東京都の支援を得ながらDX化を進める東京美術紙工協業組合。これからは全国の読書好きに、新たな製本体験を提供する予定です!🚀🎉
解説
東京美術紙工協業組合が新たにリニューアルしたWEBサイトでは、製本業界に特化した魅力を直感的に伝えるコンテンツがたくさん揃っています!💕特にBtoBとBtoC向けの両方のサービスが展開されており、一般の方も楽しめる製本体験が盛りだくさん!新たにSDGsに配慮した商品やサービス、製本の楽しさを知ってもらうための工夫も満載です😊✨さらに、オンラインの製本研修やユーザーが簡単にアクセスできるECサイトも充実して、製本業界が身近に感じられるようになっています。この活動が未来の読書文化にもポジティブな影響を与えることを期待しています!📚🌍
この記事のポイント!
1. 製本業界に向けたBtoBとBtoC双方のサービスを展開
2. ECサイトで直感的に商品が伝わるデザイン
3. SDGsに配慮した環境に優しい製品を取り扱い
4. 一日製本職人などの新しいサービスを提供
5. 東京都の支援を受けたDX化の取り組み
ハードカバーからソフトカバーまで書籍製本を手掛けて半世紀、常により快適な読書の為の製本技術を追い求めている製本会社 東京美術紙工協業組合(東京都板橋区、代表:加藤裕隆)は、2025年WEBサイトを全面的に刷新致します。コーポレートサイトは業界向けのみならず一般ユーザーにも向けて業容を分かりやすく再構成、あわせて一般ユーザー向け商材・サービスを紹介・販売するECサイトも直感的に商品群の全貌が伝わるつくりにリニューアル致しました。
【コーポレートサイトURL】https://www.tobi.or.jp/sljp/
【ECサイトURL】https://bookstandga.com
コーポレートサイトのリニューアルは弊組合の開発気質をBtoB、BtoC双方に伝わりやすく
弊組合の業容で他の大多数の製本会社と比較して大きな違いがあるとするなら、BtoB向けの技術開発にとどまらず、BtoCの商品開発にも力を入れている点にあります。従来の弊組合サイトではそれらの要素が入り組んで、結果として初見の訪問者にはわかりづらい結果となってしまうケースがありました。その反省点を踏まえ、今回のコーポレートサイト・リニューアルでは、それがわかりやすく伝わるよう構成を整理し、改善を試みました。弊組合商材が気になって初めてサイト訪問していただいた一般ユーザーがサイト内で迷子にならないよう工夫致しました。
ECサイトのリニューアルは、まずはトップページで製本の楽しさを直感的に伝えます
コーポレートサイトとは別建てにしている弊社の一般ユーザー向け商材・サービスの販売サイトbookstandga.comも今回大きくリニューアル致しました。そこでご紹介しているのは、昨年末12月開催の文具女子博2024に初出店の際に大変ご好評をいただいた、ハードカバー本製造過程で発生する廃棄表紙をデザインによって生き返らせたSDGsアイテム「スピンチャーム🄬」や一番人気の各種「製本キット」をはじめとした物品販売にとどまりません。全国の読書好きや書籍に関係する業界や図書館界向けに新たに本格的に立ち上げた新サービス、製本研修「一日製本職人」(既出プレスリリースを参照下さい)や、小部数印刷を伴ったオリジナル製本サービスの受付窓口としても機能してゆくことになります。
他の印刷製本会社には類を見ないサービスをこれからこのサイトを通じて全国のユーザー向けにBtoC、BtoB含め提供して参りますが、そのサービス内容紹介とともにわかりやすい受付機能をサイト上に用意することが今回のリニューアルの大きな目的でもあります。受付各機能は今後順次リリースして参ります。
弊組合これまでとこれからの商品開発例 ―製本だって地球に優しく―
弊組合では長年ご愛顧いただいている製本会社が作った「製本キットKURUMI」をはじめとした一連の製本キット以外にも、製本行為の周辺で製本・紙加工技術を活かして事業者向けおよび一般消費者向けに技術開発、商品開発を続けて参りました。その結果として複数の特許技術や新案案件の開発が生まれています。
事業者向け技術の代表例は「かくれん本」(特許:表紙内ディスク収納技術/プラ素材フリー)、「フラットブック」(特許:並製本広開技術)、ブックインブック(冊子内冊子一体化製本)等。
一般消費者向け商品には、「製本キットKURUMI」(色別仕様別8種)、本のコンテンツをゼロから作り面付疑似体験もできる「kurumiPRO」(特許)、SDGsの製本工場なりの表現として、廃棄されていた表紙厚紙を装飾品として命を吹き込む「スピンチャーム🄬」、同じく廃棄の運命を捨てずに活かす「製本キットKURUMI用花布・スピン」、かくれん本技術を商品に落とし込んだディスク収納機能付きアルバム「かくえん本」、本タイプの見開きミニ色紙「メッセージ・オン・ブック」等のラインナップを用意しています。
加えて完成物品の販売でない、サービスとしての商品「一日製本職人」、「小部数オリジナル印刷製本加工支援」にも取り組んでいます。
東京都委託事業としてのDXの取組
幸いにも本事業計画は東京都にも評価いただき、東京都中小企業団体中央会の「中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援『デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト』」において東京都中央会の委託事業としてDX化に取組む一環として実現したものです。
今回のサイトリニューアルのみにとどまらず、製本研修「一日製本職人」のオンライン研修化に必要な動画コンテンツ制作等も含めた総合的なDXの取り組みを実施中です。弊組合としては慣れない動画の企画からの取組は思った以上の困難にも直面致しましたが、なんとか想定以上の面白いコンテンツが作れたのではないかと自負しております。
製本業界は東京近郊に大半が集中している特殊な業界ですが、こうして製本工場とは縁遠いような全国各地津々浦々の方々にも晴れて製本の面白さを体感いただく窓口を用意することが出来ました。広く本好きの皆様に、特にこれから知的・情緒的な側面を育んでゆく若年層に本づくりの現場の一端に触れることを通して人類の知の遺産に親しんでいただくきっかけとなります事、祈念して止みません。
東京美術紙工協業組合について
【会社概要】
社名:東京美術紙工協業組合
本社所在地:東京都板橋区舟渡3丁目28番19号
代表理事:加藤裕隆
事業内容: 書籍製本・印刷
設立: 昭和42年9月25日
HP:https://www.tobi.or.jp/sljp/
商品販売サイト:https://bookstandga.com/