性や権力の問題を掘り下げつつ、8人の異なる視点で描かれるドラマが魅力的!ワクワクが止まらない作品です!📚💖
解説
金原ひとみの新作『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』がいよいよ登場!この作品は、芥川龍之介の短編小説『藪の中』からインスパイアを受けた長編で、異なる8人の視点で描かれる圧巻のストーリーが特徴です。性や権力、愛にまつわる複雑な事情が、まるで映画のように鮮やかに表現されています。読者をその世界に引き込み、最後まで目が離せない展開になることでしょう。この本によって人間の本質に迫るドラマが描かれ、まさに心に響く作品になること間違いなし!ぜひ手に取ってみてください✨📖💫
この記事のポイント!
1. 異なる8人の視点から描かれる群像劇
2. 性、権力、愛など人間ドラマの深いテーマ
3. 芥川龍之介の作品からインスパイアされたストーリー
4. 約2年にわたる連載の末に完成された単行本
5. 著者史上最長の1000枚の原稿
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、金原ひとみさんの最新長編『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』を4月10日に発売いたします。
『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』は、芥川龍之介の短編小説『藪の中』からタイトルや形式の着想を得て執筆されました。原稿量は著者史上最長となる1000枚。年代や性別の異なる8人の視点で描かれる圧巻の群像劇です。『文學界』での約2年にわたる連載が、ついに単行本化されます。(『文學界』2022年9月号〜2024年7月号)
■あらすじ
文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松武夫、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が複雑に絡みあい、うねりはじめる。性、権力、暴力、愛につき動かされる人間たちのドラマが生々しい解像度で描かれ、予想もつかないクライマックスへ。「わかりあえないこと」のその先に果たして救いは訪れるのか。
■金原ひとみさんからのメッセージ
■著者情報
金原 ひとみ(かねはら・ひとみ)
作家。1983年生まれ。『蛇にピアス』『アンソーシャル ディスタンス』
■書誌情報
書名:『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』
著者:金原ひとみ
装丁:四六判・上製カバー装
定価:2,420円(税込)
発売日:2025年4月10日
ISBN:978-4-16-391968-3