キリングループが2025年に日経統合報告書アワードで優秀賞を獲得！💡 企業としてのESGへの取り組みと、持続可能な成長が高く評価されました。
解説
キリンホールディングスが2025年に日経統合報告書アワードで初受賞したことは、企業の情報開示や投資家とのコミュニケーションの重要性を示した結果です🌍 ESG要素が求められる今、企業は財務だけでなく、環境や社会への配慮を示す必要があります。キリングループの統合報告書も、これらを深める良い例で、主に「食」「医」「ヘルスサイエンス」における価値創造に取り組む姿勢が評価されています。🌟
この記事のポイント！
1. キリンホールディングスが日経統合報告書アワードで優秀賞を受賞。
2. ESG情報の重要性が評価され、財務・非財務情報が融合。
3. キリングループが掲げるCSV経営戦略の明確な伝達。
4. 社会課題を解決し、経済的価値を生み出す取り組み。
5. 企業価値向上に向けたステークホルダーとの対話強化。
キリンホールディングス株式会社（社長 COO 南方健志）は、2025年2月25日（火）に、「第４回日経統合報告書アワード 優秀賞」を初めて受賞しました。
「日経統合報告書アワード」は、日本経済新聞社が主催する表彰制度です。昨今、企業の情報開示や投資家との対話の重要性が高まり、財務情報だけでなく非財務情報を含む企業価値情報の発信が広く深く求められるようになっています。当アワードは、統合報告書におけるESG（環境・社会・企業統治）情報など投資家が注目する企業価値情報に多角的に光を当てて評価されます。
2024年に開催された「第４回日経統合報告書アワード」では、統合報告書を発行する496社・団体が参加し、アナリストなどが審査を行いました。
「第４回日経統合報告書アワード」講評
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トップマネジメントのメッセージ：CSV経営を中心に据えた戦略とその成果が明確に示されており、CEO、COOのメッセージからは強いリーダーシップと熱意が伝わる。
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企業価値創造を実現するための企業理念の記述：自社が果たすべきミッションが明確に記載されている。CSVパーパス、持続的成長のための経営諸課題などもわかりやすく整理されている。
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自社の経営資源の冷静な分析と中長期経営目標・戦略に関する記述：無形資産を経営資源として体系的に把握できている。また、経営資源に対する現状の認識と限界、さらに「足らざる」資本に対する自覚があり、それを克服しようとする意志が覗える。
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「社会関連」情報のマルチステークホルダーへの説明とソーシャルインパクトに関する記述：人的資本の開示指標も充実しており、独自性項目も企業理念に沿ったユニークな取り組みが並んでおりおもしろい。
(「第４回日経統合報告書アワード」一次審査結果レポート より)
キリングループ「統合レポート2024」では、当社グループが祖業のビール事業で培ってきた発酵‧バイオテクノロジーを強みに、「⾷」「医」「ヘルスサイエンス」領域において価値創造に向けて取り組む姿を、当社グループの価値創造モデル※に沿って説明しました。特に、当社グループがキリングループ2022年-2024年中期経営計画で掲げた戦略を着実に実行し、価値創造を実現していくことをより分かりやすく伝えるために、財務・非財務情報を融合したストーリー性を強化しました。
※ キリングループは、展開する事業活動を通じて社会課題の解決に取り組み、社会的価値を⽣み出すと同時に経済的価値を創出していくことを目指している。得られた経済的価値を組織能⼒に再投資する循環によって、2つの価値を増幅させる持続的な仕組みが、キリングループの価値創造モデル。
今後も当社は「統合レポート」の発行を通じてステークホルダーとの対話を深め、さらなる企業価値向上につなげていきます。キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
<参考>
・キリングループ「統合レポート2024」
https://www.kirinholdings.com/jp/investors/files/pdf/kirinreport2024.pdf
・日経統合報告書アワード