與真司郎さんが約2000人の前で同性愛をカミングアウトし、大きなインパクトを与えた。新しいノンフィクションエッセイでは、過去の恋愛や成長の過程が赤裸々に語られる😊✨
解説
與真司郎さんは、芸能界での長いキャリアを持つアーティストです。特にAAAのメンバーとしての活躍が有名ですが、近年は彼の私生活にも注目が集まっています。2023年に同性愛を公表したことは、多くのファンやメディアに衝撃を与えました。その影響力は海外にも及び、ニューヨーク・タイムズで影響を与えた人物として取り上げられました。このたび発表予定のノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』には、彼の恋愛経験や成長が赤裸々に描かれています。彼は、アメリカ・ロサンゼルスでの初恋や、カミングアウトによってどのように人生が変化したかを語る予定です。本書はただの恋愛談にとどまらず、彼が受けた影響や思考の変化も詳細に描写されており、読者にとって共感を呼ぶ内容になっています📚💖
この記事のポイント!
1. 同性愛のカミングアウトを行った
2. 新著エッセイで過去の恋愛を語る
3. AAAメンバーとしての活動と影響力
4. アメリカでの初恋体験
5. 成長と学びを強調する内容
AAA のメンバーとして 2017〜2019 年に 3 年連続 4 大ドームツアーを開催し、ソロとしてもアリーナツアーを行うなど精力的に活動してきた與真司郎(あたえしんじろう)さん。2023 年 7 月には自身が同性愛者であることを約 2000 人のファンの前で公表し、世の中に大きなインパクトを与えました。その影響は国内にとどまらず、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の「2023 年世界に影響を与えた人々」に選出されるなど話題に。
来る 4 月 16 日には、自身の半生を振り返り、カミングアウト後に感じていることを赤裸々に明かしたノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』を刊行予定。與さんはアメリカ・ロサンゼルスに移住後、人生で初めての恋愛を経験しました。本書では過去付き合った 2 人との恋愛について赤裸々に明かし、その経験を経て学んだことを綴っています。また本書では、下記の通りパートナーの誕生日に贈ったプレゼントにまつわる事件も明かしています。
▼誕生日に送ったプレゼントがテーブルの上に放置されていた理由
初めて付き合った彼の誕生日のこと。僕が日本で買ったブランドものの財布をプレゼントしたことがあ
った。恋人にプレゼントを買うなんて初めての経験だったから、きっと特別な思い出になる予感がして
いた。
でも、渡してから数日経っても、彼はその財布を箱に入れたままテーブルの上に放置している。もちろ
ん僕は「どうして使わないの?」と聞いた。そうしたら、平然とした顔で「使わないから、別の
商品に交換しようと思っているんだ」と言われてしまった。文字通り、開いた口が塞がらなかっ
た……(笑)。日本の一般常識としては絶対にありえない。恋愛初心者の僕にとっては、トラウ
マ級のひどい仕打ちである。デリカシーのない態度にイライラしてしまって、そのまま言い争い
に発展してしまった。
もともと彼は紙のように薄くコンパクトに折り畳める財布を愛用していた。それに慣れていたか
ら、僕がプレゼントした革の財布は不便に感じてしまう。どうせ使わないなら違うアイテムに交
換して、気に入っているものを身につけたほうがいい。そうすれば、僕のお金が無駄にならない。
これが彼の言い分だ。冷静に考えれば合理的な判断だと思うが、それを恋人の前で悪気なく正直
に言えてしまうメンタルがすごい。その経験をきっかけに、僕の性格や言動は良くも悪くも少し
ずつアメリカ人っぽく合理化されていく。
当時の僕は 20 代後半になっていたけど、14 歳から芸能界に入って仕事しかしてこなかったから、
初めての恋愛がアメリカ式で驚くことばかりだった。
▼過去の恋愛について明かすか、正直とても迷った
最新フォトエッセイ『人生そんなもん』では、ロサンゼルスに住んでいた頃の恋愛を包み隠さず
綴っていますが、本書に掲載するか迷ったとも言います。
與さんは、「自分の過去の恋愛事情をわざわざ明かす必要はないし、知りたくないという方もい
るだろうと思っていたので、当初載せるつもりはありませんでした。でも、僕の人生において恋
愛はとても重要な要素の一つで、過去にお付き合いした方から多くのことを学び、自分自身が大
きく成長するきっかけとなりました。愛される喜びと失う悲しさを知ったことで、懐がより深く
なった実感があります。心から信頼している人に愛されることは、この上ない喜びだということ
を初めて知りました。恋愛はつらい思いをすることも多いけれど、それ以上に生きている実感を
得られるものだとも思います。恋愛を通じて学んだことをここで明かさないと、ノンフィクショ
ンエッセイとして自信をもって世の中に送り出せないと思い、本書では過去の恋愛についても包
み隠さず語ろうと決意しました」と言います。本書ではロサンゼルス在住時に付き合った 2 人と
の出会い、思い出、その経験から学んだこと、人間として成長したこと、そして 2 人への感謝を
明かしています。
【プロフィール】
與真司郎(あたえしんじろう)
1988年生まれ。京都府出身。男女混合のパフォーマンスグループ、AAA(トリプル・エー)のメンバーとして、 2005年にデビュー。2017年から2019年と3年連続で4大ドームツアーを開催するなど精力的に活動し、ソロとしてもアリーナツアーを開催。グループは2021年、AAA初となる6大ドームツアー
を終えたタイミングで本格的な活動休止に入る。2023年7月、「與真司郎announcement」にて、自身が同性愛者であることを無料招待した約2000人のファンの前で公表し、ソロとしてのアーティスト活動を再開。現在は自身の人生を題材にしたドキュメンタリーをハリウッドにて制作中。著書に『すべての生き方は正解で不正解』(講談社)などがあり、2025年4月16日にはカミングアウトまでの半生とその後を赤裸々に綴った最新著書『人生そんなもん』を発売。現在は日本と海外を拠点に活動中。
【書籍概要】
■タイトル:『與真司郎フォトエッセイ 人生そんなもん』
■発行:講談社
■発売日:2025年4月16日(水)
■定価:1980円(税込)
■仕様:四六判/160ページ
■ISBN13:978-4-06-538728-3
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【提供可能な写真素材】
本素材は『與真司郎フォトエッセイ』の報道・告知を目的としたご使用に限らせていただきま
す。
※ご使用の際は、下記の通り、クレジットの記載をお願いいたします。
撮影/嶌原佑矢(UM) Ⓒ講談社