オイシックスの『ヘルスケアOisix』がWELLBEING AWARDS 2025でGOLD受賞🥇がん患者の食事サポートを通じて、心温まるサービスを展開していて、特に評価されている点がすごく感動的!
解説
オイシックス・ラ・大地株式会社が提供する『がん患者さんとつくったヘルスケアOisix』は、がんの治療を受けている人々やその家族に向けた食事支援サービスです🌱このサービスは、がん患者の食事に対する不安を軽減し、安心して美味しく食事を楽しんでいただけることを目的にしています。ミールキットは特にがん患者の状態に配慮した内容になっていて、栄養もバランスも考えられた構成です!これまでの医療系食事提供ではあまり重視されてこなかった『美味しさ』や『楽しさ』を追求することで、がん患者さんが心地よく食事を楽しめるような環境を整えることを目指しています。また、医療関係者や患者支援団体とも協力し、継続的なサポート体制を築いています。このように、単なる商品提供を越えて、長期的な健康と幸福を考慮したサポートを進めているんです🍽️
この記事のポイント!
1. がん患者特化の食事支援サービスの提供
2. 栄養と美味しさを考えたミールキット構成
3. 医療関係者との連携で信頼性向上
4. 食事の楽しさを重視したサポート体制
5. ウェルビーイングの社会的実現を目指して
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島宏平)が展開する「がん患者さんとつくったヘルスケアOisix」は、2025年3月10日(月)に株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)が主催する「WELLBEING AWARDS 2025」のモノ・サービス部門にて、GOLDを受賞しました。本部門では、1次選考通過17社のうち5社がGOLDを受賞しました。
URL:https://www.asahi.com/ads/wellbeing_awards/about/
■「WELLBEING AWARDS 2025」とは
「WELLBEING AWARDS (ウェルビーイングアワード)」は、あらゆる「商品・サービス」「活動」「組織」の中で、人々の多様な幸福価値観と健康に向き合い、認め合える社会づくりに特に貢献した事例に光を当て、世の中に広めていくことで、ウェルビーイングな社会を推進する取り組みです。
■受賞内容
当社は2024年5月から、がんの治療をされている方と家族の食事サポートを目的とした日本初のがん患者さん向けの食事支援サービス「がん患者さんとつくったヘルスケアOisix」の販売を開始しました。ヘルスケアOisixでは、国内外のガイドラインや基準を参考に独自の要件を設定した4つのミールキットシリーズ(「バランスKit」「塩分2.5g以下Kit」「1日分の野菜Kit」「高たんぱく質Kit」)を提供しています。がん患者さんやそのご家族が抱える食事の不安に応えるサービスの提供を通して、がんになったとしても食事本来の楽しさや美味しさは損なわない事、その上で自分にとって納得のできる食事が出来ているという自信をもって毎日の生活を送る「心に美味しい食事が出来る」、ウェルビーイングな世界を目指しています。
本アワードでは、単発的な商品提供にとどまらず、医療関係者や患者支援団体を巻き込んだ継続的・発展的な体制づくりや、食事支援のための包括的なサポート体制を構築している点のほか、食材のおいしさや食べることの楽しさによって、生活そのものをより豊かにしていくという企業の姿勢が特に評価されて受賞に至りました。今後も、ウェルビーイングな世界の実現のために「がんと長く付き合う時代の新しい食事の提案」をしていきたいと考えています。
■審査員からの講評
<審査員>
・前野隆司審査委員長:慶應義塾大学/武蔵野大学教授ウェルビーイング学会代表理事
・宮田裕章審査委員長:慶應義塾大学医学部教授ウェルビーイング学会副代表理事
・大高香世審査委員:(株)博報堂研究デザインセンター100年生活者研究所所長
・島田由香審査委員:
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役、アステリア株式会社CWO(Chief Well-being Officer)
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会代表理事
・鈴木寛審査委員:東京大学公共政策大学院教授ウェルビーイング学会副代表理事
・松田文登審査委員:株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO
