■心理的安全性を高める仕掛け「こっそりバディ」
「こっそりバディ」とは、NPO法人コモンビートの主催する「100人100日ミュージカルプログラム」にて行われている、心理的安全性を高めるための施策です。学生・会社員・主婦など、多様な年齢や職業の100人の市民が一つのチームになり、たった100日で舞台をつくりあげるためには、自分をのびのびと表現できる環境や感情をさらけ出せる安全な場づくりが重要です。そのため、コモンビートでは、参加者全員が見守り・見守られる関係性で繋がる、「こっそりバディ」という仕掛けを導入しています。
「誰かが自分を見守ってくれていて、自分も誰かを見守っている」という状況は、全員が役割を持ち、誰一人取り残されることなく、プログラムを最後までやり遂げるための心理的安全性の土台になります。また、プログラムの最後には、こっそりと見守っていた相手へ手紙を書いて直接渡すことで、それまで伝えられなかった想いを伝えることができます。
■NPO法人として初の受賞
「誰かが必ず自分を見守ってくれている」という安心感に加え、「誰かをこっそりと見守り応援する」というエンターテイメント性を有するユニークさが評価され、「心理的安全性アワード2023」でシルバーリング賞を受賞しました。心理的安全性アワードにて、特定非営利活動法人(NPO)の受賞は、初めてとなります。
〈審査員コメント〉
「実にユニークでしたね！100日間のプロジェクトのための、実はとても良い「プロジェクトマネジメント」手法なのかなと思いました。通常はトップが管理していくものですが、それを全員で行い、見守る量や（こっそりとした）ネットワークが出来上がる仕組みなのだろうなと思いました。こういった人間関係のネットワークの繋がり量が増えれば増えるほど、効果を発揮しそうです。特に全員ぶんのネットワークが実は存在している、という体験や仕組みが良いのでしょうね。これを会社や他のプロジェクトで取り入れた場合、どのような取り入れ方が楽しくかつ効果的か、考えてみたいですね。」(Unipos株式会社 代表取締役社長 田中弦氏)
心理的安全性AWARD2023 公式HP 受賞チーム一覧
https://psychological-safety.jp/2023/Awards2023
■100人100日ミュージカルプログラムについて
この「こっそりバディ」の他にも、さまざまなアクティビティやワークショップがちりばめられ、「ダイバーシティ＆インクルージョン(D&I)」を体感で学べる「100人100日ミュージカルプログラム」は、現在、関西と関東で参加キャストを募集しています。また、8月19日(土)・20日(日)には、北とぴあ さくらホール(東京都北区)にて、第57期東京100人100日ミュージカルプログラムの本番公演も予定しています。
「100人100日ミュージカル」58期関西・59期東京プログラムキャスト募集情報
https://cast100.commonbeat.org/
ミュージカル「A COMMON BEAT」57期東京プログラム公演情報
■NPO法人コモンビートについて
表現活動によるダイバーシティ＆インクルージョンの推進を通して、多様な価値観を認め合える社会を実現し、地球とひとりひとりのより良い状態(ウェルビーイング)を目指して活動。一般市民100人が100日間で作品をつくる「100人100日ミュージカルプログラム」を基軸に、場づくりを学べるオンラインゼミや学校訪問なども展開。
〈団体概要〉
設立：2004年3月11日
代表：安達亮
所在：東京都
【取材や本リリースへのお問い合わせ】
NPO法人コモンビート
問い合わせフォーム：https://commonbeat.org/contact/
メールアドレス：info@commonbeat.org
電話番号：03-4500-1785
担当者：花宮