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子どもたちを魅了する『ロボットのたまごをひろったら』が福井市こどもの本大賞受賞

友情をテーマにした『ロボットのたまごをひろったら』、福井市こどもの本大賞を受賞した高学年向け児童書が話題に!🌟

解説

『ロボットのたまごをひろったら』は、不器用な少年が心を通わせていく物語。🤖 主人公は論理的思考が得意だけど、感情に疎い。そんな彼が、陽気なポヨや引っ込み思案なテツと共にロボットの赤ちゃんを育てることに!🌟 物語は友情や冒険を描きつつ、心温まる成長の過程を描いています。絵もとても美しく、子どもたちが読むにはピッタリの一冊。書店やオンラインでぜひチェックしてね!📚

この記事のポイント!

1. 論理的思考を持つ主人公
2. ロボット育成の冒険
3. 友情と成長のテーマ
4. 美しいイラストと物語
5. 福井市こどもの本大賞受賞作

株式会社ポプラ社から刊行している『ロボットのたまごをひろったら』が、第6回福井市こどもの本大賞(物語部門)を受賞しました。この作品は、2024年に刊行された高学年向け児童読み物で、令和6年に発刊された高学年向け児童書の中から、「こども司書くらぶ」メンバー18名の投票により決定しました。

『ロボットのたまごをひろったら』あらすじ
主人公の財前巧は、論理的思考と効率性を重視し、ひとの気持ちを想像することが大の苦手で、友だちなんていらないと思っていました。ところが、明るくひとなつこいポヨと、人と話をすることが苦手なテツから頼まれていっしょにロボットの赤ちゃんを育てることになったのです。そこへ、ロボットを狙うあやしい大人たちが現れて…。性格の全く異なる3人が、ロボットを通して心を通わせ、ひとを思い、関わり合う温かさ、優しさ、幸せを知る冒険と友情の物語です。

<作者/奈雅月ありす>

愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部卒業。小学校教諭を経て創作活動に入る。現代の子どもたちの悩みや葛藤、幸せを心おどる物語の中で鮮やかに描き出す。作品に『おれたち戦国ロボサッカー部!』(第2回ポプラズッコケ文学新人賞受賞作)『こちらへそ神 異能少年団』(ともにポプラ社)がある。

<画家/酒井 以>イラストレーター。嵯峨美術短期大学卒業。少年少女のピュアなまなざしを柔らかな線とやさしい色彩で描く。イラストを担当した作品に、『わたしの苦手なあの子』『かみさまにあいたい』『はじめての夏とキセキのたまご』『青く塗りつぶせ』(以上ポプラ社)『ひかる石のおはなし』(あかね書房)『チーム紫式部!』(静山社)など多数ある。

福井市こどもの本大賞とは

福井市こどもの本大賞は、1年間に発刊された高学年向けの児童書の中から「福井市こども司書くらぶ」メンバーの投票により決定される賞で、物語部門とノンフィクション部門がある。

今年は、令和6年に発刊された高学年向け児童書の中から、物語部門33冊、ノンフィクション部門6冊の候補作品があった。「こども司書くらぶ」メンバー18名の投票により、「福井市こどもの本大賞」が以下の2冊に決定。

■物語部門

『ロボットのたまごをひろったら』 奈雅月ありす 作 酒井以 絵 ポプラ社

■ノンフィクション部門

『こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。』 岩貞るみこ 文 サタケシュンスケ イラスト  講談社

ロボットのたまごをひろったら

作/奈雅月 ありす 絵/酒井 以

ポプラ社刊

発売年月:2024年3月

定価:1,760円(10%税込)

書誌ページ⇒https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4056056.html

Amazon⇒https://www.amazon.co.jp/dp/4591181448/?tag=poplarsha-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

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