メインイベントの56㎏契約8回戦、中川麦茶(一力)vs亀田京之介(ハラダ)の両者は、前回の会見でのセットが壊れるほどの大乱闘やSNSでの罵り合いの空気そのままに、計量後のフェイスオフでは、ボディガードに見守る中、一触即発の緊張感ある雰囲気で、互いに闘志をむき出しにした。対照的に、IBF挑戦者決定戦に出場する西田凌佑(六島)は、闘志を内に秘めつつ世界王座挑戦権獲得への強い意気込みを語った。
亀田興毅ファンダーは、明日の興行で、弟の亀田和毅(TMK)に関する重大発表があることに言及。未発表だったハーフタイムショーの出演アーティストについても、「夏のアーティストと言えば」と言葉を濁しがら大物アーティストの登場を匂わせた。
「3150FIGHT vol.6」はABEMAにて13:15から全試合が無料生中継される。
https://abema.tv/channels/boxing/slots/CxFTEfEtS4Wds5
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中川麦茶vs亀田京之介 一触即発!
大阪府内のホテルで8月11日(金・祝)に開催する「3150FIGHT vol.6」の前日計量と記者会見が行われた。
メインイベントに出場する“因縁対決”中川麦茶と亀田京之介は計量を1発でクリア。計量後に行われたフェイスオフでお互いが向き合うと、睨み合うこと数秒でお互いが相手に掴みかかろうとした。スタッフに制止され、大事には至らなかったものの、その後の記者会見でも挑発合戦を繰り広げた。
計量後に行われた記者会見で先に噛みついたのは亀田で「おい麦茶!明日はちゃんと打ち合え。逃げるなよ!」と挑発すると、中川は「明日は敵地・大阪での試合。あいつは俺のことが嫌いだと思うし、俺も大嫌いなのでバチバチのど付き合いになりますよ」と穏やかにやり返した。
しかし、記者からの質疑応答が終了し、写真撮影に入ろうとした時、中川が司会者の進行を止めると、「明日の試合は正々堂々とやりたい」と試合前のバンデージチェックの立ち合いと試合後の回収を要求した。
それに対して亀田は「お前が好きなものを持ってこい!それでやってやるから。そんなことしなくても勝てるから」とヒートアップした。中川は「俺は反則しませんよ。正々堂々とやろうなってこと」と熱くなった亀田を冷静にあしらった。
SNSでの挑発合戦から試合決定までに至ったこの試合は、フェイスオフ会見や前日計量でお互いにバチバチの火花を散らし、いよいよ明日、ボクシングで本当に強いのはどちらなのか、リング上で勝敗を決する。
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IBF挑戦者決定戦出場の西田は万全の仕上がり!
IBF挑戦者決定戦に出場するIBFバンタム級5位・西田凌佑と同級6位のクリスチャン・メディーナ(メキシコ)は両者ともに計量をクリア。ハイレベルなテクニックを持つ両者の戦いは、高度な技術戦になる展開が予想される。世界王座挑戦権切符を掴み取るのは果たしてどちらか。
会見では、西田が「仕上がりは万全です。厳しい展開になっても気持ちで上回って勝ちます。明日は勝ちに徹する試合をします」と西田らしく決意を語ると、メディーナは「日本に来てからも調整は順調でコンディションは最高。絶対に勝って挑戦権を手にする」」と強い意気込みを示した。
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但馬ミツロは“過去最軽量”で計量をクリアし、1ラウンドKO宣言!
ヘビー級8回戦に出場する日本ヘビー級王者の但馬ミツロは119.4キロで計量をクリア。プロデビュー後、7戦7勝(5KO)の無敗レコードを誇る但馬。過去の7戦は125キロ前後で計量をクリアしており、明日の試合では少しシャープになった体躯でどのよう動きをみせるのか。対戦する相手は但馬の身長を10センチ上回る190センチの長身と長い手足が武器のナコンチャイ・パンテーン(タイ)。また、但馬自身、直近2戦はKO勝利ではなく判定勝利になっていることにも言及した。
会見で但馬は「過去2戦はどこかのラウンドで倒せたら、という作戦だった。フィニッシュにつなげられなかったのは自分の実力不足。今はようやく腰の状態も良くなってきたし、新チームのおかげで良いトレーニングができている。あとの試合につなげるためにも1ラウンドKOで会場を盛り上げたい」と語り、堂々と1ラウンドKO勝利を宣言した。
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ハーフタイムショーには“夏”の大物シンガーが登場!重大発表も!
