卵子凍結を選んだ女性たちの力強い物語を紹介🌸。それは彼女たちの未来に向けた大切な選択✨
解説
卵子凍結は、将来の出産を計画する女性たちにとって新しい選択肢として注目されています。これは最先端の医療技術で、卵子をマイナス196℃で凍結保存します💧。近年、企業や自治体からのサポートも増え、多くの女性がこの選択をしています。松岡かすみさんが書いた『-196℃の願い』では、実際にこの決断をした8人の女性の物語を通じて、卵子凍結の背景や各種の意見を聞くことができます📖。彼女たちはそれぞれ異なる状況や理由から卵子凍結に踏み切りましたが、共通しているのは、選択に対する後悔がないこと。彼女たちの勇気を知ることで、児童を持つことや人生設計について考えるヒントを与えてくれる内容です✨。
この記事のポイント!
卵子凍結は将来の妊娠に備えた最先端医療技術💼
異なる背景を持つ8人の女性が登場👩⚕️
各女性の選択に対する後悔がないことが共通点💪
補助金制度など企業のサポートが増えている📈
医療費や現場の課題についても言及📊
「いつかは子どもを」とは考えつつも、仕事や日々の生活に追われるうちに、“出産適齢期”の上限とされる35歳を過ぎていたというのも珍しくない。万人に共通するベストな「産み時」なんて存在しないが、タイムリミットも確実に存在する。
元週刊朝日の記者が描く力強さ溢れるヒューマンストーリー『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』が、株式会社朝日新聞出版より3月21日(金)に発売となりました。
「卵子凍結」とは、将来の妊娠・出産に備えて卵子を取り出して、マイナス196℃で凍結保存しておく最先端の医療技術のことです。最近では東京都などの自治体だけでなく、企業でも補助金を出してサポートする動きが出ています。
本書には、8人の女性が登場します。年齢、キャリア、生い立ち、それぞれに違いますが、それぞれがどのような考えで卵子凍結に踏み切ったのかを、週刊朝日の元記者である松岡かすみさんが丁寧に聞き取っていきます。
また卵子凍結後の展開も、人それぞれに異なっています。凍結卵子を使って出産した女性もいれば、更新料を払って保管し続ける女性、妊娠出産を諦め凍結卵子を廃棄した女性など様々です。しかし共通しているのは、誰一人、この選択を後悔していないことでした。迷い、偏見、孤立、失意を乗り越えて進んでいこうとする彼女たちの勇気は、どこからやって来るのでしょうか?
さらに、婦人科クリニックの医療従事者などへの取材を行い、卵子凍結にかかる医療費のこと、現場で起きている課題、さらにそこから妊娠・出産へ進んだ場合の医療費などもレポートしていきます。
朝日新聞出版公式note「さんぽ」での全文公開は、3月31日(月)13時までの予定です。
https://note.com/asahi_books/n/n701747b8afcd
著者プロフィール
松岡かすみ(まつおか・かすみ)
1986年高知県生まれ。同志社大学社会学科卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどで活動する。取材対象は、社会問題、生き方や価値観を含めたライフスタイル、食など広範囲に及ぶ。著書に「ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢」(朝日新書)がある。
『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』
定価:1980円(本体1800円+税10%)
発売日:2025年3月21日(金曜日)