費者の関心を読み解くことができます。検索ランキングと組み合わせることで、購買プロセスのどの段階でどのような要因が影響しているのかをより多角的に捉えることができるかもしれません。
スキャンランキング TOP10 (全国籍)
1位:パブロンゴールドA微粒44包
2位:毛穴撫子 お米のマスク 10枚入
3位:クオリティファースト ダーマレーザー スーパーVC100マスク
4位:ペアアクネクリームW 24g
5位:龍角散 ダイレクトスティック ピーチ味 16包
6位:ライオン 休足時間 足すっきりシート 18枚入
7位:龍角散 ダイレクトスティックミント 16包
8位:メラノCC ディープクリア酵素洗顔 ( 130g )/ メラノCC
9位:パブロンゴールドA錠 210錠
10位:なめらか本舗 目元ふっくらクリーム
検索ランキングでは「キャンメイク」や「DHC」などのブランドが上位を占める一方、スキャンランキングでは「パブロンゴールドA」「龍角散」など、顔ぶれが異なります。これは、訪日前の関心と、実際に日本で商品に触れた際の興味に違いがあることを示唆しており、インバウンド客が「認知している商品」と「実際に詳細を知ろうとする商品」にはギャップがある可能性を示しています。
この違いに着目することで、検索段階での認知施策(SNS・広告)に加え、店頭での訴求や販促施策の検討に活かすことができそうです。また、スキャンランキングで上位でも検索ランキングに入らない商品は、訪日前(旅マエ)の段階での認知を高める余地があるとも考えられます。また、このような商品は、店頭での偶発的な関心を引きやすいことや、検索だけでは見つけにくいことが影響している可能性もあります。
このような傾向を踏まえ、適切なプロモーションを行うことで、新たなターゲット層へのアプローチにつながるかもしれません。
最後に
このように検索ランキングやスキャンランキングの結果から、さまざまな仮説を立てることができます。Paykeはユーザアンケートも可能で、検索動向とスキャン動向を掛け合わせた仮説構築、アンケートによる検証といった一連の施策を実施することができます。
Paykeでは、訪日前(旅マエ)、訪日中(旅ナカ)、訪日後(旅アト)まで一貫したマーケティング・プロモーションをご支援します。ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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詳細は以下の記事からご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000022289.html
【会社概要】
■株式会社Payke
本社:沖縄県那覇市真嘉比2丁目5−16
代表者:代表取締役CEO 古田 奎輔
設立:2014年11月
資本金:100百万円
概要:商品パッケージにある「バーコード」をスマホでスキャンするだけで、商品のあらゆる情報を7言語で表示することができる訪日外国人アプリ「Payke」を運営。現在、約68万点の商品データを7言語で保有し、訪日客が手に取る商品の約90%*1をカバーしています。2015年のサービス開始以来、アジア圏を中心に500万人*2以上が利用し、企業向けには広告配信やデータ提供を行うなど、累計1,200社以上の企業や団体に活用されています。さらに、「Paykeタブレット」を国内の主要小売チェーンに導入し、多くの訪日外国人に利便性を提供しています。
*1 当社実績(2024)Paykeアプリにて国内でスキャンされた回数を分母に商品情報を保有していた割合
*2 API提供先なども含む利用者