番組を通じて、伝統工芸の未来や復興に向けた取り組みを知ることができる貴重な機会。冨永愛が語る思いに触れてみてください!🎨
解説
「冨永愛の伝統to未来」は、日本の膨大な伝統文化を未来へとつなげるための特別番組。能登半島地震の影響を受けた輪島塗や珠洲焼の職人たちが、復興に向けてどのような活動を行っているかを暖かく伝える内容です。✨特に職人たちの思いや挑戦が描かれており、視聴者は彼らの取り組みに感動し、理解を深めることができます。今後の可能性についても考えさせられる、意味のある番組です!💪
この記事のポイント!
1.輪島塗や珠洲焼といった伝統工芸の復興に焦点を当てています。
2.冨永愛が復興支援のために活動し、トークイベントを通じて職人と交流。
3.能登半島地震の影響を受けた職人たちのストーリーが感動的に描かれています。
4.地域コミュニティとのつながりを強調し、復興の希望を感じさせます。
5.伝統文化を未来に引き継ぐための重要性を訴える内容になっています。
毎週水曜よる10時放送の「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」3月26日の放送では「能登復興支援SP」と題し、放送開始から1年の間に取材した能登の伝統工芸を紹介。昨年の地震と豪雨で被災した作家・職人たちが、震災から1年が経った現状と復興に向けた未来を語る。
昨年4月に放送がスタートした「冨永愛の伝統to未来」では放送開始以来、能登半島地震で被災した能登の伝統工芸を取材し、その現状や復興に向けての活動を紹介してきた。昨年4月に取材した輪島市在住の大森晴香さんは、バイデン前大統領夫妻に贈呈した輪島塗コーヒーカップに夫妻の名前を入れた輪島塗の蒔絵師。取材当時は殆ど仕事がなかったという。
そして昨年11月には中部経済産業局と番組がコラボし、石川県金沢市で「職手継(してつ)祭2024 in 金沢 ~伝統文化を未来へ~」を開催。冨永愛が石川県の伝統工芸「牛首紬」で作った洋服で登壇し、トークセッションを行なった。さらに輪島塗の職人6名が集まり、復興に向けての課題、進むべき未来について大いに語り合った。
この職手継祭に参加した「輪島の未来のために」を主宰する陶芸家・古込和孝さんは、能登半島地震で輪島市内の自宅と工房が全壊。その後、被災した職人仲間に声をかけて「輪島の未来のために」を結成し、輪島塗復興を目指す活動を続けている。話を伺うと、震災までは輪島塗を特に意識してはいなかったという。
古込「(震災があって)輪島塗が本当になくなってしまうって思ったんですね。輪島塗は基本分業なので、どこかで誰かがいなくなってしまうと最後までは出来なくなってしまう。その時に自分は何が出来るだろうと考えました」
そして職手継祭と同じ日に金沢市で開催された「KOUGEI EXPO IN ISHIKAWA」では、冨永愛がしいのき迎賓館に設けられた輪島塗や珠洲焼のブースを取材。同会場で行われたトークイベントでは輪島塗伝統工芸士会会長の坂口彰緒さん、珠洲焼創炎会会長の篠原敬さんとともに登壇し、現状や今後の展望などを伺った。
震災で大きな被害を受けた珠洲焼は、昨年末にようやく共同窯が復活したが、市内に18あった個人の窯は今だ一つも稼働していない。篠原「(珠洲焼を)買って応援したいという声は沢山あるんですけど、全く応えられない。それがもどかしいです」
そして今年2月、日本橋三越本店・中央ホールで開催された「未来につなぐ能登のものづくり」では、これまで番組で紹介した能登の伝統工芸の作家・職人たちが数多く出展。番組に寄せられた視聴者からの応援メッセージが書かれたパネルも飾られた。輪島塗のブースには、昨年4月に取材した大森晴香さん、同じく蒔絵師の父・大森修さんが装飾した輪島塗も展示された。今回の放送では修さんの蒔絵が施された作品を紹介する。
このイベントに出展していた坂口さんに輪島塗の現状と課題について伺った。
坂口「(昨年9月の)水害で輪島を離れる職人も出てきて、約4カ月経つが数を把握しきれていない。今どのくらいの人が輪島にいるか調査しているのが現状。若手の人員が減っているので、年配の技術者がいる間に若い人たちに技術を伝えてもらうことが大事だと考えています」
古込さんにも、輪島塗の未来について伺った。
古込「僕に出来ることは僅かなんですけど、こういったイベントを活かして、現状の輪島塗ではなく新しい価値のある商品づくり、作品づくりをしていくことが一つの出口戦略だと思っています」
この他、同じく能登半島地震で甚大な被害を受けた能登上布、大樋焼、七尾和ろうそくの作家、職人たちの声を届ける。この1年間、復興を目指し必死に前を向く職人たちと接してきた冨永愛は、トークイベントでその想いを語った。
冨永「私が出来ることをこれからもしていきたいと思ってますし、この番組を通じて一生懸命(復興支援を)やっていきたいと思っています」
「冨永愛の伝統to未来 能登復興支援スペシャル」は、BS日テレで3月26日(水)よる10時から放送。さらに番組公式YouTubeでは「KOGEI EXPO IN ISHIKAWA」のノーカット版を同日配信する。
【番組名】冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~
【放送日時】毎週水曜よる10時
【放送局】BS日テレ
【出演者】冨永愛
【クレジット】ⒸBS日テレ
【番組概要】
冨永愛が全国各地を訪ね、その土地に根付く「伝統文化」を紹介します。
先人たちから受け継がれてきた「伝統」の素晴らしさを伝えるとともに、
後継者問題など伝統文化が置かれている「現状」、そして進むべき「未来」を
探っていきます。
【番組HP】https://www.bs4.jp/dentotomirai/
【番組公式X】https://twitter.com/dentomirai
【番組公式YouTube】https://www.youtube.com/@dentoumirai
【番組公式TikTok】https://www.tiktok.com/@dentomirai
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