大正製薬の調査によると、愛犬の健康を心配する飼い主が多く、特に腸活の需要が高まっています🐶腸内環境の重要性が明らかになりました!
解説
最近の調査によると、愛犬の健康管理において「腸活」が非常に重要視されているんです🐾毎日の食事や運動、ストレス管理が健康を左右する要因ですね。具体的には、ヨーグルトや納豆などの発酵食品をプラスすることが腸内環境を整えるために役立ちます。愛犬が健康で長生きしてもらうためには、これらを意識して取り入れて、獣医師のアドバイスを受けながら過ごさせてあげることが大切です✨実際、飼い主の約60%が腸活を必要だと感じているにも関わらず、実際に実践しているのは3割程度とまだまだ浸透途上です。人間と同様、愛犬にも日々のケアが必要というわけですね!
この記事のポイント!
1.愛犬の健康に腸活が重要
2.飼い主の約半数が健康を気にしている
3.実践が進んでいない現状
4.散歩などの日常的なケアが必須
5.獣医師のアドバイスが信頼されている
ペットは大切な家族の一員。わんちゃん用のフードやグッズは年々多様化していますが、健康を維持し、元気で長生きしてもらうために、飼い主さんがどのような点に気を付けているのかを探ってみました。
本調査は、子犬(0~2歳)、成犬(3~7歳)、中高齢犬(8~10歳)、高齢犬(11歳以上)各100頭の飼い主さんを対象に行いました。
その結果、飼い主さんの約半数(49.0%)が愛犬の健康を気遣っており、子犬は「下痢」、成犬は「運動不足」、中高齢犬・高齢犬は「高齢からくる衰え」を心配していました。
調査結果の概要
◆腸活で実践しているのは、「ヨーグルト・チーズ・納豆など発酵食品」(44.7%)、「善玉菌を増やす食物」(35.1%)が上位に。「腸内環境を整えるサプリメント」も22.8%と人気。
◆飼い主さんの約半数(49.0%)が愛犬の健康を心配。おなか周りが多く(32.4%)、子犬は「下痢」(22.0%)、成犬は「運動不足」(25.0%)、中高齢犬・高齢犬は「高齢からくる衰え」(26.0%・46.0%)がトップ。
◆健康維持のためにしていることは「散歩」(48.5%)がトップ。続いて「定期健診」(48.3%)、「便や尿など日頃からの健康チェック」(38.3%)が上位に。
◆健康情報で頼りになるのは「獣医師」(65.0%)が圧倒的。「インターネット」(40.3%)、「ペットショップ」(23.8%)、「飼い主さん仲間」(23.3%)も大切な情報源。
◆過半数(60.0%)の飼い主さんが「わんちゃんにも腸活は必要」と回答。実際に実践しているのは約3割(28.5%)にとどまるものの、徐々に浸透!?
