消費社会をテーマにした黒﨑力斗の作品展は、現実とアートの境界を揺らし、新たな視点を提供してくれる。楽しい展示だよ!🎨
解説
黒﨑力斗の個展「mirage」は、現代アートとアニメを融合させた作品が魅力的✨📅 期間は3月14日から27日までで、彼の作品は消費社会について深く考えさせられる内容になっています。作品を見ると、色彩や余白の使い方が絶妙で、彼の独自の視点で描かれたキャラクターたちが全てを語っているかのよう。展示を通じて、現実とアートの違いについて考え、心が揺れる瞬間を体験してほしい❗️観覧しながら、ぜひ自分の感情を感じて、アートとの対話を楽しんで!
この記事のポイント!
1. アニメや漫画を基にした現代アートの作品
2. 消費社会をテーマにした独自の視点
3. 美しい色彩と余白の使い方
4. キャラクターを通じた感情の表現
5. 魅力的な展示活動を行うアーティスト
OVERVIEW
黒﨑力斗は、多摩美術大学に出身の気鋭のアーティストで、アニメや漫画をベースにしたキャラクターを現代アートの領域で表現し、イラストレーションと絵画の境界をまたぐ作品を発表しています。
黒﨑の作品の特徴は、消え去りそうな色彩と余白で表現されたあやうい存在感と、同時に描かれるのびやかな線、動きのある画面にあります。これらは、現実の中で揺れ動く現代の若者像が投影され、彼の作品に特有の魅力を与えています。また、独特の線で生み出された登場人物の表情が、その存在感を際立て、現実をまなざす揺れる視点が表出しています。
数多くの展示に参加し精力的に活動を続ける注目の作家黒﨑力斗の現在の作品を、ぜひご高覧ください。
キャンバスや画面といった枠組みの中の世界と、私たちが生きる現実との間には、埋めがたい隔たりが存在する。
その世界に心惹かれるほどに、現実とのギャップに打ちのめされることも少なくない。
憧れの世界に思いを馳せても、ふと自分が現実に立っていることを自覚した瞬間、イメージは揺らぎ、形を失い、まるで蜃気楼のように消え去ってしまう。
だからこそ、私は枠組みの外から見える世界を描きたいと願う。黒﨑力斗
「mirage」
2025年3月14日(金)〜26日(水)
1:00PM 〜 7:00PM(最終日5:00閉廊)
木曜休廊
黒﨑力斗 | Rikito Kurosaki
情報化の進展により、現代社会ではあらゆるコンテンツが絶えず消費されているが、特にソーシャルメディア上でのみ作品が消費され、搾取される現状に問題を感じている。
作品に登場するアニメキャラクターは、消費社会における象徴的な存在であり、キャラクターを通じて、消費のプロセスとそれが現代社会に与える影響を探求している。
2002年生まれ、埼玉県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン学科出身
2022 「mouth 展」(gallery corso / 東京)
2023 「異世界展」(design festa gallery / 東京)
2023 「Summer Group Show」(the blank gallery / 東京)
2023 「Advanced Obsession」(Anicoremix Gallery / 東京)
2023 個展「Consumer」(新宿眼科画廊 / 東京)
2024 「This Japanese Group Show 2024」(gallery jo yana / パリ)
2024 個展「PROCESS」(Anicoremix Gallery / 東京)
2024 「FICTION」(新宿眼科画廊 / 東京)
2024 「すっごいグループ展!少女たち」(新宿眼科画廊 / 東京)
2024 「TOKYO GIRLSⅡ」(MOTTO ART / 東京)
2024 「ポストkawaii : Cutie Pop II」(SUNABAギャラリー / 大阪)
2024 「AFAF」(福岡国際センター / 福岡)
2024 「今日のお休仕はドコですか?」(al base / 東京)
2024 「FACES」(アメリカ橋ギャラリー / 東京)
2024 「AMTEUR vol.6」(H BEAUTY&YOUTH / 東京)
MEDEL GALLERY SHU
https://medelgalleryshu.com/
東京都渋谷区神宮前4-28-18
カトル・バン原宿B1
info@medelgalleryshu.com
13:00〜19:00(最終日は17時まで)
木曜休廊
MEDELとは、日本語で「物の美しさをほめ味わうこと」を意味する「愛でる」からきています。唯一無二のアートを賞美し、慈しむという行為を介して、アーティストと鑑賞者、ギャラリーの間に喜びの行き交いが成立してほしいという想いを込め名づけました。“時代を共にする人々にとっての財産であり、未来の社会を照らす火である”とアーティストの活動・作品を定義し、人々の心に残る独創性に富んだスタイルの作品を鑑賞者と共に愛でつつ、次世代に残るようなマーケットや美術史的評価を確立してゆくことが当ギャラリーのミッションです。そのような私たちの活動を通して、独創的な表現を受け容れる多様な社会的風土の醸成に資することができれば、これに勝る喜びはありません。