『さくらが さいた』で戦争の悲しみとペットとの絆を描く!あまんきみこの魅力あふれる作品に触れよう✨
解説
新刊『さくらが さいた』は、あまんきみこの心温まるストーリーです🌸。おばあちゃんが桜の木の下で語る思い出が描かれ、戦争がもたらす苦しみとペットとの絆をテーマにしています。読者はこの物語を通じて、平和の意味や大切さを自然に考えることができるでしょう。本書は幼児から小学校低学年を対象にしており、絵を担当した鎌田暢子さんの挿絵も素晴らしいですね!この一冊は、親子で読むのにもぴったりな作品です🐾✨
この記事のポイント!
1. 平和の重要性を考えさせる内容
2. 飼い犬との絆を描いた感動の物語
3. あまんきみこの優れた文筆家としての作品
4. 美しいイラストが魅力の絵本
5. 幼児から小学生に向けた読みやすさ
株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、代表取締役社長:佐藤諭史)は、児童書の「文研出版」ブランドで『さくらが さいた』(えほんのもり)を、本日より全国の書店で発売いたします。
あらすじ
「おもいだしたのよ。ずうっとむかしのことをね」
おばあちゃんは、桜の木の下で話しはじめます。
大連という港町でくらしていたこと。
戦争がおこったこと。
そして、日本に帰るときにわかれてしまった、犬のクロのこと……。
編集者より
旧満州に生まれ、飼い犬とともに終戦を迎えたあまんきみこさん。
日本へ引き揚げるとき、一緒に帰ることが許されなかったペットの存在に、ずっと心を痛めてこられました。
「そばにいるのが当たり前」—そんな存在がいなくなるのが、戦争。
平和とは何かを、自然に考えることのできる1冊です。
著者
あまんきみこ・作家
1931年、旧満州に生まれる。坪田譲治主催の童話雑誌「びわの実学校」の同人となり、1968年『車のいろは空のいろ』で第1回日本児童文学者協会新人賞、第6回野間児童文芸推奨作品賞、2023年には同作の新装版『車のいろは空のいろ ゆめでもいい』(ポプラ社)で第70回産経児童出版文化賞大賞を受賞。主な作品に『おにたのぼうし』(ポプラ社)、『きつねのみちは天のみち』(大日本図書)、『ふうたのはなまつり』(あかね書房)、『ひつじぐものむこうに』『ぽんぽん山の月』(ともに文研出版)など多数。エッセイ集に『空の絵本』(童心社)などがある。
鎌田暢子・画家
1952年、島根県に生まれる。奈良女子大学文学部卒業。1987年「りょうちゃんとさとちゃんのおはなし全5巻」で第34回産経児童出版文化賞大賞を受賞。主な作品に『こおりのしまのペンタ』(福音館書店)、『しにがみとおばあさん』(大日本図書)、『こだぬきおーた はっけよいのこった』(童心社)、『ごおん』(本願寺出版 中川正文・文)、『トントントンをまちましょう』(ひさかたチャイルド あまんきみこ・文)、『こぎつねボック』(文研出版 いまむらあしこ・文)などがある。
商品情報
『さくらが さいた』
シリーズ:えほんのもり
対象:幼児~小学校低学年以上
判型:A4変形
本体価格:1650円(本体1500円+税10%)
ISBN:978-4-580-82668-7