阿部暁子さんの『金環日蝕』、重版が決まっていよいよ出荷開始!犯罪と人間を鮮烈に描いていて、読者の心を掴んで離さない作品だよ✨
解説
『金環日蝕』は、阿部暁子さんの長編ミステリで、犯罪の真実と人間の複雑な関係性を描いた作品です📚✨。大学生の春風が友人と共にひったくり犯を追うところから物語が始まり、読者は緊迫感あふれるストーリーに引き込まれます。出版当初から好評で、本屋大賞にも選ばれたことでますます注目されています。今回の重版は、新帯付きで全国の書店から出荷されますので、ぜひ手に取ってみてください!
この記事のポイント!
1. 阿部暁子さんの最新ミステリ
2. 大学生と高校生の探偵コンビ
3. 社会の犯罪に対する鋭い視点
4. 本屋大賞にも選ばれた
5. 重版で新帯付きの魅力
〈犯罪と私たち〉を切実に描き上げた、いま読まれるべき鮮烈な傑作。新帯で重版決定、出荷開始!
全国の書店員が投票によって「いちばん売りたい本」を選ぶ2025年本屋大賞に、阿部暁子さんの『カフネ』(講談社)が選ばれました。
東京創元社では著者渾身の長編ミステリ『金環日蝕』の文庫版・単行本版ともに重版を決定。どちらにも新しい帯を巻いての出荷を開始しました。
『金環日蝕』は2022年に東京創元社より刊行。〈犯罪と私たち〉を切実に描き上げた本作は、多くの読者・書店員の支持を集めたほか、TBS『王様のブランチ』や新聞、雑誌など各種メディアで紹介され、大きな話題を呼びました。2025年3月に文庫化。その期待と注目度の高さから書店からの注文が殺到。発売前に重版が決定しました。
そして『カフネ』の2025年本屋大賞受賞発表に合わせて3刷目となる重版を決定。新帯での出荷を開始しています。
本屋大賞を受賞し、今最も注目を集める作家・阿部暁子さんの傑作ミステリ、『金環日蝕』にぜひご注目ください!
■『金環日蝕』あらすじ
知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風(はるか)は、その場に居合わせた高校生の錬とともに犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。犯人の落とし物に心当たりがあった春風は、ひとりで犯人捜しをしようとするが、錬に押し切られて二日間だけの探偵コンビを組むことに。大学で犯人を突き止め、ここですべては終わるはずだった──。〈犯罪と私たち〉を鮮烈に描く力作長編。
解説=瀧井朝世
■書誌情報
『金環日蝕』 単行本
判型:四六判仮フランス装
ページ数:410ページ
ISBN:978-4-488-02878-7
Cコード:C0093
定価:1,980円
写真:Oliver Strewe/Getty Images
装幀:岩郷重力+k.k
『金環日蝕』 文庫
レーベル:創元推理文庫(M)
ページ数:466ページ
ISBN:978-4-488-44421-1
Cコード:C0193
定価:990円
写真:Photographed by MR.ANUJAK JAIMOOK/Getty Images
装幀:岩郷重力+k.k
■著者プロフィール
阿部暁子(アベアキコ )
岩手県出身。『屋上ボーイズ』(応募時タイトルは「いつまでも」)で第17回ロマン大賞を受賞しデビュー。『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』二部作は《本の雑誌》が選ぶ2020年度文庫ベスト10第1位に選ばれた。ほかの著書に『鎌倉香房メモリーズ』(全5巻)や『カフネ』『カラフル』『室町繚乱』『どこよりも遠い場所にいる君へ』などがある。