「3150FIGHT」の恒例イベントとなっているハーフタイムショーには“夏と言えば”の大物シンガーが登場する。選手達の試合で熱気ムンムンの会場をさらに熱く興奮させるパフォーマンスを披露する。
また、計量後の会見では、亀田ファウンダーから、弟の亀田和毅(TMK)に関して「明日、弟の亀田和毅に関して重大な発表があります」と明かした。和毅自身は現在メキシコに滞在中だが、イベントの中でビデオメッセージが届けられる予定。
見どころ満載の「3150FIGHT vol.6」の模様は、8月11日(金・祝)13:15~ABEMAにて全試合が無料生中継される。
https://abema.tv/channels/boxing/slots/CxFTEfEtS4Wds5
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【3150FIGHT vol.6】 概要
「3150FIGHT vol.6」
日時:2023年8月11日(金・祝) 会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場
開場:13時00分 開始予定:14時00分
アクセス:大阪市浪速区難波中3-4-36 ※地下鉄各線「なんば駅」5番出口から徒歩5分
配信:ABEMAボクシングチャンネルで全試合無料生中継
https://abema.tv/channels/boxing/slots/CxFTEfEtS4Wds5
主催:株式会社亀田プロモーション
◎対戦カード
○メインイベント 56㎏契約8回戦
東洋太平洋スーパーバンタム級6位・中川麦茶(一力)
vs
WBOアジアパシフィック フェザー級4位・亀田京之介(ハラダ)
〇セミファイナル IBF世界バンタム級挑戦者決定戦12回戦
同級5位・西田 凌祐(六島)
vs
同級6位・クリスチャン・メディーナ(メキシコ)
〇ヘビー級8回戦
日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(KWORLD3)
vs
ナコンチャイ・パンテーン(タイ)
○スーパーバンタム級8回戦
WBO・アジアパシフィック同級6位・福永宇宙(黒潮)
vs
日本同級10位・村井貴裕(名古屋大橋)
○65㎏契約6回戦
加藤亜礼史(折尾)
vs
福重 浩輝(KWORLD3)
○フェザー級6回戦
2022年フェザー級全日本新人王・岡本 恭佑(HKスポーツ)
vs
藤崎 美樹(KWORLD3)
○スーパーフライ級6回戦
政所 椋(KWORLD3)
vs
ウィーラナット・クイウォンターン(タイ)
○ウェルター級8回戦
日本ウェルター級7位・長濱 陸(石田)
vs
ジェアン・カルロス・トーレス(プエルトリコ)
◎当日券
会場入口にて12:30より発売されます。
尚、チケットが売り切れ次第、販売終了となりますので、予めご了承ください。
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「3150FIGHT」とは
プロボクシング元世界三階級制覇王者 亀田興毅が立ち上げたプロボクシングイベント「3150FIGHT」(サイコーファイト)。そのコンセプトは、「最高のボクシング 再興へ」。
所属ジムに関わらず、全ての選手が出場できる“プラットフォーム”を目指し、ABEMAとタッグを組んでスタートした「3150FIGHT」では、全試合、全選手にスポットライトを当てることを掲げ、全試合が世界タイトルマッチ並みの会場演出の中で行われ、全試合がABEMAにて生中継される。
ボクサーにとってはこれ以上ない最高の舞台作りを掲げる「3150FIGHT」は、ファンやステークホルダーの全ての夢を一つにし、新時代のボクシングビジネスモデルとなることを目指している。
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「3150FIGHT SURVIVAL」とは
「3150FIGHT SURVIVAL」(サイコーファイト サバイバル)は、ビッグイベント「3150FIGHT」への出場権をかけたサバイバルマッチ。全国の新進気鋭のボクサー達がこのイベントでしのぎを削り、自らをアピールできた者のみが「3150FIGHT」への出場権を手にできる。
「3150FIGHT SURVIVAL」が、選手にとってはチャンスを掴むための登竜門となり、ボクシングファンにとっては新たな才能との出会いの場となる。全国に眠る才能ある選手達を発掘し、ボクサー達は自らを世間にアピールする、未来のボクシング界の発展へと繋がる新機軸を目指している。
■公式サイト:https://www.3150fight.com
■公式Instagram:https://www.instagram.com/3150fight
■公式Twitter:https://twitter.com/3150Fight
■公式Youtube:https://www.youtube.com/@kameda3150channel