ホームズファン必見!『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』が受賞したことで、新たにその価値や魅力がクローズアップされました🕵️♂️💖
『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』は、アンドルー・ライセットが執筆したもので、日本では2024年に出版されます📚✨。この本は、ホームズの物語やキャラクター、背景、周囲の文化まで広く網羅しており、豊富なイラストやヴィジュアルで読者を楽しませてくれます!受賞を機に多くの人々にその魅力が伝わることを期待しています。当図鑑は、130年以上にわたって読まれてきたホームズの影響力や、コナン・ドイルの作品の深さを新たに探るための素晴らしいリソースです🎉📖。
1.日本シャーロック・ホームズ大賞受賞
2.アンドルー・ライセットによる最新のシャーロック・ホームズ研究
3.130年以上愛されている作品の深い探求
4.豊富なヴィジュアルと現代的な解釈
5.ホームズの物語の根本に迫る内容
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役社長 小野寺優)から2024年10月に刊行した『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』(税込4,950円)に対して、著者のアンドルー・ライセットが、第47回 日本シャーロック・ホームズ大賞(主宰:日本シャーロック・ホームズ・クラブ)を受賞いたしました。
アンドルー・ライセット氏から「第47回 日本シャーロック・ホームズ大賞」受賞の言葉
私の著書『シャーロック・ホームズの世界 大図鑑』が、日本シャーロック・ホームズ大賞を授与されたと知り、驚くとともに大変光栄に存じます。
日本シャーロック・ホームズ・クラブは、あと2年で創立から半世紀目を迎えると聞きました。そうした由緒あるクラブの方々全員に、心より感謝いたします。
ホームズの物語は、130年以上ものあいだ、日本の読者や研究者に読み解かれ、翻訳され、愛されてきました。コナン・ドイルの偉大な創造物が、今なお日本でこれほどまでに尊敬され、高く評価されていることを知り、大変嬉しく思います。
あらためて、お礼申し上げます。
I was thrilled and greatly honoured to learn that I have been awarded a prize by the Japan Sherlock Holmes Club for my book The Worlds of Sherlock Holmes. I am most grateful to members of your prestigious club which I know celebrates its half century in a couple of years. The Sherlock Holmes stories themselves have been pored over, translated and cherished by Japanese readers and scholars for more than 130 years. It is heartening to know that Conan Doyle’s great creation continues to be so respected and so well served in your country. Thanks very much.
2025年3月、ロンドンにて
アンドルー・ライセット
アンドルー・ライセットは、世界で最も評価の高い「ドイル伝」著者として知られています。
第47回 日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞した『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』は、そのアンドルー・ライセットによって完成された、最新のシャーロック・ホームズ研究図鑑です。1890年にシリーズ第一作『四つの署名』が発表された当時、ホームズとドイルが住んでいたロンドン中心部〈ベイカー・ストリート〉の精緻な解説にはじまり、そこで暮らしていた人々の生活様式、イギリス国内外の政治や経済状況などの時代背景を、豊富なヴィジュアルとともに図解しています。また、当時急速に進展していた科学技術や、フロイトやアインシュタインなど同時代の研究者たちの発見が、ホームズの物語世界へどのように影響したのか。作者で医師でもあるドイルが実際に残した文献資料なども紐解き、これまでにないユニークかつ多角的な視点でホームズとドイルのパーソナリティに迫り、計り知れない深みのある批評に仕上がっています。
130年以上も前に誕生し、今も多くの読者を魅了するシャーロック・ホームズ。本書では、世界中の舞台、映画、TVドラマで多数創作されてきたホームズの物語を特集。作品ごとのスタッフや俳優の紹介、彼らとドイルとの交流エピソードなども楽しく、多数掲載されている年代物のリーフレットやイラスト作品は、シャーロッキアンの美術鑑賞としても充実の内容です。
その他にも、「探偵という職業」、ホームズが造詣が深かった芸術やスポーツ、また世界中の多くのファンや作家によって脈々と受け継がれる「ファン・フィクション」についても、新しい視点で深掘りした特集が組まれています。
日本シャーロック・ホームズ界で最も栄誉ある賞を受賞したアンドルー・ライセットによる、シャーロック・ホームズ研究本の金字塔『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』を、シャーロッキアン最新の必読書としてぜひご注目ください!
■著者紹介
アンドルー・ライセット Andrew Lycett
1948年イギリスのリンカンシャー生まれ。伝記作家、放送作家、ジャーナリスト。王立文学協会会員。8歳まで東アフリカのタンガニーカで過ごし、その後イギリスに戻る。オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジで近代史を学んだあと、インド、アフリカ、中東に長期滞在し、『タイムズ』紙や『サンデー・タイムズ』紙の特派員として活躍。定期的にリビアを訪れた結果、最初の著書(共著)『カダフィとリビア革命』を1987年に刊行、1990年代半ばから伝記を中心としたノンフィクションの執筆に専念している。1995年に出版した『イアン・フレミング』はジェームズ・ボンドの生みの親の生涯を描いた決定版となり、1999年の『ラドヤード・キップリング』も熱狂的な反響を呼んだ。2003年には『ディラン・トーマス――新しい人生』、2007年には『コナン・ドイル――シャーロック・ホームズを創った男』を刊行し、このドイル伝はこれまでの最高のものと評された。2013年に『ウィルキー・コリンズ――センセーショナルな人生』を出したあと、2020年に再度ドイルの旅行家としての人生を分析した『コナン・ドイルの広大な世界――シャーロック・ホームズの先へ』を上梓した。本書はドイルに関する彼の3冊目の本であり、初の邦訳書でもある。ライセットはまた、多くの新聞・雑誌に書評を寄稿し、大学での講演やラジオ放送への出演もしている。
■訳者紹介
日暮 雅通 ひぐらし・まさみち
1954年生まれ。青山学院大学卒。英米文芸翻訳家、ノンフィクション作家。著作権エージェント、出版社勤務を経て翻訳家に。ミステリーやSFなどエンターテインメント小説からサイエンス系ノンフィクション、児童書まで、幅広い分野で翻訳書を出すほか、ミステリー関係の著書もある。訳書は『シャーロック・ホームズ大百科事典』(河出書房新社)、『新訳シャーロック・ホームズ全集』(光文社)、『コナン・ドイル書簡集』(東洋書林)、『シャーロック・ホームズのすべて』(集英社インターナショナル)ほか多数。著書『シャーロック・ホームズ・バイブル』(早川書房)は、2023年の日本推理作家協会賞(評論・研究部門)を受賞した。
■受賞作詳細
『シャーロック・ホームズの世界大図鑑』
著者:アンドルー・ライセット
訳者:日暮雅通
発売日:2024年10月16日
税込価格:4,950円(本体4,500円)
ISBN:978-4-309-20905-0
仕様:A4変形/上製/208ページ
出版社:河出書房新社