TENTIALが導く健康づくりの未来 – 三島市との協力

健康に前向きな社会の実現を目指し、コンディショニングブランドを展開する株式会社TENTIAL（所在地：東京都品川区、代表取締役CEO：中西裕太郎、以下「テンシャル」）は、静岡県三島市とのコンディショニングを活用した健康づくりに関する包括連携協定「コンディショニング協定」を締結いたしました。

　テンシャルは「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションに、コンディショニングブランド「TENTIAL」を中心として、日常生活からコンディショニング（パフォーマンス向上のために心身を整えること）をサポートしています。ミッションの実現に向けて、アスリートの知見や最新の技術・研究を活用し、機能性を軸とした製品の開発のみに止まらず、さまざまな取り組みを行っております。

　静岡県・三島市は、「～人生100時代のウェルビーイングを目指して～ つながりでつくる健やかで幸せな人とまち」を健康づくりの基本理念として掲げ、まちづくり全体に”健幸”という視点を取り入れ、健やかで幸せなまちをめざす「スマートウエルネスみしま」の取り組みを平成25年度より推進してきました。日々の「健幸」活動をポイント化し、溜まったポイントを景品に交換するオリジナルアプリ「KENPOS」や、運動あそびを通じて運動習慣の定着化などを図る「みしま あそVIVA!プロジェクトなどに取り組んできました。

　市民の方々の健康促進を大切にしている三島市が「市民の睡眠習慣の改善・睡眠リテラシーの向上にむけた取り組み」を募集しており、三島市の健やかで幸せなまちをめざす「スマートウエルネスシティ構想」とテンシャルの「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」というミッションに親和性を感じ、弊社から「睡眠改善サポートプログラム」をご提案させていただきました。その後、三島市の健康促進について双方議論を重ね「スマートウエルネスみしま」にテンシャルのコンディショニングサポートの知見を取り入れることで健やかで幸せなまちづくりを推進する方向に決定し、コンディショニング協定締結にいたりました。

　この度、三島市とテンシャルがコンディショニング協定を締結することにより、三島市民のコンディショニングの啓発や健康づくりに取り組み、「市民が健康に前向きとなって人生を楽しみ、挑戦を続けられる社会」の実現をともに目指してまいります。

＜コンディショニング協定 連携事項＞

1.コンディショニングの啓発

2.市民の健康づくり

3.スマートウエルネスみしまの推進

コンディショニング協定締結の背景

　三島市では、平均寿命と健康寿命の差が、2016年で男性8.84年、女性12.35年と開きがあるため、「健康寿命」を延伸することを重要視しています。これらの三島市の抱える健康課題を、テンシャルがこれまで積み上げたアスリートへのコンディショニングサポートやR＆D活動の知見を活用し、市民の健康寿命の延伸に貢献することで医療費・介護費の抑制を目指します。また、市の健康づくりを推進することで産業の活性化を図り、将来にわたって活力ある地域社会を創るというビジョンを描いています。

＜三島市とTENTIALが目指しているもの＞

TENTIAL

　「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションとして掲げ、世の中に「コンディショニングを実装する」ことで、日常生活で誰もが簡単に健康を手にできる仕組みを提供し、人類のポテンシャルを引き出すことを目指している。

三島市

　「～人生100時代のウェルビーイングを目指して～ つながりでつくる健やかで幸せな人とまち」を健康づくりの基本理念として掲げ、健康づくりを一生を通じて前向きに人生を楽しむための手段として位置付けて、地域や関連事業者とともに市民総参加で健康寿命を延ばす健康づくりを進めている。

健康づくりにおいて、三島市とTENTIALの目指している社会や価値観が近い。

三島市職員を対象にした睡眠改善サポートプログラム

　三島市の事業者様や市民の方々のコンディショニングサポートを行うことに先駆け、まずは三島市職員様を対象として、睡眠改善サポートプログラムによる検証実験を実施しました。（2024年11月～12月）

生活習慣病やメンタル不調など総合的に健康に関係の深い「睡眠」に着目することで、コンディショニングサポートの有効性を検証し、三島市の事業者様や市民の方々への健康づくりに展開する構想です。

