アート好き必見!7名の若手アーティストが独自の世界を表現した新作を展示するIndependent Tokyo 2024 Selectionが開かれます!✨
解説
Independent Tokyo 2024は、新進アーティストを応援するためのブース出展型のアートイベントで、今年の受賞者たちによる新作展が開催されます🏅。参加するアーティストは、タムロアヤノや竹内みかなど、今後の活躍が期待される若手が勢ぞろい!🏆彼らの作品には、家族との思い出や日常の中の美しさ、アイデンティティの探求など、様々なテーマが込められています✨。オープニングレセプションは無料で参加できるので、お気軽にお立ち寄りください!🎉
この記事のポイント!
1. 受賞アーティストたちの新作展示
2. アートと社会のテーマを深く探求
3. 無料オープニングレセプション開催
4. 若手アーティストの活躍の場を提供
5. アートの未来を感じられるイベント
tagboat主催のアートイベント「Independent Tokyo 2024」において、185名の参加者の中から見事賞を獲得したアーティスト7名の展覧会「Independent Tokyo 2024 Selection」を開催いたします。
Independent Tokyoとは、若手の新進アーティストが自身のアート作品を展示販売することができるブース出展型のアートイベントです。若手アーティストの登竜門として、作家のキャリア支援を目的としています。
今回はIndependent Tokyo 2024にて受賞した作家の新作を展示・販売いたします。今後の活躍が期待できる若手作家による渾身の作品をどうぞご高覧ください。
〈ARTIST〉
24’グランプリ:タムロアヤノ
24’準グランプリ:竹内みか
タグボート特別賞:宮口拓也、土屋靖之、TAIKI、ふるやみか、わんぱく中年とのまる
■出展作品のご紹介
24’グランプリのタムロアヤノは、大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、グラフィックデザイナーとして活動していたが、アーティストへ転身。穏やかな空間をテーマに、家族との時間を通じて物質的価値を超えた大切なものを問い直し、その思索を絵画として具現化しています。
24’準グランプリの竹内みかは、神戸市在住のアーティストで、大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科を卒業後、広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務した経験を持つ後、2010年から本格的に制作活動を開始しました。メロディペットという動物型遊具をモチーフにしており、絵画やインスタレーションを通じて表現されています。
宮口拓也は、1979年に北海道で生まれ、2005年に東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻を修了したアーティストです。日常的なテーマを独特の視点で表現し、色彩豊かな作品を制作しています。特に「フェンス(境界)」をモチーフにしたペインティング作品が特徴的で、これを通して儚さと再生というテーマを表現しています。
土屋靖之は、文房具を主役にした作品を制作するアーティストです。ミニマリズム、レディメイド、ポップアートの要素を取り入れ、文房具やその素材を巧みに配置して、視覚的に洗練された幾何学的な美を表現しています。特に、デジタル化が進む現代社会において、ビジネスの現場で使われる機会が減少した文房具に新たな活躍の場を提供するというコンセプトに基づいています。
TAIKIは、異なるアイデンティティが共存する現代社会を表現する作品を制作しています。日本と韓国のハーフとして生まれ、アイデンティティについて深く考え、自己表現の手段としてパッチワーク技法を取り入れています。この手法を通じて、彼は多様なアイデンティティの存在を表現し、社会における個々の独自性を強調しています。
グラフィックデザイナーからアーティストへ転身したふるやみかは、「SOTAI」というヒトガタの記号を用い、多様性や共生をテーマに作品を制作しています。自身の性自認の悩みをきっかけに、社会の枠組みを超えた存在の象徴として「SOTAI」を生み出しました。
自称“こうさくし”として、図画工作の発想を軸に、身近な素材を活かした作品を展開しているわんぱく中年とのまる。工作とアートの境界を超え、技術や技法に縛られない自由な創作を追求しています。八百万の神の思想に影響を受け、素材の持つ力を引き出すことを重視しています。
■アーティストインタビュー
タムロアヤノアーティストインタビュー「色彩が紡ぐ記憶と空間」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞したタムロアヤノ。グラフィックデザイナーからアーティストへ転身し、大切な人との時間や記憶をテーマに、穏やかで温かみのある作品を描いています。独自の色彩と技法で表現する作家の制作背景や想いを伺いました。
宮口拓也アーティストインタビュー「儚さと再生の境界を描く 」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞した宮口拓也。日常的なテーマを独特の視点で描きます。色彩豊かでありながらもどこか懐かしさを感じさせるものが多く、フェンス(境界)越しの風景に何があるのか興味を引き立たせます。創作の経緯や制作についてお伺いしました。
土屋靖之アーティストインタビュー「文房具が主役の新たなアート」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞した土屋靖之。彼の作品は、主に文房具を素材として用いる点が特徴です。ミニマリズム、レディメイド、ポップアートの要素を取り入れ、文房具を巧みに配置することで、視覚的に洗練された幾何学的な美を表現しています。
