上村裕香さん、ついに新作発売!女子高生が母を介護する中での葛藤と成長を描く作品が、あなたの心に響くこと間違いなし🌟
解説
上村裕香さんのデビュー作『救われてんじゃねえよ』は、母の介護を抱えつつ苦悩し成長する女子高生、沙智のストーリー。特に心を打つのは、彼女が日々の中で直面する厳しい現実とそれでも笑顔を取り戻そうとする姿です。この作品は、読者に介護の課題や家族とのつながりについて考えるきっかけを与える素晴らしい内容です✨今後の彼女の活動にも目が離せません!
この記事のポイント!
1. 主人公は難病の母を介護する女子高生
2. 物語は三つのエピソードで構成
3. 上村裕香は現役の大学院生
4. 作品は感情豊かでリアルな描写
5. 4月16日、新潮社より発売
【17歳。誰かの力を借りないと笑えなかった――。満身創痍のデビュー作】
圧倒的な筆力で選考委員を驚愕させ、第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞した上村裕香さんのデビュー作『救われてんじゃねえよ』を、4月16日に新潮社から刊行いたします。
本作は、難病の母を介護しながら高校に通う女子高生・沙智の日常を淡々と描いた衝撃作「救われてんじゃねえよ」、大学生になっても母の介護から逃れられない沙智を描く「泣いてんじゃねえよ」、親元を離れTV制作会社に就職した沙智が、両親とある種の訣別に辿り着く「縋ってんじゃねえよ」の3編で構成されています。
【著者の上村裕香さんは現役大学院生】
上村裕香(かみむら・ゆたか)さんは、2000年佐賀県佐賀市生まれで、京都芸術大学大学院に通う現役大学院生です。大学院では、「近現代文学におけるケア表象」などメディア論を研究しています。
「救われてんじゃねえよ」で第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。
【新潮社コーポレートサイトにて試し読みを公開しています】
https://www.shinchosha.co.jp/book/356231/preview/
【書籍データ】
タイトル:救われてんじゃねえよ
著者名:上村裕香(かみむら・ゆたか)
発売日:4月16日
造本:四六判、128頁
定価:1,540円(税込)
ISBN:978-4-10-356231-3