森永乳業が新たな太陽光発電設備を導入し、利根工場でのGHG削減を目指しています。年間570トンのCO2を削減する見込みで、サステナブルな経営に注力中です!🌞✨
解説
森永乳業が新たに利根工場に設置したカーポート型太陽光発電設備。これにより年間570トンのCO2排出量削減が見込まれ、よりサステナブルな未来に向けて一歩踏み出しました🌱。この取り組みは、再生可能エネルギーの利用を促進し、環境への影響を少なくすることを目的としています。さらに、同社は2030年までの長期的な環境目標を設定していて、持続可能な社会への貢献を目指しています。森永乳業の「かがやく“笑顔”のために」というスローガンのもと、より良い未来を作り出すための努力が続いています✨。
この記事のポイント!
1. 利根工場にカーポート型太陽光発電設備を新たに導入。
2. 年間570トンのCO2削減を見込む。
3. 整備された設備は、合計で約1
100kWの発電能力を持つ。
4. 東京多摩工場、フリジポート熊本工場でも環境対策を実施。
5. 2030年度までの環境目標に向けて取り組んでいる。
森永乳業は、再生可能エネルギーを活用したGHG削減の取組みの一環として、利根工場に新たに発電容量が約500kWのカーポート型太陽光発電設備を増設し、このたび稼働を開始しました。すでに設置されている600kWの設備と合わせて、発電容量が約1,100kWとなり、森永乳業グループとして初のメガソーラーが誕生しました。既存設備を含む利根工場全体で、CO2排出量が年間約570t削減されることを見込んでいます。
※1 メガソーラー:1メガワット(1MW=1,000kW)以上の大規模な発電容量を持った産業用の発電設備のこと。
◆利根工場太陽光発電設備概要 *( )内は今回導入した設備
・太陽光パネル:3,400枚(1,200枚)
・総パネル面積:約5,955平方メートル(2,343平方メートル)
・発電容量:約1,100kW(約600kW)
・想定年間発電量 :約1,300MWh (600MWh)
利根工場で電力会社より購入している電力のうちの30%以上※2、一般般家庭の
約310世帯分(4,175kWh/世帯 として試算)に相当します。
※2 2023年4月‐2024年3月 比
◆補助事業
環境省:令和6年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(ソーラーカーポート事業)
◆乳業グループの太陽光発電設備の取組み
当社グループは、これまで東京多摩工場、フリジポート熊本工場にて設備を導入し、また、2025年春に神戸工場と佐呂間工場の太陽光発電設備が稼働開始予定です。利根工場の設備と合わせて、森永乳業グループにおける太陽光発電で年間約1,600tのCO2 削減を見込んでいます。また、神戸工場においてはFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の認定を受けた太陽光発電事業にも取り組んでおります。
森永乳業は、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」のもと、サステナビリティ経営の実現を目指し、「『おいしいと健康』をお届けすることにより、豊かな“日常・社会・環境”に貢献し、すべての人のかがやく笑顔を創造し続けます」というサステナビリティビジョンを掲げています。このサステナビリティビジョンの実現に向けた活動を推し進めるべく、2022年に「サステナビリティ中長期計画2030」を策定しました。その中の「資源と環境」で、2030年度までにScope1+ Scope 2におけるCO2排出量削減率38%以上(2013年度比)を目標としており、達成に向けて取り組んでまいります。
◆森永乳業ウェブサイト ~森永乳業のサステナビリティ~
https://www.morinagamilk.co.jp/sustainability/
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