「のどぐろもなか」は、浜田市の観光資源を生かした新しいお土産。あんこの持ち運びも便利で、観光地のお土産として大人気になりそう🏞️!
解説
「のどぐろもなか」は、島根県浜田市の特産品「のどぐろ」を形で表現したスイーツです🍡。このお菓子は学生たちが地域活性化のために開発したもので、実際に地域の素材を大切にしながら進めています。見た目の可愛さだけでなく、サクサク感や持ち運びのしやすさにもこだわっています👌。観光客にも市民にも愛されるお土産として、浜田市の新たな顔になれるよう、今後の展開が楽しみです✨。
この記事のポイント!
1. 視覚的インパクトで可愛らしいデザイン
2. サクサク感が長持ちする工夫
3. 地元のお菓子店で製造された上質なあんこ
4. 持ち運びやすく日持ちするパッケージデザイン
5. 地域経済を支えるための取り組み
島根県立大学の学生が地域活性化を目的に開発した、島根県浜田市の特産品「のどぐろ」をモチーフとする新たなお土産「のどぐろもなか」が、地元お菓子店「錦榮堂」との協力により商品化されました。浜田市の観光資源としての「のどぐろ」の知名度を高め、地域経済に貢献することを目指した本プロジェクトについて、開発の背景やこだわり、今後の展望を紹介します。
浜田市の観光資源とお土産市場の課題
浜田市は、日本海の豊かな漁場に恵まれ、「どんちっち三魚」として知られるノドグロ、アジ、カレイなどの水産ブランドを誇ります。しかし、市内のお土産市場には水産加工品が多く、日持ちしない・持ち運びにくいという課題がありました。また、市民や観光客からは「浜田市を象徴するお土産が少ない」、「ご当地感が不足している」、「目を引く商品がない」といった声も上がっています。
このような背景から、浜田市の観光の顔となる新しいお土産の開発が求められていました。そこで、地元の特産品を活かしながら、持ち運びしやすく、幅広い層に親しまれる商品として、「のどぐろもなか」の開発プロジェクトがスタートしました。
「のどぐろもなか」誕生経緯
このプロジェクトは、島根県立大学地域政策学部地域づくりコース3年生の豊田悠希さん、萩本琴乃さん、浜口海寿生さんと地域政策学部の濱野靖一郎准教授、市民研究員の牛尾昭さん、地元のお菓子店錦榮堂を中心に開発しました。
1. アイデア提案
「のどぐろ」を原材料として使用せず、形をもなかで表現することで、視覚的なインパクトを持たせました。また、従来のお土産は製造場所が浜田市ではないケースが多いという問題点があったので、あんこを浜田市のお菓子店錦榮堂で製造し、「浜田のお土産」としての価値を高めています。
2. 金型デザインの作成・発注
「のどぐろ」の特徴を活かしつつ、かわいらしいデザインを設計し、錦榮堂と取引のある石川県金沢市の加賀種食品工業にオリジナル金型を発注しました。金型の設計図も学生がデザインを行い、「のどぐろ」らしさを表現しています。
3. パッケージデザインの検討
島根県立大学の海遊祭(文化祭)でデザイン案を展示し、アンケート調査を実施しました。多くの方にデザインを見ていただき、その後のデザインの参考にしました。
4. 試作品の試食・改良
学内や浜田市内で試食イベントを実施して、味やパッケージの改善点を収集し、寄せられた意見をもとにパッケージやしおりのデザインを決定しています。
「のどぐろもなか」の特徴とこだわり
「のどぐろもなか」は、見た目・味・持ち運びやすさの3点にこだわっています。
1. 視覚的インパクト
「のどぐろ」の形を忠実に再現し、浜田市の特産品を象徴するデザインに仕上げました。かわいらしいフォルムや口の開いたデザインで中のあんこを見せることにより、「のどぐろ」を表現。可愛らしさとインパクトを出しています。
2. 味と食感へのこだわり
もなかの皮を個別に包装することで、サクサク感や香ばしい香りを長持ちさせることを実現しました。
あんこは錦榮堂がもなかに合うように仕立てたこだわりの小豆餡を使用しています。食べるときに、自分の好きな量のあんこをもなかに挟んで食べることができます。
3. 持ち運びやすさと日持ち
もなかとあんこを個別に包装することで賞味期限が長く、常温で持ち運びやすいため、お土産として最適です。
今後について
「のどぐろもなか」は、2025年4月1日(火)より錦榮堂本店他、ゆうひパーク浜田や浜田市観光協会特産品販売所、島根県立大学内の売店などでの販売を予定しています。将来的には、「浜田市といえばのどぐろもなか」と言われるほどの定番商品へ成長させることを目指しています。