加賀水引の未来を考える若き後継者、津田六佑さんの新ブランドに迫ります。伝統と革新の融合をお楽しみに!🎉
解説
冨永愛の番組「冨永愛の伝統to未来」では、石川県金沢市の伝統工芸「加賀水引」を特集しています🌸。水引は結婚式やお葬式に使われる大切なアイテム。この工芸品は100年以上の歴史を持ち、津田水引折型という老舗の工房では初代から受け継がれてきた技術が魅力🥇。今回は冨永愛自身があわじ結びに挑戦し、その難しさを体感!加賀水引の未来を見据えて5代目津田六佑さんが立ち上げた新ブランドもご紹介👍。
この記事のポイント!
1. 冨永愛が金沢で加賀水引を探求
2. 対象の工房は津田水引折型
3. 初代の技術が今に受け継がれている
4. 水引には多様な結び方がある
5. 新たな挑戦として五代目が新ブランド設立
毎週水曜よる10時放送の「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」3月19日の放送では、冨永愛が石川県金沢市の伝統工芸「加賀水引」の工房を訪ねる。
冨永愛が訪れたのは、石川県金沢市にある加賀水引の老舗「津田水引折型」。「水引」とは冠婚葬祭などで贈る包み紙にかける帯紐のことで、ご祝儀袋や香典袋の中央にかかっている平面のものがお馴染みだが、金沢では大正4年、津田水引折型の初代・津田左右吉さんが立体的な水引の結び方を考案。その技術が代々受け継がれ、甲冑や鶴亀などを立体的に作り上げる「加賀水引細工」は金沢を代表する伝統工芸の一つとなった。
津田水引折型には、初代・津田左右吉さんが書き残した貴重な図案が残っており、特別に見せてもらった。図案と言っても完成形の絵が描かれているだけで作り方は殆ど記されておらず、4代目の津田宏さんにお話を伺うと、再現するのが不可能なものもあるという。左右吉さんは、自ら編み出した技法を「無茶苦茶流」と呼んでいたそうだが、甲冑や松竹梅、鳳凰、龍など立体的に作り上げられた水引細工は芸術品。その技は100年以上の年月を経て今に受け継がれ、洗練された水引アートは、ホテルなどの空間演出にも活用されている。
水引には多数の結び方があり、その用途によって結び方を使い分ける。例えば引っ張るだけで簡単に何度も結び直せる「蝶結び」は、合格祝いなど「何度繰り返しても良い」お祝い事に使われる。逆に一度きりにしたい「結婚祝い」などに蝶結びの水引を使うのはご法度。4代目・津田宏さんによると、このようなしきたりがあることを知らずに間違った水引を選んでしまっている人が多いという。
冨永愛が今回挑戦したのは「あわじ結び」。蝶結びとは反対に、一度結んだらほどけにくいことから「人生で一回きりであってほしい」結婚祝いは弔事などに使われる。水引は和紙をねじってこより状にした紐を結んで形を作っていく。最初は硬くて曲げられないので、しごいて柔らかくしながら曲げていくのだが、実際にやってみるとこれがとても難しい。しごきが甘いといびつな形になっていまい、逆にしごき過ぎてしまっても綺麗な輪にはならない。しかも一度曲げてしまうとやり直しがきかない。はたして冨永愛は綺麗な「あわじ結び」を完成させることが出来るのか?
そして「加賀水引」を未来へ紡ぐため、新たな試みに挑戦しているのが5代目の津田六佑さん。生活の変化などにより需要が減っている水引の新たな可能性を生み出すため「#000 BLACK KOGEI」という新しいブランドを立ち上げた。これまでは縁起の悪い色として敬遠されていた黒を基調とした水引を考案し、アクセサリーなどの商品を開発。六佑さんがタブーを犯してまで新ブランドにかける想いとは?
「北陸の伝統を未来へ紡ぐ」のコーナーでは、昨年11月に金沢市で開催された「金沢箔」と「能登上布」のワークショップの模様を紹介する。
「冨永愛の伝統to未来 加賀水引編」は、BS日テレで3月19日(水)よる10時から放送。さらに番組公式SNSでは、ロケ時の冨永愛の貴重なオフショットなども配信中。
【番組名】冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~
【放送日時】毎週水曜よる10時
【放送局】BS日テレ
【出演者】冨永愛
【クレジット】ⒸBS日テレ
【番組概要】
冨永愛が全国各地を訪ね、その土地に根付く「伝統文化」を紹介します。
先人たちから受け継がれてきた「伝統」の素晴らしさを伝えるとともに、
後継者問題など伝統文化が置かれている「現状」、そして進むべき「未来」を
探っていきます。
【番組HP】https://www.bs4.jp/dentotomirai/
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