238件の応募から、美しいアイデアが集まりました。金賞受賞作品は『あまた屋根の下』で、商店街での共生をテーマにした魅力的なシェアハウスです🏠
解説
今回のオークハウスシェアハウスコンペティションでは、日本らしさのあるシェアハウスのアイデアを募集しました!🌸このコンペは日本人と外国人が共に暮らせる空間を創造することが目的。238件の応募の中から選ばれたのは『あまた屋根の下』。このアイデアは商店街の一員として、地域と共に成長できるシェアハウスを目指したもの✨さまざまな国の文化が交わることで、もっと多様性あふれるコミュニティが築かれるといいですね!オークハウスは、皆が安心して住める環境を整えていくために、今後もアイデアを大切にしていきます。
この記事のポイント!
1. 日本らしさを感じるシェアハウスのアイデア募集
2. 約238件の応募から選ばれた優れた作品
3. 最優秀賞『あまた屋根の下』のコンセプト紹介
4. 審査員との活発なディスカッション
5. 今後のシェアハウス開発への期待
関東圏を中心にシェアハウスの管理・運営を行う株式会社オークハウス(本社:東京都豊島区、代表取締役:山中武志)は、シェアハウスの新たな可能性を探るべく、日本人と外国人が共に暮らしやすい「日本らしさのある」シェアハウスのアイデアを募る「第1回オークハウス シェアハウスコンペティション」(通称:オークハウス大賞)を開催しました。
本コンペティションは2024年9月に募集を開始し、学生や建築・デザインの専門家を含む幅広い層から238件のアイデアが寄せられました。一次審査を経て、2025年2月24日に最終審査を実施し、各賞の受賞作品が決定しましたのでお知らせいたします。
以下、賞受賞者の作品のご紹介です。
金賞(最優秀賞)
「あまた屋根の下」
村瀬千瑛(名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻)
森琢人(名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻)
コンセプト:まちが人を育て、人がまちを彩る。これが日本らしい暮らし方だ。道を歩けば自分の居場所がある。そんなまちの一つが商店街だ。互いが支え合い、商店街の一員になることで生活がちょっと彩るシェアハウスに住みたい。
銀賞(優秀賞)
「水の流れに身を任せ 」
坂口岳(東京理科大学 工学部 建築学科)
銀賞(優秀賞)
「アーティさんがいるまち 」
林山赳大
鈴木達朗
内島達也
佳作:[猪熊賞]
「立体長屋2.0─裏長屋の読み替えによる多種文化の交わる界隈性の創出─ 」
宇野耀士(神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻)
丁子紘亘(神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻)
佳作:[上杉賞]
「履物と縁 」
大屋泰輝(株式会社 大林組 )
林泰宏(株式会社 大林組 )
篠原敬佑(株式会社 大林組 )
佳作:[西田賞]
「「建築≦自然」~hadakaの付き合い×hadasiの付き合い~ 」
小川隼輝(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
飴田力也(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
井口雄心(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
橋本匠真(青山製図専門学校 建築学部 建築工学科)
二次審査は、各チームのプレゼンターがプレゼンテーションを行った後、審査員とのディスカッションを経て、審査員が優れたアイデアに投票する形で各賞を決定しました。「あまた屋根の下」は審査員全員から票を獲得し、満場一致で金賞に選ばれました。
審査員長の猪熊氏は、金賞を受賞した、あまた屋根の下のアイデアに対し、『建築にこだわりすぎると、建築家がいなければ実現できないものになりがちですが、あまた屋根の下はアイデア自体に広がりがある点がとても素晴らしいと感じました。ビジネスモデルとしての要素もありますが、それ以上に〈フォロワーが増やせる〉〈一つ成功すると多くの人が真似したくなる〉といったワクワク感があり、様々な人が参加しやすいことも魅力的だと思いました。』と語っています。
当日の二次審査の様子につきましては、以下のリンクより視聴が可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=-s2vVNbrbmg&t=9894s
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コンペ概要
本コンペティションでは、「日本らしさのあるシェアハウス」の実現を目指し、敷地や建物の形状に自由度を持たせた設計を募集しました。特に、日本文化や国民性を感じることができ、住民が長期的に日本に滞在したくなるような、他に類を見ないシェアハウスのアイデアを求めました。
コンペ開催背景
1980年代から90年代にかけて、日本での住居を確保するのが難しかった外国人向けにシェアハウスが提供され、当初は「ゲストハウス」や「外国人ハウス」と呼ばれていました。しかし、時代の変化に伴い、住むための空間から楽しむための空間へとシェアハウスの役割が変化し、日本の文化に魅力を感じて日本に住む人々が増えてきました。
このような背景を受け、ただの住居ではなく、多国籍・多世代の人々が日本に長期滞在したいと思えるような、また日本のシェアハウスが好きになるような「日本らしさのある」シェアハウスの提案を求めるコンペティションが開催されました。
二次審査審査員
以下の3名は一次審査にもご参加いただきました。
審査員長:猪熊 純 氏(株式会社 成瀬・猪熊建築設計事務所 / 芝浦工業大学教授)
審査員:西田 司 氏(株式会社オンデザインパートナーズ / 東京理科大学准教授)
審査員:上杉 勢太 氏(YADOKARI株式会社 代表取締役)
コンペを経て
本コンペティションは、参加者の視点からシェアハウスの新たな在り方を学ぶ貴重な機会となり、多様な視点が交わることで、これまでにない魅力的なアイデアが数多く生まれました。これらのアイデアは、シェアハウスの未来にとって大きな財産です。オークハウスは、集まったアイデアを活かし、より多くの人が安心して暮らせる環境の整備を進めていきます。
<主催者情報>
主催:株式会社オークハウス
住所:〒170-0012 東京都豊島区上池袋1-9-8 豊田ビル3
公式ウェブサイト:https://www.oakhouse.jp
オークハウス大賞特別サイト:https://sites.google.com/oakhouse.jp/awards
オークハウスについて
オークハウスは、日本の賃貸住宅制度により住む場所を借りづらい訪日外国人向けに、敷金・礼金・連帯保証人を要求せず、全室家具家電付き住居を提供するシェアハウス/マンスリーマンションの運営会社です。首都圏と関西を中心に約 200 物件/4,800 部屋を運営管理。全入居者のおよそ70%が外国人です。国籍、職業や年齢、性別、収入による制限なくご入居いただけます。大型シェアハウスシリーズ「ソーシャルレジデンス®」の稼働率 92%を達成中。
※当データは2025年2月現在のものです。
<お問い合わせ先>
株式会社オークハウス コンペ事務局
Email: eigyo-suishin@oakhouse.jp