世界の漫画で日本の良質な作品を配信する計画。アジアの成長市場への進出も期待される新たな時代の到来です🌍
解説
LibalentとNTTドコモが結集した新たなビジョン。この共同事業では、日本の漫画文化を世界に広める取り組みをしています。特に、デジタル配信の面では世界中のプラットフォームをターゲットにし、アジア市場への進出も視野に入れています。新設されるレーベルを通じて、日本の作品を魅力的に翻訳し、多言語展開を行うことで、今まで以上に多くの読者に日本漫画を楽しんでもらう予定です📖また、人気作家とのコラボレーションで新しい作品もどんどん生まれる計画です。これからの発信に要注目です!🌟
この記事のポイント!
1. 日本漫画の海外デジタル配信事業の開始。
2. 新出版レーベルの設立によるIP創出事業。
3. 人気作家との協力による新作漫画の制作。
4. アジアと英語圏をターゲットにした作品配信。
5. LibalentとNTTドコモのパートナーシップ強化。
株式会社Libalent(読み方:リバレント、本社:東京都新宿区、代表取締役:相澤崇裕)と、株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブ(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤啓介)は、2025年3月、新出版レーベルの立ち上げと日本の漫画作品の海外デジタル配信および新規IPの創出に関する共同事業をスタートすることに合意しました。新レーベルの元、1) 日本漫画(横読み・縦読み)の海外配信事業を推進するとともに、2)漫画IP創出事業を行います。
1)日本漫画の海外配信事業
「Webtoon」と呼ばれる縦スクロール漫画を中心に世界の漫画プラットフォームがデジタル化するなかで、世界における日本の漫画、「MANGA」作品への人気とリスペクトは相変わらず一定の強さがあります。一方で、日本以外の多くの国々が急速に良質な漫画制作ノウハウを蓄積し、デジタルプラットフォームを中心に世界に大量の作品を発信しています。そうした中、国内に豊富に存在する日本の漫画作品のうち多言語に翻訳され世界配信されているのはほんの数%というのが現状です。両社は、依然として日本漫画への大きな需要が世界に存在すると考え、Libalentが漫画事業(TOON STUDIO事業)で構築した海外プラットフォームとのネットワークを基盤に新レーベルの元で世界に日本の”MANGA”コンテンツを配信していきます。タイやインドなどの日本コンテンツに関心の高いアジアの成長マーケットや英語圏のデジタルプラットフォームに対し、日本の良質な作品を一気に配信提案することで世界の有力プラットフォームとの関係をさらに強化しデジタル漫画の配信基盤を構築します。
2)漫画IP創出事業
さらに、本共同事業では、IP創出事業として、オリジナル新作漫画を制作します。人気作家とのコラボレーションやグローバルで多くの読者層に支持されている漫画プラットフォームとの共同制作による新作を計画しており、2025年より2つの企画をスタートさせる予定です。既存漫画の配信事業において構築した漫画プラットフォームとのネットワーク基盤を活用し国内外で配信していく予定です。
両社の役割は、NTTドコモ・スタジオ&ライブは、同社が保有する豊富なリソースを事業展開において効果的に活用できるよう提供していきます。Libalentは、1)海外配信事業においては、作品の調達・ローカライズ・海外プラットフォームへの配信を担当。2)においては、2作品の制作・販売(配信)を行います。
LibalentとNTTドコモ・スタジオ&ライブは強力なパートナーシップのもと、日本のコンテンツ力を活用した新しい事業モデルを模索していきます。量・質・スピードを武器に世界と繋がりを持ち世界の様々なマーケットに、「漫画」文化を構築していきたいと考えています。
本事業に関し、各プロジェクトの詳細が確定次第随時情報発信していく予定です。
【株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブについて】
NTTドコモ・スタジオ&ライブは、映像事業、音楽IP事業を展開するエンターテインメント企業として2023年5月に設立。「FANY Studio」ブランドでグローバルに通用するコンテンツの企画開発・プロデュースを推進。さらに、保有するIPを用いた2次利用や海外に向けたフォーマット展開によるIPビジネスを行っています。
【株式会社Libalentについて】
Libalentはデジタルフィールドを起点に様々な「クリエイティブな才能」が活躍できる場を作り続けるデジタルマーケティングカンパニーです。デジタルマーケティング、デジタルコンテンツ制作、タレントマネジメント等の事業を展開。さらに、2023年4月、TOON STUDIO事業として縦スクロール漫画事業を立ち上げ、日本原作のオリジナルコミックの制作・配信をグローバルな舞台で推進しています。