東京都港区で行われた「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる」で、若者たちが投票の重要性を体感✨。芸人たちの楽しいネタを通じて、選挙への興味を掻き立てる素晴らしいイベントでした!特別ゲストの後藤威尊も登壇し、会場の盛り上がりは最高潮に!
解説
「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる」は、若者たちが政治や投票にもっと関心を持つことを目的としてデザインされたイベント✨。多くの若者が参加し、芸人たちがユーモアを交えて選挙の重要性を伝え、真剣なトークが展開されました。特別ゲストとしてINIの後藤威尊も遅れて登場し、楽しい雰囲気を盛り上げました!観客は模擬投票を行い、実際の選挙に近い雰囲気で投票の意義を学びました📊。このイベントが若者の投票動機を高める一助になれば嬉しいですね。これからも選挙に足を運ぶことの大切さが浸透することを願っています💪!
この記事のポイント!
1. 多彩な芸人たちが選挙に関するネタを披露
2. 若者が実際に投票体験できるイベント
3. 専門家による選挙の重要性についてのトーク
4. 身近な問題としての選挙を扱う
5. SNSを利用した情報収集の重要性
若者の政治や選挙への関心を高め、投票の大切さを周知し、自発的な投票行動を促すことを目的としたイベント「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる‐1グランプリ」が、2月28日(金)、東京都港区の草月ホールにて開催されました。本イベントには、ジョイマン(高木晋哉、池谷和志)、滝音(さすけ、秋定遼太郎)、そいつどいつ(市川刺身、松本竹馬)、エルフ(荒川、はる)がオリジナルの選挙ネタを披露したほか、スペシャルゲストにグローバルボーイズグループ「INI」の後藤威尊が登壇しました。
本編は、3月21日(金)16:00より、YouTube「総務省動画チャンネル」にて公開いたします。
イベント概要
「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる‐1グランプリ」
■日時:2025年2月28日(金) 開場17:30/開演18:00/終演19:30
■内容:
オープニング
ネタ
投票タイム
トーク
投票結果発表
エンディング
■会場:草月ホール (東京都港区赤坂7丁目2-21)
■出演者:
<MC>陣内智則、亀井京子
<特別ゲスト>後藤威尊(INI)
<ゲスト芸人>ジョイマン、滝音、そいつどいつ、エルフ
<有識者>杉浦真理(立命館宇治中学校・高等学校教諭)
■配信:3月21日(金)16:00~ YouTube「総務省動画チャンネル」にて配信開始
( https://youtu.be/gL93HIva80A )
「若者フォーラム2024 選挙行きたくなる‐1グランプリ」オフィシャルレポート
“選挙”をテーマに芸人たちが新ネタを披露!
この日のMCを務めたのは陣内智則。ステージに登場し、会場を見渡すなり「若い方が多いですね。おそらく……ジョイマンを観に来たんでしょうね」と言い放ち、会場を笑いに誘います。その後「すいません、ジョイマンさんじゃなくて」と言いながら登場した後藤は、選挙には「どうしても難しいイメージがある」と話します。そんな“現在の若者代表”ともいえる後藤も登場したところで、さっそく芸人たちがネタを披露しました。
最初にネタを披露したのは「そいつどいつ」。市長選の選挙演説をしている候補者(刺身)に、松本演じるおじいさんが食ってかかります。聞けばついさっき、候補者が乗っていた選挙カーがおじいさんの家の塀に突っ込んだそうで……。最初は常識知らずに思えた候補者ですが、その演説を聞くうちにだんだん翻弄されていくおじいさんの姿が笑いを誘います。
続いては滝音が漫才を披露。「成人するまでは選挙に興味なかった」(さすけ)、「候補者がいっぱいいて、毎回誰に入れたらいいか迷うし、わかりにくい」(秋定)などと若者の気持ちを代弁するような選挙への自身の思いを明かし、笑いを交えながら「選挙公報はわかりやすい」「ネットリテラシーが大事」など、選挙に関する大事な知識も伝えていきます。
3組目に登場したエルフは、選挙カー風に改造した小さな台車に乗って登場した候補者役のはるの姿が面白すぎて、登場するなり爆笑をさらいます。そんなはるに我関せずといった様子で友だちとギャル語で話していた荒川でしたが、急に「物価高は?」「対米貿易赤字は?」などとはるに詰め寄ったため、そのギャップでも大ウケ。さらになぜか最後は2人で一緒にパラパラを踊るというシュールな展開に、終始爆笑が起こっていました。
そして、トリを務めたのは「営業-1グランプリ」でも優勝したという、各地の営業で引っ張りだこのジョイマン。おなじみのダンスとダジャレ混じりの歌を選挙用にアレンジして笑わせるだけでなく、「今、政治家さんはSNSで発信してるんだよ」などの若者に向けたメッセージも発しながら会場を沸かせていました。
実はとても身近な問題に直結している“選挙”
ネタ披露の後はさっそく投票へ。今回は芸人を候補者と捉え、有権者である観客は実際の選挙で使用されている投票用紙と同じ素材で作られた投票用紙に記入し、ステージに置かれた投票箱に投票します。
