新生活を迎える季節、新たな環境でのコミュニケーションや身だしなみの重要性が高まっていることが調査から浮かび上がってきたよ！✨

解説

新生活を迎える4月、コロナ禍からの復帰で多くの人がリモートから対面へ移行している今、株式会社マンダムが行った調査が大注目！調査結果は「コミュニケーション」「生活リズムの管理」「身だしなみ」と、特に新環境でのコミュニケーションが重要視されているよ！特に若者は「個性」を求めつつも「ルール」を重視するという意外な結果も。記事では、そんな意識が浮かんでくる調査の詳細や、身だしなみを整えるためのアイテムも紹介しているから、ぜひチェックしてみてね！💇‍♂️✨

この記事のポイント！

1. 新生活での身だしなみへの意識が高まっている
2. コミュニケーションが重要な要素とされている
3. 若者の個性を出したい意識とルール重視の矛盾
4. 世代による多様性への意識の違い
5. 身だしなみは自己表現の手段として位置付けられている

4月は進学や入社など、新しい環境・コミュニティなど、新生活を迎える方が多い時期です。コロナ禍がある程度収束したことで、多くがリモート環境から対面環境へと戻り、ビジネスにおいても「オフィス回帰」なども言われています。株式会社マンダムは18～49歳の男女に新生活や身だしなみに関する意識を調査し、そこから年代ごとに身だしなみに対する意識の違いが見えましたので、ご報告いたします。

【調査概要】

調査手法：インターネットリサーチ　調査時期：2025年3月実施

調査対象：18～49歳/男女/n=332(マンダム調べ）

【調査サマリー】

・新生活において最も意識をするようになることは、全体で｢1位：コミュニケーション54.5%」、「2位：生活リズムの管理38.0％」｢3位：身だしなみ33.7%」に。年代別でも似た傾向が見受けられた。

・若年層は新生活において「個性を出したい」と思う一方で、「ルール」「周囲との調和」に安心感を感じている傾向があり、一見すると矛盾している「個性とルール」の両方を重視する意識が高いことがわかった。

・「社会や組織のルールの中において、身だしなみのルールが“多様性”を考慮していない」について、世代間の差が浮き彫りとなり、特に10代の生活者が「考慮していない」と感じていることが明らかになった。

・全年代に共通する傾向として、身だしなみは「自分自身を表現する手段」であり、「他人と良好なコミュニケーションを取るための手段」となっている。

■新生活において行動や生活面で意識するようになったことの1位は、全年代共通で「コミュニケーション(第一印象やマナー)」」

■新生活において10代は内面、外面ともに個性を出すことに積極的。年代が上がるほど「個性を出したいと思わない」人の割合が増加。

10代は「個性を出したいと思わない」の回答が16.0%で最も少なく、「外面・内面両方」で個性を出したいという回答が30.0%に。また、他世代に比べて個性を出したいポイントとして「制作物や提出物などのアウトプット」の回答も多く、あらゆる面で個性を発揮したいと考えていることが伺えます。年代が上がるほど「個性を出したいと思わない」の回答数が増え、最も個性を出すことに消極的な年代は30代でした。

■10-20代の約半数以上が「周りと同じであることを重視」

　個性を出したい一方で「ルール」や「周囲との調和」を重視する傾向も

「ルールや基準」について安心感があるという回答に10代は54.0%、20代は64.9%と他年代以上に高くなっており、複数の人が集まる場でのルールに安心感を感じている傾向があります。

また、「自身の行動や発言、外見において『周りと同じであること』を重視しているか」という質問も同様の傾向が出ており、「個性を出したい」という気持ちがある一方で、「ルールや周囲と同じであることへの安心感」に対する意識も高く、一見矛盾している「ルール」と「個性」のバランスを取りたいと感じている意識が傾向として表れています。

■世代によって「多様性」に対する意識差が！「身だしなみ」の役割とは…？

　ではその“ルール”について、身だしなみにフォーカスして聞いてみたところ、身だしなみのルールが「多様性」を考慮していないと考える比率に年代差が見えてきました。ここまでの調査で、10代は「ルールや周囲と調和しながら個性を発揮したい」と考えていることが見えていましたが、実際の状況として「多様性の尊重」は感じられていないようです。

「多様性」に対する意識は一見すると若年層に偏った印象を抱きがちですが、10代に次いで40代が「ある/時々ある」と回答した合算値が高い結果となり6割を超えているのも、興味深いトピックです。