ニコン Zfの最新ファームウェアは、クラウド機能や鳥モードを追加し野鳥撮影が更に楽に!😄
解説
ニコンの「Zf」は、フルサイズミラーレスカメラの最新ファームウェアVer.2.00をリリースし、素晴らしい新機能を追加しています。特に注目は「Nikon Imaging Cloud」に対応し、パソコンなしでファームウェアを自動更新できる点。さらに、鳥モードの追加で野鳥撮影の精度がアップしました!🎤📱 自宅で撮影した画像をすぐにクラウドに保存したり、イメージングレシピを使ってプロのような表現も可能に!また、ハイレゾズーム機能で単焦点レンズを活かしつつ、動画制作の幅も広がりますよ✨実用的とも言えるマニュアルフォーカス時の便利機能も拡充され、撮影の楽しみが増すこと間違いなしです!
この記事のポイント!
1. Nikon Imaging Cloudに対応し、クラウドでの画像管理が楽々
2. 野鳥撮影を強化する専用の「鳥」モードを追加
3. 単焦点レンズでも利用可能なハイレゾズーム機能
4. マニュアルフォーカス撮影時の使い勝手向上
5. 自動ファームウェア更新機能で常に最新状態に
株式会社ニコンは、フルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Zf」(2023年10月発売)のファームウェアVer.2.00を公開します。
「Zf」発売以降、初の大型アップデートとなるファームウェアVer.2.00では、フラッグシップモデルの「ニコン Z9」(2021年12月発売)やフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z6III」(2024年7月発売)に搭載されている新機能が追加となり、「Zf」のさらなる進化を実現。「Nikon Imaging Cloud」に対応し、撮影画像の他社クラウドサービスへの自動転送やファームウェアの自動バージョンアップ、「イメージングレシピ」で幅広い映像表現をお楽しみいただけます。被写体検出では「鳥」専用モードを追加し、鳥に対する全般的な検出性能が向上したことで、野鳥撮影をより強力にサポートします。また、ハイレゾズームの追加や、マニュアルフォーカス撮影時の使い勝手を向上する機能も拡充。シャッター半押しでの拡大表示解除、撮影時の絞り値情報の記録が可能になるなど、オールドレンズを含むマニュアルフォーカスレンズでの撮影をさらに楽しんでいただけます。
ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。
「Zf」用ファームウェアVer.2.00の主な特長
1.新たな表現を可能にする「Nikon Imaging Cloud」に対応
「Nikon Imaging Cloud」は、パソコンやスマートフォンで利用できるニコンのクラウドサービスです。「イメージングレシピ」に対応し、ニコンのおすすめや、著名クリエイターが監修したレシピを使用可能。最大9個のレシピを「Zf」にダウンロードでき、憧れのクリエイターの表現を気軽に試すことができます。また、「Nikon Imaging Cloud」との連携により、パソコンやスマートフォンを用いずにファームウェアのバージョンアップが可能になるほか、事前に設定しておくことで「Zf」がWi-Fiに接続された際に撮影画像を外部のオンラインストレージサービスへ自動転送できるため、撮影した画像の保存や共有がより便利になります。
2.鳥の撮影をサポートする「鳥」モードを被写体検出設定に追加
被写体検出に、「鳥」専用のモードを追加します。「鳥」モードの搭載により、[オート]や[動物]設定よりも、鳥に対する全般的な検出・追尾AF性能が向上。岩山や森など複雑で高コントラストな背景を含め幅広いシーンにおける検出の確率が上がります。また、飛翔中や止まっている鳥をはじめ、小さなサイズの鳥や首の長い鳥、カラフルな鳥など、見た目が特徴的な鳥も検出しやすく、野鳥撮影を楽しむユーザーの期待に応えます。
3.単焦点レンズ使用時でもズームができるハイレゾズーム機能を追加
フルHD時に焦点距離の最大2倍相当の画角まで解像感を保ちながらのズームが可能なハイレゾズーム※に対応。単焦点レンズの優れた描写力を活かした撮影が可能です。表現の意図に合わせてズーム速度を11段階から選択でき、動画における映像表現の自由度を拡大します。レンズのFnリングまたはコントロールリングに[ハイレゾズーム]機能の割り当ても可能です。
※ AFエリアモードは[ワイドエリアAF(L)]に固定されます。フォーカスポイントは表示されません。動画撮影メニュー[電子手ブレ補正]は[OFF]に固定されます。
4.マニュアルフォーカス撮影時に便利な機能の拡充
マニュアルフォーカス時に便利な、シャッターボタンの半押しで拡大表示を解除できる機能を追加。ライブビュー時の画面表示は従来の最大200%から400%まで拡大可能になり、ポートレート撮影などのより緻密にピントを合わせたい撮影時に便利です。また、撮影モードがM(マニュアル)でもコマンドダイヤルに露出補正、ISO感度の割り当てが可能になったほか、非CPUレンズを使用して撮影するときの絞り値情報を入力し、Exif情報として記録できる機能を追加。絞り値の違いによる絞り開放付近の繊細な撮影結果の差を、撮影を振り返りながら楽しむことができます。