投票の結果が出るまでの間は、有識者である立命館宇治中学校・高等学校教諭の杉浦真理先生に選挙についてのお話を伺うことに。
“選挙”や“政治”と聞いても、若者にとってはどこか他人事のような、身近じゃない印象を受けるかもしれないけど、実はとっても身近なことなんです、と話す先生は、その例として今話題になっている「103万円の壁」問題について説明します。
「アルバイトや非正規で仕事をすることが多い若者にとって、103万円の壁の問題はとても身近な問題ですよね。壁がなくなって、税金を払わずに済む人が多くなるのは、払わなくていい人にとってはいいことですが、その分の財源が地方に入ってこなくなるということでもあるんです。それをどうするか、いろんな案を各政党が出しています」
「どんな案が出ているかについては各政党のHPを見てもらいたいのですが、見て、『無理!』と思う若者が多いので、最初は選挙公報や、SNSで3分程度の短い切り取り動画などが上がっているので、それを見るのもいいと思います。ただ、切り取り動画には問題な点もあり、偏った情報だけを見てしまうこともあるから、ネットリテラシーがとても大事。あえて反対の意見の動画を見るなど、工夫も必要です」と話す先生の言葉に、芸人たちも真剣な表情で聞き入っていました。
後藤「改めて選挙に行く大切さを理解しました」
そして、いよいよ投票結果の発表です。「4位から発表します」との陣内の言葉に「えぇ〜っ!?」と不満顔の芸人たちでしたが、4位がジョイマンでわずか9票だったと発表されたため、会場は笑いに包まれます。しかし肝心の本人たちは「え〜っ、笑ってたじゃん!」(高木)、「今年いちばんウケましたよ?」(池谷)と信じられないといった様子。
また、投票前、「賞レースでは『トップバッターは不利』って言われてるんで、みなさん点数をつけてらっしゃると思うんですけど、僕らの点数にはプラス5点付けてください」とお客さんにアピールしていたそいつどいつは残念ながら3位に。
1位が104票、2位は91票というかなりの僅差でしたが、優勝したのはエルフ! 荒川は、ネタを作る際、“ギャルが政治に詳しい”というギャップの面白さはあるとしながらも、「でも、自分がホンマはわかってないのにわかってるフリをするのはイヤやったんで、最後はリアルにわからない自分を出してネタを作ってよかったです」と明かします。
一方はるは、「昔からよくいろんな議員さんに似てるって言われてきたんですけど、ここでそれが活かせてよかったです」と話し、笑いを誘います。
優勝したエルフが選挙に当選した議員のようにだるまに目を入れる中、なぜか後藤がジョイマンと一緒にネタをする流れになり、後藤が高木と一緒に「ナナナナ〜、ナナナナ〜」と踊ったかと思うと、高木が「ありがとう〜、後藤」と韻を踏み、会場から大きな歓声が上がる一幕も見られました。
改めてイベントの感想を聞かれた後藤が「改めて選挙に行く大切さを理解しましたし、若者の1票の重さも感じました。これからも責任を持って選挙に行きたいなと思いましたし、メンバーやファンのみなさんに『選挙行った?』って声がけもしていきたいなと思いました」と明かすと、会場からは大きな拍手が沸き起こっていました。
陣内が自腹でエルフに賞金をプレゼント!?
イベント終了後、改めて今の気持ちを聞かれた荒川は、「アゲ〜! 投票率もアゲ〜! 1位とかあんまりないんで、ホントに嬉しかったです」とゴキゲン。賞金はないと聞いた報道陣から「何かあげたりしないんですか?」と聞かれた陣内が「何がほしいの?」とエルフの2人に聞くと、荒川は「え〜、サンローランの香水……か5万!」と答えます。すると陣内が「わかった、じゃあ5万あげるわ。1人2万5千円ずつな」と自腹で2人に賞金をプレゼント! これには「え? 無理ヤバイ嬉しすぎる〜! がんばってよかった!」(荒川)と大喜びの2人でした。
また、「僕、本当にジョイマンさんが好きで、小学校の頃からモノマネしてたんで……」と話す後藤は、陣内から「ウソでしょ? そんな世代じゃないよね」とツッコまれ、「ウソなんですけど(笑)」と認めながらも、「一緒に踊れて、ファンの方もすごく喜んでくださってたんで、よかったです」と笑顔を見せます。
高木は「9票っていうのがホントに……」とまだショックから抜け切れない様子ながらも、「でもだんだん入れてくれた人に感謝の気持ちが湧いてきて……。だから、選挙で負けた人ってこんな気持ちだったのかなって思いました」と、落選した人の気持ちに思いを寄せていました。
本イベントの様子は、YouTube「総務省動画チャンネル」でもお楽しみいただけます。
▼YouTube「総務省動画チャンネル」はこちらから
<イベント構成>
オープニング
イベントの趣旨説明/出演者の自己紹介 など
5分
ネタ
4組の芸人が「選挙に行きたくなるネタ」を披露
40分
投票タイム
観客が「最も選挙に行きたくなったネタ」に投票
10分
トーク
選挙に詳しい専門家による4組のネタの総評&選挙の魅力紹介
20分
投票結果発表
「選挙行きたくなるー1グランプリ」優勝者が決定
10分
エンディング
出演者による感想&若い方たちへ「選挙に行こう」と呼びかけなど
5分
<出演者>
【MC】
陣内智則
亀井京子
【特別ゲスト】
後藤威尊(INI)
【ゲスト芸人】
ジョイマン
滝音
そいつどいつ
エルフ