TAIKIアーティストインタビュー「アイデンティティを紡ぐパッチワーク」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞したTAIKI。パッチワークという手法を通じて、異なるアイデンティティが共存する現代社会の多様性を表現しています。各パーツはすべて異なる形や模様で構成され、それぞれが唯一無二の存在であることを示唆。日本と韓国のハーフとして生まれた自身のルーツから、アイデンティティへの問いを制作に昇華しています。
ふるやみかアーティストインタビュー「多様性を象徴するヒトガタ」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞したふるやみか。グラフィックデザイナーからアーティストへ転身し、「SOTAI」というヒトガタの記号を用いて、多様性や共生をテーマに作品を制作しています。独自の色彩と技法で表現する作家の創作背景や想いを伺いました。
わんぱく中年とのまるアーティストインタビュー「遊び心と創造力のアートワールド」
Independent Tokyo 2024にて見事、タグボート特別賞を受賞したわんぱく中年とのまる。わんぱく中年とのまるは、”こうさくし”を自称するアート活動家。子供の頃の図画工作を軸に、日常から生まれる素材や発想を取り入れ、アートと工作の境界を超えていきます。物にも魂が宿ると考え、素材の力を引き出すことを意識しながら作品に向き合い、アートの総合力を探求しています。
■展覧会初日はオープニングレセプションを開催
オープニングレセプション
開催日時:2025年4月10日(木)18:00-20:00
会場:tagboat
入場無料・予約不要
どなたでもご参加いただけます。お飲み物をご用意しております。
■アーティストプロフィール
タムロアヤノ AYANO TAMURO (’24グランプリ)
2006 大阪芸術大学デザイン学科卒
2007 広告代理店にてグラフィックデザイナーとして活動
2025 大阪にてアーティストとして活動中
穏やかな空間を表現することをテーマに、家族との時間を通じて気づいた物質的価値を超えた本当に大切なものを問い直し、その思索を絵画として具現化する。大切な人との空間や訪れた場所の記憶と空想を織り交ぜ、一枚の絵に温かさと静けさを込める。油絵具やオイルパステルを使用し、鮮やかでありながら柔らかな質感を追求し、独自の色彩で穏やかな空間を創り出す。作品は視覚的だけでなく感覚的にも安らぎを与えるものとなっている。
竹内みか Mika Takeuchi(’24凖グランプリ)
神戸市在住。
大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科卒業。
広告代理店勤務のグラフィックデザイナーを経て、2010年より制作活動をはじめる。
メロディペットと呼ばれる動物型遊具をモチーフに、絵画やインスタレーションを制作。
これまで国内外約80カ所の遊園地でフィールドワークを行なう。
近年、娯楽の多様化や少子化によって古い遊園地が軒並み閉鎖され、メロディペットも希少な存在となった。昭和の時代に作られ、今も遊園地の片隅でゆっくりと歩く彼らが「消費社会」や「豊かさ」について問いかける。
宮口拓也 Takuya Miyaguchi(タグボート特別賞)
1979 北海道生まれ
2005 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修了
最近は、街で見かける工事現場のフェンスをモチーフにして、画面の向こう側とこっち側を行ったり来たりするような作品を作りたいと思っています。学生時代に専攻したシルクスクリーン版画の平面的な表現の経験を活かしつつ、近年はアクリル絵の具を用いたペインティングを制作しています。お菓子の紙袋を木製パネルに貼り付けてその上に描くこともあります。
土屋靖之 Yasuyuki Tsuchiya(タグボート特別賞)
広島生まれ、広島育ち、東京大学教育学部卒業
文房具が主役となる作品を制作しています。
デジタル化によってビジネスの現場で存在感を失いつつある文房具たちに、アートという新たな活躍の舞台を提供しています。
<個展>
2023年 Stationeries(大阪、gekilin.)
2021年 Bang the Bung(東京)
TAIKI(タグボート特別賞)
日本と韓国のハーフ
1994年生まれ
2017年バンタンデザイン研究所東京校ファッションデザイン科卒業
<アーティストステートメント>
「継ぎ接ぎ」というコンセプトのもと制作。多種多様なものが共存している現代社会が
自身のルーツである服飾学生時代に用いていたパッチワークという手法とリンクしたことにより継ぎ接ぎが生み出す造形美の追求を始める。
ふるやみか(タグボート特別賞)
1988 大阪府生まれ
2019 武蔵野美術大学通信教育課程卒業
自身の性自認の悩みによる経験から「SOTAI」というヒトガタの記号を生み出し、
社会のさまざまな枠組みの中で記号化されてしまう人を表現すると同時に、
すべての人の概念を象徴するものとして作品に昇華している。
人とコミュニティ・社会の多様性の先にあるすべての共生をテーマとしている。
わんぱく中年とのまる Wampaku Chunen Tonomaru(タグボート特別賞)
1975年生まれ
大阪府出身
自称・世界の“こうさくし”と名乗るアート活動家。
子供の頃に経験した図画工作を表現方法に用い、工作とアートが交錯する点を狡猾に考察しながら日夜extremeな“こうさく”活動をしています。身近な物を使用したインスタレーションや、街を斬り撮ったり、大喜利感覚で技法や技術に拘らない作品を制作しています。
■開催概要
「Indepandent Tokyo 2024 Selection」
2025年4月10日(木) ~ 4月30日(水)
営業時間:11:00-19:00 休廊:日月祝
※初日の10日(木)は17:00オープンとなります。
※オープニングレセプション:4月10日(木)18:00-20:00
※4月18日(金)、19日(土)は、tagboat Art Fair2025開催のため休廊となります。
入場無料・予約不要
会場:tagboat 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F