はじめ人間ギャートルズDVD BOOK登場！60周年を祝う特別版

本日4月1日(火)、ぴあ株式会社より、「はじめ人間ギャートルズ 傑作回COMPLETE DVD BOOK」が発売となりました。

※全国の書店、ネット書店にてご予約いただけます。

今年は“漫画連載60周年、アニメ放送開始50周年、原作者・園山俊二生誕90周年”という、『はじめ人間ギャートルズ』のメモリアルイヤー。原始時代のギャートルズ平原を舞台に、ユニークなキャラクターたちが送る奇想天外な日常を、ときにシュールに、ときにほのぼのと描く独特の世界観は、子どもから大人まで幅広い層から支持を集める大人気となりました。

DVDには、全134話の中から神回16話、約3時間40分を収録。特に、本シリーズのファンには馴染みの深いアニメ監督の巨匠・出﨑統が「さきまくら」名義で演出を手掛けた全7エピソードは完全収録しています。食べるための子どものマンモスを主人公のゴンがペットにしたことで騒動が起こる「マンモペットカウーンの巻」、流行り病にゴン一家が苦しめられる「ウラナナラーンの巻」など、原始時代ならではのユーモアのみならず、現代にも通じる現象や倫理観など、令和の今でも興味深く楽しめるストーリーとなっています。

怖がりだけど好奇心旺盛なゴンを演じたのが声優の丸山裕子。ブックレットのインタビューページでは、とうちゃん役の肝付兼太、かあちゃん役の花形恵子、ドテチン役のたてかべ和也（出演時は“立壁和也”）をはじめ、共演したレジェンド声優陣の印象やエピソードについてコメント。さらに、「出演者一同、園山俊二先生を囲んでよく飲みました」という貴重な話も。

そして、「はじめ人間ギャートルズ」と言えば、「なんにもない なんにもない」という歌詞がインパクト抜群のEDテーマ「やつらの足音のバラード」が有名。実は曲はそのままに2タイプの映像があることは意外と知られておらず、ブックレットでは両タイプを誌上プレビューしています。

そのほか、「設定画集」や「サブタイトル未採用絵コンテ」など、貴重な資料を多数掲載。ぜひDVDと併せてお楽しみください。

「はじめ人間ギャートルズ 傑作回COMPLETE DVD BOOK」紹介

＜DVD紹介＞

原人のゴン一家、ゴリラのドテチン、のほか、鬼族の天邪鬼、ガイコツの死神など、ユニークなキャラクターがたくさん登場。にぎやかでユーモアあふれるエピソードの数々や、いつの時代も変わらない家族愛にほっこりします。

そしてなんといっても注目は最終回の第134話。突如現れた“ブンメー”は、ギャートルズ平原で暮らす人や動物たちに“シューカク”を伝えます。“シューカク”は人を搾取する側とされる側に分断。競わない世界とは？ 生きることの幸せとは？ 「傑作」との呼び声高い珠玉の最終回は必見！

＜ブックレット紹介＞

「メイン＆ゲストキャラクター設定画」では、「当時作画陣に伝えられた注意事項」を紹介。「ギャートルズワールド」では、『ガンバの冒険』『あしたのジョー2』などで知られる小林七郎率いる小林プロが手がけた背景美術を紹介。ジブリ作品などで有名な美術監督・男鹿和雄も本作の美術設定に参加。自由かつ雄大に描かれた原始時代のイラストの数々をぜひご覧ください。