満足度92.3% 睡眠改善サポートプログラム検証結果

<プログラム概要>

検証目的：睡眠改善サポートプログラムによる市職員の睡眠改善および睡眠改善による心身への影響

試験品：SELFLAME®を用いたウェア、重炭酸入浴剤

測定項目：主観的な睡眠評価（サーベイ、OSA-MA)、客観的な睡眠評価、活動量計、ストレス測定器

検証人数：三島市役所 職員 30名

対象期間：プログラム未実施の期間（14日間）とプログラム実施期間（28日間）の比較

結果1 睡眠体験が改善

　実験の結果、参加した職員において、主観的な睡眠体験が向上しました。具体的には朝起きた時の疲労が軽減し、頭がはっきりしている、寝つきがよく夜中に目が覚める回数が減るといった結果が得られました。

結果2 プログラム実施により、身体の疲れや不調が改善

　日々誰しもが感じやすい身体の不調の改善も確認されるものがありました。疲労や身体の不調によって引き起こされる頭痛、首や肩のこり、目の疲れや下痢などの諸症状が改善しました。睡眠体験の向上によって、間接的に身体的な不調の緩和にも繋がる可能性が示されました。

結果3 プログラム実施により、メンタルにも好影響

　本プログラムでは睡眠改善によりメンタル面にも好影響を与えることができるのではないかという仮説をベースに、メンタル面への影響も調査しました。実際には、活気がわいてくる、元気いっぱいだといった一部のポジティブな感情の増加が確認できました。さらにイライラする、何をするのも面倒だ、といった一部のネガティブな感情が減少しました。以上から睡眠の改善が精神的な健康にも好影響を与える可能性が示されました。

結果4 高い満足度を記録

　この実証実験全体の満足度は92%と非常に高く、参加者の多くがその効果を実感していることが伺えます。

三島市 豊岡武士市長 のコメント

　この協定は、三島市が設ける民間提案制度を通じて募集した「市民の睡眠習慣の改善、睡眠データの向上」というテーマに対し、株式会社テンシャル様からご提案いただいたものです。 市内企業や市民を対象に、睡眠リテラシーの向上と睡眠課題解決を目指し、市民の健康づくりに共同で取り組むことを目的としております。 三島市では「スマートウェルネスみしま」という、市民の心身の健康増進を目指す取り組みを推進しており、睡眠はその重要な要素です。 テンシャル様の先進的な技術や知見により、市民の健康増進に向けた新たな取り組みができることを大いに期待し、共に歩んでいきたいと考えております。

テンシャル代表取締役CEO 中西裕太郎のコメント

　株式会社テンシャルは、「ポテンシャル」という言葉から名付けられ、人の可能性に向き合いたいと考えております。 創業の背景には、私自身の先天性心疾患の経験から健康の重要性を痛感したことと、スポーツ経験を社会貢献に繋げたいという思いがあります。 健康に前向きな社会を作るため、健康に資する商品を通じて多くの人を支えたい。 テンシャルは、挑戦する人の裏側で支えられる存在でありたいと願い、日々挑戦しています。 この度の協定締結を大変嬉しく思っており、三島市の健康というテーマに共に取り組んでいけることを楽しみにしております。

テンシャルR＆Dの歩み

＜2023年＞

• NTT東日本と共同で「テンシャル製品を用いた従業員の睡眠課題を解決する検証実験」を実施

• パラマウントベッド（株）と共同で「テンシャル製品で冷え×睡眠課題を解決する検証実験」を実施

• 2023年疲れに関する調査を実施

＜2024年＞

• 大橋運輸株式会社「SELFLAME®️が運輸業の睡眠課題を解決する臨床研究」を実施

• GenkiGroup「特許技術と高機能素材を使用したインソールが介護従事者の足の課題を解決する試験」を実施

• 足の悩みとリカバリーサンダルに関する調査を実施。

• TENTIALの独自技術「Sleep Conditioning Technology™️」を有した掛け布団を用いて、健常人の睡眠に対する臨床研究を、早稲田大学睡眠研究所 所長 西多 昌規教授の学術指導のもと実施。
  

株式会社TENTIALについて

　株式会社TENTIALは「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションにコンディショニングブランド「TENTIAL」を展開しています。アスリートの知見や最新の技術・研究を活用し、機能性を軸とした製品を展開。24時間365日、日常生活から疲労回復をはじめ、パフォーマンス向上のために心身を整える活動をサポートしています。