・森永貴彦審査委員:株式会社LGBT総合研究所代表取締役社長立命館大学客員准教授
<全体総評>
がん患者さんやご家族が感じる食生活の不安に寄り添い、自社が持つ強みやリソースを最大限に生かして共同で問題解決に取り組まれている大変意義深い好事例だと、多くの審査委員が称賛を寄せています。特に単発的な商品提供にとどまらず、医療関係者や患者支援団体を巻き込んだ継続的・発展的な体制づくりや、食事支援のための包括的なサポート体制を構築している点についても、多くの評価が集まっていました。食材のおいしさや食べることの楽しさによって、生活そのものをより豊かにしていくという企業の姿勢に対しても、多数の審査委員が好意的な評価をしています。
<最も評価が高かった点>
「食べなければならない(must)」ではなく、食べたい・楽しみたいという「want」に着目し、時間をかけてがん患者さんの気持ちに温かく寄り添いながら支援を行っている点への高評価が多くありました。無理をしなくても食を楽しめる、という患者さんが本当に求める価値を重視したサービスとして、多くの審査委員が共感しました。また、がん患者さんだけでなくご家族や料理を提供する人の漠然とした不安も軽減できるよう設計されていることにより、患者さんとご家族・周囲の良好なコミュニケーションを促進するという、ウェルビーイングが広がる仕組みにも高い評価が集まりました。
<貴社ならではのユニークネス>
医療関連の食事支援においては、これまで「美味しさ」や「食事の楽しみ」という要素が必ずしも十分に考慮されてこなかった傾向があります。従来の常識を覆し、医学的根拠に基づきながらも、味や楽しさ、日常の豊かさを追求する製品作りに果敢に挑戦している貴社の取り組みに対し、革新的かつ独創的であるという意見が多く寄せられました。また、「ウェルビーイング」という概念が、単なる身体的な健康状態ではなく、病気を抱えながらも「充足した豊かな毎日を生きる」ことを指すという新しい価値観を提示し、世の中に広く価値あるインパクトをもたらしたことが高く評価されています。
<さらなるウェルビーイング活動としての期待>
がん患者さん向けの食事提供というテーマは、近年さまざまな企業が関心を持ちはじめている領域でもあります。そのため今後さらなる発展として、他のサービスとの差別化や、他社にはない貴社ならではの目新しいアプローチの深掘りを期待する声が多数ありました。また、病気や症状ごとの細かなニーズへの対応方法をさらに充実させたり、1,500名の会員様のウェルビーイングが具体的にどう改善されたかを明らかにしたりするなど、明快で具体的なアウトカムを示すことで、取り組みの説得力がより高まり、さらに広く評価と共感を得られるのではないかとの期待も寄せられています。
■決勝プレゼンと授賞式の様子
■オイシックス・ラ・大地が取り組む、がん治療を支える食支援とは
当社は2000年の創業以来、産地とお客様をつなぎながら食の社会課題をビジネスの手法で解決すべく様々な取り組みを行ってきました。お客様へ定期的なヒアリングを行うなかで、がん患者さんが抱える食生活の不安についてお客様から多くのお声をいただくようになったことを受け、2024年5月14日に、臨床研究や治療と食生活とのエビデンスの発信などに取り組むため「がん治療を支える食生活研究所」を創設。また同日に、がんの治療をされている方と家族の食事サポートを目的とした日本初のがん患者さん向けの食事支援サービス「がん患者さんとつくったヘルスケアOisix」の販売を開始しました。
「がん患者さんとつくったヘルスケアOisix」では、『安心・安全な食材宅配』『医学的な知見を参考』『がん患者さんの生活に寄り添う』をコンセプトにしたミールキット「ヘルスケアKit Oisix」を展開。国内外のガイドラインや基準を参考に独自の要件を設定した4つのシリーズ(「バランスKit」「塩分2.5g以下Kit」「1日分の野菜Kit」「高たんぱく質Kit」)を提供しています。また2024年6月からは、「体調や都合に合わせて保存の効く商品が欲しい」というお客様からのお声に応えて、「ヘルスケアKit Oisix(冷凍)」も販売しており、今後も今後もお客様のニーズを汲み、よりよい商品づくりに努めてまいります。
URL:https://www.oisix.com/sc/healthcare_otameshi
オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校、病院などの給食事業を展開する「シダックス」、買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。