荒川区での俳句相撲大会が開催され、子どもたちが本気で競い合う姿が素敵でした!横綱に選ばれた三色だんごとお花見チームの活躍に感動しました!🌸
解説
この俳句相撲大会は、実はただのイベントではなく、子どもたちが日本の伝統文化である俳句を通じて表現力を磨く、素晴らしい機会なんです!競技形式で楽しみながら、仲間と一緒に作品を作り上げるなんて、まさに楽しさと学びが同時に味わえる場ですね。💖ここでの優勝や横綱の称号は、彼らにとって大きな自信にも繋がるでしょう。来年もたくさんの子どもたちが参加して、素敵な作品を見せてくれるのが楽しみです!✨
この記事のポイント!
1. 俳句相撲大会でのユニークな競技形式。
2. 子どもたちが真剣に俳句を詠む姿。
3. 和太鼓などのオープニングイベント。
4. 地域文化を大切にする素晴らしい機会。
5. 横綱となったチームの喜びと抱負。
3月22日(土)、荒川区では、荒川総合スポーツセンターにおいて「令和6年度 奥の細道矢立初めの地 子ども俳句相撲大会」の千秋楽を開催しました。
この大会は、松尾芭蕉が奥の細道矢立初めの句を千住あらかわで詠んだことに因み開催する、相撲形式で俳句を披露する大会です。
今年で16回を迎える今大会は、俳句のまち10周年の記念大会として開催。区立小学校17校から153チーム(1チーム、二人一組)の応募があり、選句による予選を勝ち抜いた8チームがこの千秋楽に集結し、優勝・横綱を目指して、トーナメント方式により実際の土俵上で対決しました。
【当日の様子】
オープニングでは、天王太鼓つくも会による和太鼓の演奏がありました。続いて拍子木の音が鳴り響く中、盛大な拍手に迎えられながら、千秋楽出場の子ども達が入場しました。
兼題は、一回戦は「春の季節」、準決勝戦は「流し雛(びな)」「クロッカス」、決勝戦は「東風(こち)」「春の星」。千秋楽出場の子ども達は、決勝までの3回の対戦に備え、1チームでそれぞれ3句ずつ、計6句を作り勝負に挑みました。
軍配を手に行司が土俵に立ち、呼び出しが東西チームを呼び出すと、土俵に上がった両チームの子ども達は、互いに礼をし、会場に礼をした後、行司の合図で句の情景を表したパフォーマンスを交えながらリズムよく2句読み上げました。会場からは、子ども達の真剣勝負に声援と温かい拍手が贈られました。
対戦が進み、いよいよ本日の結びの一番・決勝です。対戦したのは、東の第九峡田小学校、町屋芭蕉チームと西の尾久第六小学校、三色だんごとお花見チーム。行司の「東、始め!」の掛け声で、町屋芭蕉チームの今野真帆さんが「東風が吹く季節と花粉もとんでくる」と詠み、秋元貴文さんが「強東風や打球伸びるよホームラン」と詠みました。続いて、「西 始め!」の掛け声で、三色だんごとお花見チームの細貝優斗さんが「小台橋川面に映る春の星」と詠み、渡辺康介さんが「春の空ピカピカ光る一等星」と詠み、両チームがそれぞれ今日一番の力作を披露しました。
大きな拍手の後、会場は審判員の判定に注目が集まりました。土俵上の行司から「西の勝」と勝ち名乗りが上がり、三色だんごとお花見チームが俳句横綱に決定すると、会場から惜しみない拍手が贈られました。
【横綱となった「三色だんごとお花見チーム」のコメント】
三色だんごとお花見チームの渡辺康介さんは「初出場で横綱になって、とても嬉しいです。」と笑顔で話してくれました。細貝優斗さんは「映るという漢字を使って、川面に春の星がキラキラ輝いている情景を詠みました。来年も横綱を目指して出場したいです。」と横綱となった喜びと俳句づくりへの想いを話してくれました。