『ホットペッパーグルメ外食総研』の調査から、海鮮丼が人気を集めている理由を探るよ!✨
解説
海鮮丼の人気が高まってる理由って、色々あるんだよ!まず、握り寿司に肉薄する人気で、調理の手間が少ないからテイクアウトにもピッタリ。しかも、「インバウン丼」として外国人にも注目されていて、SNSでも話題になってるんだ🍣💖 物価が上がって、今では恵比寿にも高価な海鮮丼が登場することもあるけど、誕生日や特別な日のごちそうには最高!一緒に海鮮丼を楽しむといい思い出になるよね✨
この記事のポイント!
1. 握り寿司に次ぐ海鮮丼の人気
2. テイクアウトに適した調理が簡単
3. インバウンド需要の拡大で注目される
4. 物価高で高級化する海鮮丼
5. 特別な日の食事としての楽しさ
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は「海鮮丼」についてご紹介いたします。20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。
■「握り寿司」が約半数 「海鮮丼」が次点に
「海鮮丼は酢飯」が約7割
「同じネタ、同じ値段だった場合、あなたはどれを食べたいと思いますか?」という質問では、「握り寿司」が49.8%と半数近い票を集めました。次に「海鮮丼」38.5%、「ちらし寿司」11.7%という結果となりました。また、「海鮮丼を食べるとき、ご飯は何が良いですか?」では「酢飯」が68.4%と、「白米」31.6%の2倍以上となりました。
※n=938:「どれも食べたくない」「(生魚は)アレルギーなどで食べられない」と回答をした人を除いて集計/単一回答
※n=935:前問で「握り寿司」「海鮮丼」「ちらし寿司」のいずれかを選択した人が対象。「その他」を除いて集計/単一回答
■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説
「握り寿司」人気に肉薄! 手頃だった「海鮮丼」が“ハレの日”のごちそうに
「同じネタ、同じ値段だった場合に食べたいもの」の質問では、「握り寿司」が49.8%と半数近い結果となりましたが、約11ptの差で「海鮮丼」が次点となったことに注目しました。提供する側にとって調理の手間が少なくテイクアウトの利用もしやすいこと、「インバウン丼」などで国内外で「海鮮丼」が注目を集めていることなどが要因で、「握り寿司」に人気が肉薄してきたのではないでしょうか。また「価格帯」(次ページ)についての調査で、「出してもよい金額」では「1,000円以上1,500円未満」が27.1%とボリュームゾーンに。「実際に出した最高金額」では、「2,000円以上3,000円未満」が24.9%と最も割合の高い価格帯でした。実際に出した金額のほうが高かったことは興味深く、「5,000円以上10,000円未満」が6.3%だったことにも注目です。
「海鮮丼」は手頃な価格で気軽に食べられるものでしたが、現在は物価高の影響で高級なものになりつつあります。訪日外国人を対象に、5,000円以上から中には10,000円を超える高価格で提供される「インバウン丼」がSNS・TVなどで話題になっていますが、日本人にとっては高価で頻繁に利用しづらいように思えます。だからこそ、誕生日や記念日など“ハレの日”の特別な場面で楽しんでみてはいかがでしょうか。
『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員 田中 直樹
■「海鮮丼」に実際に出した金額と出してもよい金額にはギャップが
「海鮮丼」にかける予算を「実際に出した最高金額」と「出してもよい金額」についてそれぞれ聞いたところ、「実際に出した最高金額」で最も割合の高い価格帯は「2,000円以上3,000円未満」で24.9%でした。一方「出してもよい金額」では、「1,000円以上1,500円未満」が27.1%と最も高くなりました。「実際に出した最高金額」のほうが「出してもよい金額」より高い結果となりました。
■「海鮮丼」に入っていてうれしいネタは男女による違いが
「海鮮丼に入っていてうれしいネタ」について男女別にみると、男性では「まぐろトロ」61.1%、女性は「サーモン」65.8%が1位でした。男性では1位・2位の「まぐろトロ」「まぐろ赤身」が、女性では5位・6位という結果となり、全体的に好みに大きな違いがみられる結果となりました。
※提示した選択肢:まぐろ赤身、まぐろトロ、サーモン、かつお、ぶり、あじ、タイ、たこ、いか、えび、ほたて、カニ、うに、いくら、しらす、明太子、たらこ、生シラス、いわし、さば、ヒラメ(えんがわ)、あわび、アナゴ、カキ、うなぎ、その他【自由回答】、あてはまるものはない
■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは
シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。
【アンケート調査概要】
■調査期間:2025年1月24日(金)~2025年1月25日(土)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)
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