冷たい国になった日本の現状を扱う内田樹の新書が、どうしたら自己を大切にしつつ生き抜けるかを教えてくれるよ😊
解説
内田樹の新作『沈む祖国を救うには』は、冷たくなった日本社会の問題を鋭く見つめ、個々がどうやって生き残るのかを考えます。生活苦にあえぐ国民に寄り添いながら、未来への道筋を示しているんですよ✨著者自身の経験を交えつつ、現代の教育、経済格差、国際情勢についても深く掘り下げています。個人としての生き方に真剣に向き合うための指南書として、読み応え満点です!
この記事のポイント!
1. 日本の冷たい国の現状分析
2. 生き残りのための個人の行動指針
3. 経済格差や教育界の問題を提起
4. 社会資本の豊かさを模索
5. 国際情勢に対する視点
株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、内田樹氏の最新刊『沈む祖国を救うには』を2025年3月27日に全国の書店・インターネット書店にて発売いたします。本書は、加速度的に「冷たい国」になってしまった日本の現状を鋭く分析し、個人がこの国でどう生き抜くべきかを模索する一冊です。
ステルス増税、物価高放置、低賃金……なぜ日本は冷たい国になったのか
ここ数年で、加速度的に「冷たい国」になってしまった日本。
混迷を極める永田町、拡大する経済格差、税の不均衡、レベルが落ちた教育界など問題が山積となっている。
また、アメリカの新大統領がトランプに決まり、国際情勢も先行きが不安定である。
生活苦しい国民に手を差し伸べることのない冷たい国で、生き抜いていくためにはどうしたらいいのか……。
本書は、この「沈みゆく国」で、どう自分らしく生きるかを模索する一冊!
【読みどころ】
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「虚無感」に苛まれている有権者たち
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「食料自給率」が低い ――その思想的な要因
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第二期トランプ政権誕生の「最悪のシナリオ」
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80年に残る都市は「東京」と「福岡」のみ etc.
■目次
第1部 冷たい国の課題
第1章 衰退国家の現在地
第2章 世界の中を彷徨う日本
第3章 温かい国への道程
第2部 冷たい国からの脱却
第4章 社会資本を豊かにするために
第5章 教育と自由
■著者プロフィール
内田 樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授、神戸市で武道と哲学研究のための学塾凱風館を主催、合気道凱風館師範(合気道七段)。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。
主著に『ためらいの倫理学』、『レヴィナスと愛の現象学』、『寝ながら学べる構造主義』、『先生はえらい』など。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。近著に『勇気論』、『日本型コミューン主義の擁護と顕彰-権藤成卿の人と思想』、『新版映画の構造分析』など。マガジンハウスには『そのうちなんとかなるだろう』、『だからあれほど言ったのに』。
■書誌情報
書名 :沈む祖国を救うには(マガジンハウス新書)
著者 :内田 樹
発売日 :2025年3月27日
価格 :1,100円(税込)
仕様 :新書・232ページ
ISBN:978-4-8387-7529-3
発行 :株式会社マガジンハウス