新しいアプリ「スクエル（SQ-L）」が導入されて、救急業務がデジタル化されるって話題に！これで医療機関への連絡が円滑になり、持ち時間も短縮されそうだね🚑💨
解説
救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」は、LINE WORKSのプラットフォームを活用して開発され、救急現場での実用性を追求したアプリです。このアプリでは、救急隊員は情報を簡単に入力し、医療機関に必要なデータを迅速に共有することが可能になります。特に、バイタル情報や画像データを一斉に送ることで、患者の状態をリアルタイムで医療機関に伝えられるのです✨🚑デジタル化により、従来手作業で行っていた業務もスムーズに進むようになり、より効率的な救急サービスが実現されます。
この記事のポイント！
1. 救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」の導入
2. LINE WORKSをプラットフォームとして活用
3. 医療機関への迅速な情報共有が可能
4. バイタル情報やデータの一斉送信機能
5. 救急業務の効率化とデジタル化
ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」や各種AI製品を提供するLINE WORKS株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：島岡 岳史）は、栃木県小山市消防本部が、「LINE WORKS」を活用した救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」を導入することをお知らせいたします。2025年4月1日より「スクエル（SQ-L）」を本格的に運用開始し、救急業務をデジタル化し、現場活動の円滑化を目指します。
なお、「スクエル（SQ-L）」は株式会社麻生情報システム（本社：福岡県福岡市、代表取締役：瀧中 秀敏、以下 麻生情報システム）が開発・提供を行っています。
LINE WORKSを活用したスクエル（SQ-L）の概要と導入背景
小山市消防本部では、救急出動件数及び医療機関への受け入れ照会回数が増加しており、救急患者の医療機関収容までの時間が年々延伸しているという課題がありました。
この課題に対応すべく麻生情報システムが開発した救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」は、「LINE WORKS」をプラットフォームとし、救急現場でより使いやすいようフォーム入力形式や送信先選択、送信された情報を自動処理する機能（※1）を組み込んでいます。また、麻生情報システムの救急業務総合支援システム「ATAS」とも連携することで患者のバイタル情報なども「スクエル（SQ-L）」を通じて一斉に各病院へ配信することが可能です。
小山市消防本部では、2025年2月より「スクエル（SQ-L）」トライアル運用を開始し、2025年３月14日現在、９医療機関（小山地区（小山市・下野市）５医療機関、栃木市１医療機関、茨城県３医療機関）と市消防本部救急隊８隊の間で運用されており、2025年４月１日から本格運用を行います。
なお、栃木県における救急搬送支援アプリ導入は県内初、LINE WORKSを救急業務用にカスタマイズしたアプリは全国初となります。
※1 スクエル（SQ-L）の機能開発においては「LINE WORKS」上で動くWeb アプリを実装できる開発プラットフォーム「WORKS Front-end Framework（WOFF）」が使われています。
https://developers.worksmobile.com/jp/features/woff/
スクエル（SQ-L）の機能
1.救急搬送の際の傷病者受け入れ一斉照会
小山市消防本部では、これまで救急隊員が電話で直接医療機関への受け入れ照会を行っていましたが、救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」では、救急隊が搬送者情報（※2）など伝えたい情報を文字で入力するため、聞き間違えが無く、患者情報もまとめられ一目で確認でき情報も一元化されます。さらに、傷病者情報を複数の医療機関に一斉送信することも可能で、病院照会に伴う時間短縮ができます。
※2 個人情報である氏名、住所、生年月日等の伝達は行われません。
2.文字以外にも、心電図や画像データも共有できる
これまで小山市消防本部では、患者モニターによる血圧や血中酸素飽和度などの測定結果や心電図データを、救急隊員がメールで一部の医療機関に伝送していましたが、「スクエル（SQ-L）」導入後は、バイタル情報に加え、現場写真や心電図、動画などをチャット（トーク）で送信することで、より迅速に情報共有ができるようになります。なお、状況に応じて音声通話やビデオ通話も行うことで、より分かりやすいリアルタイム情報を医療機関へ伝えられます。
■参加医療機関
小山地区（小山市・下野市）救急医療機関、近隣市（栃木市・結城市・古河市）医療機関
※今後も順次拡大予定
・新小山市民病院（栃木県小山市）
・自治医科大学附属病院（栃木県下野市）
・杉村病院（栃木県小山市）
・小金井中央病院（栃木県下野市）
・小山整形外科内科（栃木県小山市）
・とちぎメディカルセンターしもつが（栃木県栃木市）
・城西病院（茨城県結城市）
・つるみ脳神経病院（茨城県古河市）
・古河総合病院（茨城県古河市）
・石橋総合病院（栃木県下野市）
このほか、近日中に光南病院（栃木県小山市）、結城病院（茨城県結城市）、古河赤十字病院（茨城県古河市）の参加が決定しております。
■参加救急隊
・小山市消防本部 ８隊
今後も、LINE WORKS株式会社は、麻生情報システムとの連携を強化し、救急現場を含めた現場の迅速な対応にも貢献すべく、サービスの改善などの取り組みを継続してまいります。
スクエル（SQ-L）とは
救急搬送支援アプリ「スクエル（SQ-L）」は、「LINE WORKS」をプラットフォームとして、救急現場でより使いやすよう、フォーム入力形式や送信先選択、送信された情報を自動処理する機能を組み込んだアプリです。
「スクエル（SQ-L）」は株式会社麻生情報システムが開発・提供を行っています。
URL：https://www.aso-group.co.jp/ais/
「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを保ちながら独自に開発・提供を行っており、ユーザーの教育も最小限に導入したその日から誰でもすぐに使えます。PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗などPCを使う時間の少ない「現場」での活用が進んでいます。無料版、有料版（スタンダード・アドバンスト）があり、無料でもほとんどの基本機能を使うことができ、顧客や取引先など社外とのやりとりにも活用していただけます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2024年版」では、2017年度〜2023年度まで7年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。
■会社概要
社名：LINE WORKS株式会社
本社：東京都渋谷区桜丘町 1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー23階
設立：2015年6月
代表者：島岡 岳史
資本金：55億2,000万円
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承ください。