デンマークの職場文化って、雑談が中心で効率的なんだって。これ、直感的なコミュニケーションの力を感じさせる内容なのが面白い✨💡
解説
『デンマーク人はなぜ会議より3分の雑談を大切にするのか』は、デンマークのビジネス文化を探求する本だよ!著者の針貝有佳さんが、デンマーク在住15年の経験を活かして、雑談が生まれる職場の風土やその効果を細かく解説してて、特に注目されているのが「雑談文化」。この文化が、企業の生産性やイノベーションに与える影響を深訪し、働き方の新しい形を提案してくれるんだ😊!雑談がなぜ大切なのか、どうやって実践するかが具体的に説明されているから、実用性も抜群!気軽な会話が意外と深い効果を持つってこと、私たちも試してみたくなるよね✨☕
この記事のポイント!
1. 3分の雑談で生産性が15%アップ!
2. 頻繁な対話が課題を早期に発見。
3. 指摘し合う環境がイノベーションを生む。
4. 大事な情報を簡単に共有できる。
5. 上司とも気軽に話せる文化が促進される。
■デンマーク人40人以上を取材し「4時に帰宅しても成果を出す」秘訣に迫る
■「雑談」からイノベーションが生まれる
【ここがすごいよ!デンマークの雑談】
デンマークの職場では、仕事に行き詰まると、同僚とコーヒーを飲みながら「3分の雑談」を交わす場面がよく見られます。メールやチャットは必要最低限にとどめ、自由なコミュニケーションを頻繁にとることで、課題を即座に解決し、組織の生産性を高めているのです。
●雑談で課題を早めに洗い出し軌道修正
大半のビジネスアイデアには、何かしらのエラーがあります。日頃から活発に対話をすることで、早い段階で課題を洗い出し、軌道修正するのがデンマーク流のプロジェクトの進め方です。こう
することで、有望な企画に予算と人員を集中させることが出来るのです。
●雑談が人も組織も強くする
デンマークでは、雑談はおしゃべりではなく、「意味のある対話」として認識されています。「自分の考え」を率直に述べることが推奨されていて、プライベートについてもオープンに話します。上司や同僚と気軽に話せる環境が、イノベーションを生む新しいアイデアやお互いのリソースの共有を促し、個人だけでなく、組織全体の発展につながっているのです。
■著者プロフィール
デンマーク文化研究家
デンマーク在住。1982年生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科にてデンマークの労働市場政策「フレキシキュリティ・モデル」を研究して修士号取得。2009年末にデンマーク移住後、15年以上にわたってテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ウェブ等からデンマーク現地情報を発信。社会学的アプローチで社会を観察し、デンマーク語で現地の第一次情報にアクセスし、情報・世論・市民の声を届ける。著書に、『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』(PHPビジネス新書)、『北欧のあたたかな暮らし 小さな愉しみ』(共著・学研)など。最近は、企業・自治体・教育・研究機関向けに、働き方やキャリアに関する講演を精力的に行なっている。執筆記事400以上、商品・都市開発のヒントとなる事例レポート300以上。『ビートたけしのT Vタックル』『ミヤネ屋』等に取材協力・出演。時代に新風を吹き込むクリエイターのコンテンツ制作・PRサポートもてがける。
■書誌情報
著者:針貝有佳
判型・製本:新書判並製
ページ数:256ページ
定価:990円(税込)
発売日:2025年3月22日
ISBN:978-4-569- 85903-3
レーベル:PHPビジネス新書
発売元:株式会社PHP研究所