『モナのまなざし』は、心揺さぶる美術鑑賞を通じて、少女の成長や再生を描いた物語だよ。叔父とのアートレッスンで、人生について深く考えるモナに感情移入すること間違いなし!🎨
解説
『モナのまなざし』は、失明の危機に瀕した10歳の少女が、祖父との美術鑑賞を通じて新たな気づきを得る心温まる物語です。モナは、美術館でのアートレッスンを通じてただの絵を鑑賞するのではなく、それによって表現されるメッセージや感情を理解することに挑戦します。祖父アンリが導く中で、名作を鑑賞する楽しさやその背景に隠れた意味に触れながら、モナは自己発見の旅を続けます🌟。アートがいかに心に影響を与えるかを実感し、最終的には人生の大切な一歩を踏み出す力を得ることができるのです。この本は、アートを通じて人生をより豊かにする方法を教えてくれます。
この記事のポイント!
1. 10歳の少女モナが失明の危機に直面
2. 祖父との美術鑑賞を通じた心の癒し
3. 名画から学ぶ人生の教訓
4. アートレッスンでの親子の絆
5. 特別なポスターで視覚的理解をサポート
ゴッホ、モネ、ピカソ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・・・西洋美術の巨匠たちのさまざまな作品鑑賞を通じてこの世の輝きを学んでいく少女の成長と再生の物語、『モナのまなざし』(トマ・シュレセール:著、清水玲奈:訳)が3月26日にダイヤモンド社から発売となります。
■少女と祖父の特別なアートレッスン――心揺さぶられる感動の物語!
ある日、10歳の少女モナは突然、失明の危機に直面してしまいます。病院での検査では原因が見つからず、医師は児童精神科受診を勧めます。そんなモナを心配した祖父アンリは、通院や薬よりもずっと心を癒す方法として、美術鑑賞を思いつきます。こうして毎週、パリの美術館で1作品ずつじっくり鑑賞する2人だけのアートレッスンが始まります。祖父の説明に耳を傾け、モナ自らも思考や想像を巡らせ作品のメッセージを味わいながら「人生とは何か」を学び、モナの日々は彩りを取り戻していきます。
本書は、モナとアンリの美術鑑賞を通じて、これまでにないアートの楽しみ方を知ることができる1冊です。単なる美術作品の解説書とは異なり、少女と祖父との対話を通して、名作をもっと自由に楽しみ、自分だけの感じ方を大切にする視点を読者に提供してくれます。本書には作中に登場するアート作品を一覧できるポスターも収録しており、視覚的にも理解を深めることができます。読後には、美術館へ足を運ぶ楽しみが増し、アートと向き合う時間がより豊かになるはずです。芸術を通じて人生を見つめなおす、新たな気づきに満ちた物語です。
■俳優 中谷美紀さん推薦!
「魂を救うアートのプライベートレッスンに涙が止まりません。
アートこそが、この美しくも残酷な世界を生きるための糧なのだと、改めて実感しました」
■目次(一部抜粋)
プロローグ 何も見えない
第一部 ルーヴル美術館
ボッティチェリ 受け取るという美学/レオナルド・ダ・ヴィンチ 人生に向かってほほえむ/レンブラント 自分を知りなさい/ヨハネス・フェルメール 無限に小さいものは、無限に大きい/フランシスコ・デ・ゴヤ 怪物はどこにでもいる
第二部 オルセー美術館
ギュスターヴ・クールベ 大声で叫び、まっすぐ歩く/ローザ・ボヌール 動物は尊く気高い/クロード・モネ 万物は流転する/ポール・セザンヌ 行け!闘え!今だ!
第三部 ポンピドゥーセンター
ヴァシリー・カンディンスキー 精神を追求しよう/ルネ・マグリット 無意識の声を聴こう/パブロ・ピカソ すべてを壊さなければならない
エピローグ 人生は冒険
[著者の作品]
■著者プロフィール:トマ・シュレセール(Thomas Schlesser)
美術史家。アルトゥング・ベルイマン財団(フランス・アンティーブ)館長、エコール・ポリテクニーク(フランス理工科学校)教授。フランスの出版社ガリマールから出版された『Faire rêver (夢を見させる)』『Anna-Eva Bergman-vies lumineuses(アンナ=エヴァ・ベルイマン――輝く人生)』など数多くの美術論の著書がある。
■訳者プロフィール:清水玲奈(しみず・れいな)
ジャーナリスト・翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科修了(表象文化論)。著書に『世界で最も美しい書店』(エクスナレッジ)、訳書にスージー・ホッジ著『世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち』(青幻舎)などがある。パリ暮らしを経てロンドン在住。
■『モナのまなざし』
著者:トマ・シュレセール
訳者:清水玲奈
定価:3,080円(税込)
発売日:2025年3月26日
発行:ダイヤモンド社
判型:A5並製・490ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4478119066/
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