2024年のライブエンタメ市場では、スタジアム公演が増えて動員数が6000万人に迫っているんだよ!📈
解説
2024年、ライブマーケットが盛り上がってきたよ!ACPCの調査によると、動員数が6000万人に迫り、売上は過去最高の6121億円に到達🏆。スタジアムやアリーナの公演が増えている一方で、ホール会場は減少しているのがちょっと心配😅。新設されたアリーナ会場が関東のシーンを賑わせているけれど、全国的にはまだコロナからの完全回復には至っていない感じ。ただ、海外アーティストの公演数もあって、市場は確実に動いているよ!🎶
この記事のポイント!
1. 2024年の動員数は6000万人に迫る
2. 売上は過去最高の6121億円に達する
3. スタジアム・アリーナ中心の公演増加傾向
4. ホール会場は減少しており、影響が懸念される
5. 海外アーティストの公演は全体の21.8%を占める
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)では、全国の正会員社を対象とするライブ・エンタテインメント市場の統計調査「ACPC基礎調査」を実施しています。この調査は1989年に始まり、コンサートプロモーターの事業活動およびライブ市場の動向をデータ化した国内唯一の資料として、調査を重ねて参りました。
このたび、2024年1月~12月分の市場調査データを発表いたします。
※ACPC正会員社が調査対象のため、日本全体のライブ市場データとは異なります
<ACPC基礎調査サマリー> 調査対象期間 2024年1月1日~12月31日
項目 |
数値 |
前年からの増減 |
前年比 |
2019年同期比 |
---|---|---|---|---|
会員社数 |
78 |
2増 |
― |
13増4減 |
総公演数 |
34,251 |
-294 |
99.1% |
107.4% |
総動員数 |
59,389,784 |
+3,063,624 |
105.4% |
119.9% |
総売上額 |
6121億6642万円 |
+981億5870万円 |
119.1% |
167.0% |
<2024年の市場概況>
①2024年の公演数は前年と同水準で推移したが、動員数はスタジアム・アリーナ公演の増加に伴って6000万人に迫り、過去最多となった
②2024年の市場規模(総売上額)は、前年の5140.0億円から6121.6億円に増加して過去最大を記録したが、関東・近畿における市場規模の増加傾向が進むなど、エリアによって差異が生じており、コロナ禍からの全国的な市場の回復には至っていない
③関東圏(東京・横浜・千葉)における新設アリーナ6会場の稼働もあり、アリーナ会場の動員数(2189.8万人)は前年比131.2%と拡大する一方、ホール会場の動員数(1621.9万人)は前年比89.1%に留まり、ホール会場減少の影響が生じている
④海外アーティストの大規模公演が継続して開催され、公演数(2,207)は全体の6.4%だが市場規模(1335.0億円)は全体の21.8%を占める
調査結果の詳細はURLよりご覧いただけます。 http://www.acpc.or.jp/marketing/
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