一方で、実際に腸活をしているかどうかの問いには、「腸活している」「たまにしている」「したことはあるが、今はしていない」を合わせて28.5%と約3割足らず。「必要」と考える人の約半数どまりで、理想と実践との間にはギャップがあるようです。
◆腸活で実践しているのは、「ヨーグルト・チーズ・納豆など発酵食品」(44.7%)、「善玉菌を増やす食物」(35.1%)が上位に。「腸内環境を整えるサプリメント」も22.8%と人気。
◆飼い主さんの約半数(49.0%)が愛犬の健康を心配。おなか周りが多く(32.4%)、子犬は「下痢」(22.0%)、成犬は「運動不足」(25.0%)、中高齢犬・高齢犬は「高齢からくる衰え」(26.0%・46.0%)がトップ。
年代別では子犬は「下痢」(22.0%)、成犬は「運動不足」(25.0%)、中高齢犬・高齢犬は「高齢からくる衰え」(26.0%・46.0%)がそれぞれ最も多くなっています。
◆健康維持のためにしていることは「散歩」(48.5%)がトップ。続いて「定期健診」(48.3%)、「便や尿など日頃からの健康チェック」(38.3%)が上位に。
◆健康情報で頼りになるのは「獣医師」(65.0%)が圧倒的。「インターネット」(40.3%)、「ペットショップ」(23.8%)、「飼い主さん仲間」(23.3%)も大切な情報源。
腸活を取り入れて、愛犬を健康・長生きに
犬の平均寿命は15歳前後まで延びていますが、人間同様、愛犬も“健康寿命”が大切。健康的な生活を維持するためにいま、注目されているのが“腸活”です。腸内環境を整えることで、心身ともに健康を保つ腸活は、人間だけでなく愛犬にとっても有効なのです。
犬の腸の健康は、まず便の状態で確認しましょう。
健康な便の状態は以下の通りです。
・1回で2本程度の便がスムーズに排泄される
・地面にうっすらと跡がつく程度にしっとりとしている
・表面が滑らかで、軟らかいソーセージ状、またはとぐろを巻いた状態
<腸活の基本は食事>
腸活の基本は、人間と同様に食事です。犬は雑食とはいえ基本は肉食のため、動物性タンパク質を多めに、炭水化物は少なめがよいでしょう。野菜は消化しにくいのですが、食物繊維が摂取できるため、腸活を意識するなら食事に取り入れてみてください。
食事の中心になるドッグフードは、なるべく原材料が食材のみ(添加物が少ない物)を選ぶのがおすすめです。食品として安全面に配慮して製造されている物や、ドライフードの場合は高温調理されていない物を選ぶとより安心でしょう。
最近では犬用のサプリメントも増えています。特に子犬や高齢犬は、体調管理にサプリメントを有効活用できるでしょう。ただし、むやみに与えるのではなく、何のために使うのか目的を意識しましょう。
<犬が控えるべき食べ物とは?>
腸内環境を悪化させる添加物や体内の炎症を加速させる酸化脂質、下痢や便秘の原因となるカゼインや乳糖、消化されにくいレクチン(タンパク質の一種)、肥満やアレルギーを引き起こすグルテンといった、犬の腸内環境に悪影響を及ぼす物を含む食べ物には注意が必要です。
また、ねぎやチョコレート、お酒、タコ、イカ、いちじく、ぶどう、アボカドなどは与えないように気を付けてください。味が濃い物、脂質が高い物も体の負担になります。
<健康を支える生活習慣>
食事、運動、睡眠が適切で、生活リズムが整っていること、ストレスが少ないことは人間の腸活でも、犬の腸活でも等しく重要なことです。
◆ストレスの少ない生活
ストレスが多いと下痢や腹痛、血尿、嘔吐などの体調不良や、自分の体をなめ続けたり噛んだりするなど行動にトラブルが起こりやすくなります。環境の変化を最小限にし、適度なコミュニケーションをとって、心穏やかに過ごせる環境にしてあげましょう。
◆適度な運動
散歩は1日2回、超小型犬は20~30分/回、小型~中型犬は30分~1時間/回、大型犬は1時間以上/回が目安です。ただし、外が苦手、散歩が苦手という犬もいますので、無理のない範囲にし、お部屋の中で遊ぶなどして運動量を確保しましょう。
◆十分な睡眠
犬の平均睡眠時間は12~15時間。成長期や高齢期はさらに長くなることもあります。快適に眠れる環境を用意してあげることが大切です。
◆健康な口腔環境
犬は歯石ができやすく、歯周病にもなりやすいので、毎日の歯磨きを習慣化するとよいでしょう。人間と同様に、歯間や歯周ポケットも入念にケアしてください。
プロフィール
【『わんちゃんの健康に関する意識調査』調査概要】
調査期間:2025年1月
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:24~69歳までの飼い主さん400名(男性265名、女性135名)
子犬(0~2歳)、成犬(3~7歳)、中高齢犬(8~10歳)、高齢犬(11歳以上)各100頭
有効回答:400名 調査会社:株式会社クロス・マーケティング